・Red Hotの独り言。
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もうついでだから
2020/08/09

パパ 
共にFlashを結成したトニー・ケイの盟友 
ピーター・バンクスのソロも貼っちゃうぞ〜


このソロ作を持ってたの忘れてて
数日前にたまたまレコード断層に挟まってたのをハケーンしたんだが
そういやこのレコって結構難解で面倒だから
あんまり聴いて無いうちに放置してたのよね

   Peter Banks - Two Sides Of Peter Banks('73 Sovereign)

フラッシュと同じSovereignからのリリーッス

んで
何がわかりにくいかっていうと・・・
これ
かなりのスーパーセッション物

ギターが
ヤン・アッカーマン(Focus)&スティーヴ・ハケット(Genesis)&自分
ベースが
ジョン・ウェットン(King Crimson)&レイ・ベネット(Flash)
ドラムスがフィル・コリンズ(Genesis)&マイク・ハフ(Flash)
という蒼々たるプログレ・オールスターズ状態(Flashを除く)

駄菓子菓子
せっかくの自分のソロ作だってのに他の達人が弾きまくってるとか
ここは誰のシマなんだ?状態になるでしょ(一応左右スピーカー指定アリ)
実は
自分的に特に興味ある人がいないかったのもあって
そのパートが誰とかもう知らんし勝手にやってよ状態
また
Flashでもプレイの印象が出身元のイエスより
キング・クリムゾン(Robert Flipp)に近いイメージがあったけど
このレコもかなりグルジェフ師の思想=ディシプリンの
影響の影響下にあるようで非常にストイックなリフが印象的
もうフリップの弟子っぽいよな
これがホントの・・・弟子プリン なんつて〜(
これが言いたかっただけだったりして)

いっその事
フリップ師をゲストに迎えればよかったのにと思ったのって・・・
ワタシだけ〜?

そんな事で
アルバムとしては多彩といいますか・・・一貫性に欠けるの面が目立つのです

そういや
タイトルの「2面性」てのもよくわからない点だけど
それが仮に曲調を意味するならば2面性どころじゃないワケよ

ジャケの「2面性」表現だとリーマンのコスの方は
BANKだから銀行員を装ってるんだろうが(そうなのかよ)

そんな中!
最も謎なのはBラスの『Get Out Of My Fridge』
これだけの手練れが集まってわざと下手に演奏してる?と言い魔性か
皆で楽器持ち替えてふざけてるんじゃレベルの
たどたどしいカントリー風インストなんだが・・・
これは一種の初期サイコビリーなのでは?(違います)
多分何か裏話があると思うんだけど・・・なんなんだろうこれ?
とにかく
ロック史に残る謎の隠れ名演トラックじゃナイッスか!
Get out of my fridge
https://www.youtube.com/watch?v=IsZaFAiXxHU

そんな才能と人脈に恵まれたPeter Banksですが
このソロの後何十年もの間プログレッシヴなレコーディング活動からは
かなり距離をおいてしまったようでし たっ


インディアン・サマーと言えば・・・
2020/08/08

インディアン・サマーでしょ

パナマ・リミテッドの

  Panama Limited Jug Band - Indian Summer('70 Harvest)

☆写真はRoulette Recordsってなってるけどブートだと思われ

このバンド
パパもう情報が少なすぐるのでパパッと行きたいっ

最初
「おろ? Indian Summerってもう1枚あったんだっけ?
てか未発表コンピのブート??
てかパナマなんちゃらとどっちがタイトルなの???」
とか思って押っ取り刀でおっとりと買ったワケだが
プログレ系ガイドブック(ネットなど無い)にも
取り上げられてなくてよくわからなかったのよね

魔女みたいなのとフーテンが歩いてるジャケ写/デザインも
古いんだがナウいんだか新しいんだか解らねぇセンスだし
(実は初期のヒプノシスだったりして)

ジャグ・バンドって言うけど
キャプテン・ビーフハート的な破壊的に歪んだ
実験的なサイケデリック・ブルーズや
謎のアシッド・フォークも併発とでも言いま唱歌
フォークウェイズ辺り’20〜’30年代の録音を聴いてるような
ノスタルジックさも醸し出しながらも
パブロック耳的には
メディシンヘッドをもっと野生に帰した感じもありながらも
ただし
演奏はあえてのヘタウマかストリート・ミュージシャン風なのか?
味はあるレベル(あくまで個人的見解です)


要は
ブリティッシュ・ブルーズ症候群てか黒人コンプレックスか
ただし
ハーベストだしギリでプログレッシヴに引っ掛かってるって事にしておこう

※1stはもっと純粋なJug Bandっぽいようだ

Panama Limited - Indian Summer
https://www.youtube.com/watch?v=_wo3a3TAEoM


そして2人が残ったバッドフィンガーは
2020/08/07

やがて
一人ずつ別の名前を冠したBadfingerでツアーするようになるという
最悪のパティーンになるワケですが・・・
そこにも隠れプログレッシヴ・キャラがいたっ
Indian Summerにから来たというギタリスト・・・Bob Jackson氏

同じ小春日和出身のドラムスの Paul Hooper氏と共に
Tom EvansのパワポThe Dodgers('78)を結成するようだが
そっちはよく知らん


   Indian Summer - Indian Summer('71 RCA, Neon こんだけ)
     
画像のレコはちょいボロながらUKオリジ盤
これは昔から5ケタ近くの壁レコだった
こんなお宝を音もヴィジュアルもCDサイズで聴くとか
ちっさ過ぎて寂しすぐるよね

時は戦国
プログ太平記
そのド真ん中の大名レーベルからリリーッスされた
レア・プログ歴史部の代名詞的作品から7年後に
音像的にわ正反対とも思えるパワーポッ部に移籍早苗ちゃんして
短髪ポップンロールしていたって・・・
変わり身早っ

とにかく
キーフのジャケも併せてこれぞネオンですキリッみたいなレコ

このバンドも他のプログレ・バンドへの異動配置換えの無い孤立系で
こんなに演奏力が高いのにそれはホントに謎な事だ

どうしても多彩な鍵盤類に耳が行きがちですが
冒頭のシタール・ギター?の音色が
「スタイリスティックスじゃね」みたいで
ギター的には非常に好印象
YESなんかもシタール・ギターがよく登場したような気がする

たま・・・じゃなくて また
ドラムスも要所要所手数多くキメてオカズもカッコイイ
この二人がトムにスカウト?されたのも頷けようもん

基本ジャズロックなんだが
ユーライヤ・ヒープやブラック・サバスを彷彿させるやうな部分も多く
レア・オルガン・ヘヴィーとしても愉しめる

ライナーもかつてBlack Sabbathと契約を交わしたA&R氏が
サバスとの比較をしながらこのニューバンドを紹介している

Indian Summer - Half Changed Again
https://www.youtube.com/watch?v=rGRs6ZwzBcY


受け継がれたパワーポップ魂
2020/08/06

重箱隅編

バッドフィンガー後期は実質トムとジョーイだけなんで
えろえろと補充メンバーというかエキストラ的な虎達が参加している

ぶっちゃけトニー・ケイの参加もヒマこいてたとか
Badgerとスペルが似てるとかそんな感じなんだと思うんだが
(あくまで個人的推測です)
まともなクレジットもなくコソーリ参加していたりするから
たまたま見つけたような人物で「おっ?!」ってな人がいたりして

んで
オフ・ブロードウェイUSAのドラムス氏Ken Harckなんかどうよ

ドラム担当って特に音楽性とあんまり関係無かったりするから
誰がどこに流れていっても大して意味は無いだってよ説もあるけど

   Off Broadway usa - On('79 Atlantic 1st)

Off Broadwayは米パワーポップの元祖的中心点の一つであるトコロの
Pezbandのオリジナル・メンバー達が演ってたバンド
まさに
「ビートルズがNWに波を通過したら?」という
Power Popの定義を高次元で体現している
これぞホンモノのパワポサウンド
アメリカのバッドフィンガー?と言えま昇華
(多分言い過ぎ)
その割には多分日本での知名度ゼロに近いバンドのこの1st
当時邦盤もリリーッスされてたってのが驚きけど
そんなバッドフィンガーの息子みたいな隔世遺伝子なメムバーが
(・・・と言っても世代的にはそんなに変わらないような気もするけど)
叩いてるってのもちょっと感慨深いすなー

Full Moon Turn My Head Around
https://www.youtube.com/watch?v=GEz66nyfPJk


もうしょうがないから
2020/08/05

Natural Gasの半分
元Aardvarkのかなり出来る人Peter Woodと
Humble Pie他のJerry Shirleyが居たバンド

    Magnet - Worldwide Attraction('79 A&M)

Vo.は中期MontroseのBob Jamesと
結構手練れ有名メムバーが結集しているのに
こんなに地味なバンドも珍しいのでわ?
タイトルがワールドワイドな割に米国でしか発売ないし
多分めっちゃ売れてない
かと言ってレアというよりゴミ盤という
オレが貼らなきゃ誰が語るみたいな

んで
ナチュラル・ギャスみたいなバッドフィンガー寄りのパワーポップか?
と言うと当然ながら全くそうでは無く
では面子から滋味な中堅ハードかな?と思えば
そんなハードって事もないし
所謂産業ロック指向というワケでもないという
何とも特筆しようもない中途半端なソウル/R&B寄りの
大人ちょいハード目無難ポップ(AORって感じでもない)であった

かなり聴き込んだんだが
毎回途中で集中力が薄れて終わっても全然憶えてないのよね
でも
ジャケデザインは結構頑張ってて面白いし
レコ屋に落ちてるのを見つけた時は
「やった!レア通好みもんゲットだぜ」と思ったんだけどなぁ

'79年だってのにまだこんなヤツらもいたんだなぁって感慨が味わえる野田よ

Underneath the Moonlight
https://www.youtube.com/watch?v=QJcQu6D5Xe8


と思ったけど
2020/08/04

Aardvarkなんてシーンから割と孤立気味のバンドは
今度いつ出てくるかわからないので貼っておこう

   Aardvark - Aardvark('70 Deram この1枚だけ)

10年ぶりに聴いたが・・・
ギターレスのオルガン・ハード・サイケ すげぇ
これがロックだよ
アートロック
ロックにリードギターって不要なんだな

リードベースが唸り襲いかかる中
歪んだ鍵盤が重層的に鳴り響き
時には混沌としたサイケデリック幻想へと誘う〜

ちなみに
この録音時にはもう件のPeter Woodは在籍していない
て ナンナンダヨ~

ただ
同じ年代/楽器編成のQuatermassと比べると
ガレージ・パンクみたいな雑な野蛮さも引きずっていて
よくギターの無いディープ・パープルみたいに例えられるけど
多分ドラムスのシンプルなノリのせいだと思われるが
あんなスィングしてシンコペートしたドライヴ感は無く
'70年の音にしてはちょっと古いのかな?とも思う
だから売れなかったのかな?
だがそこがイイ

暴力的な音に反してジャケはカワイイ
これ
デラムのオリジナル盤なんだが
オレが数十年前に買ったの時は¥5000前後だったと思う(モノラル/ちょいボロ)
しかし今コグって(Discogsチェック)みたら・・・
\60,000前後に育ってるじゃナイッスか!ウホホ~~~イ!!!

よっしゃー
段々プログレッシヴ・ロック板っぽくなってきたZ

Full Album
https://www.youtube.com/watch?v=5Hp-5gAuQWU


B級スーパーグループ!
2020/08/03


それスーパーではないのでは?
みたいなバンドがミッド'70sブランクジェネレーション業界再編成期に
沢山沸いて出たワケだが このバンドはその代表格だ?

    Natural Gas - Natural Gas('76 Private Stock/東芝EMI)

Joey Mollandがバッドフィンガーを辞めた後に参加し
1枚のみで天然ガスのように宙に消えてしまったバンドだが
ドラムスはHumble Pie→Magnet→Fastway他のジェリー・シャーリーに
Colosseum→Uriah Heep→Tempest→Rainbow→Mountain他の・・・
手練れベーシストMark Clarke!
そう!
マークったらプログレッシヴ・ロックとプログレ(ここでは分ける)の
ど真んの人じゃナイッスか!
YES!
俺テンペストがUKロックの中で1番好きなバンドの一つなんだよなー
ただし
ライナー解説(渋谷陽一)を読んでもチラ〜っとヤフーでググっても
そこでテンペストの名前なんて出す人はいないのよねバカジャネェノ~!!!!!

あと
鍵盤のPeter Woodはスタジオミュージシャン系ながら
元レア・オルガン・ハード・サイケのAardvark→Magnet→Quiver他
この人経歴ヤバイでしょ

とにかく
バッドフィンガー繋がりでれっきとしたプログレ人が
トニー系に続いて3人目なワケだが・・・
結論:バッドフィンガーはプログ
わかった?!(違います)


ここでTempestやAardvarkやMagnet→Fastawayと各論進行すると
収拾が付かなくなるので後でじっくり貼る事にして・・・
飛ばして行こう(そればっかだな)

だいたい
この天然ギャスは全くプログレ臭もないしハードロック性も薄いのよね
半分以上ジョーイの持ってきた曲でむっちゃこみ上げるバッドフィンガー系
他もポップで優しいAORとも言える大人サウンド
Badfingerの何かにそっくりなフレーズを聞かせる曲もいくつかあるし
各ミュージシャンの演奏面を考えなければ
もうBadfingerのディスコグラフィに混ぜても違和感無いレベル
実はピーター・ウッドの鍵盤がイイ味出しまくっているのであった

しかし
メンバーはぜいいんイギリス人だけどレーベルはプライベート・ストック
プロデューサーはフェリックス・パッパラルディと
その後の活動もそうだけど
ジョーイは完全にアメリカに拠点を移してたんだなぁ

※Natural Gasは3回目


After Badfinger
2020/08/02

ではThe DodgersとかThe Scooters(東京ディスコナイトは演ってません)も
買わねばならぬのか?
いやいやそんなに集めてられんねぇから
だいたい小生昔気質のパンカーなんで
NW/Punkを経由してないパワーポップはちょっと認めがたい野田
(聴いてないけど・・・)

んで

     Joey Molland - After The Pearl('83 Earthtone)

名ギタリストのソロ
バッドフィンガーより全然ソロを弾いてないのが
ポストパンクの影響なのかどうか知らんけど
このアルバムの凄いトコロは・・・
カット盤のカットアウトのデカすぐる面積!
もう切り口90mmもあるぞ
危なくレコード盤まで切っちゃうトコロだったではナイッスか

このレコをリリーッスした後にレーベルが潰れたらしいので
カット盤にして投げ売りされた?と思われるが
(あくまで個人的推測です)
カットじゃなくても希少盤って言われてるらしい程高くないから
ま あんまり見ないけど

しかし
この辺もまたこのバンドの不運性を引きずっているんだよな

ただし
ジョーイ氏は古い動画を見ても演奏中でも一人陽気で
カメラ目線でおどけたりしているので安心出来るのだった

バックを有名じゃない方のThe Muffsが請け負っているみたい
Badfinger期に書かれ録音もされていた曲も収録されていると言われるけど
それ以外の楽曲もどれもバッドフィンガーのふいんきを濃く薫らせている
オールドウェイヴのノリを残した昔気質な良パワポとなっています

toey molland - "Shape You're In" "Mean Jemima"
https://www.youtube.com/watch?v=QKXvMIRfut0


このライヴ音源を聴けば
2020/08/01

バッドフィンガーがハードにロッキン出来る
ギターバンドだと信じられるはず
凄い味のあるウマウマバンドだなー

       Badfinger - Day After Day('90 Ryko)

この盤の凄いトコロは・・・
洋盤なのに帯付きな点だ!
さすがライコ 偉い子じゃナイッスか!

ただし
帯の寸法の詰めが甘くてブカブカでビニール袋に入れる時難儀する程
日本盤なんて経年変化で帯が取れなくなっちゃう程のミクロン嵌合具合なんだぜ
まだまだ甘かったなこの頃は

音源はすべて未発表

ライヴ盤自体が初リリーッスだよね?
こんな名バンドを長期にわたって倉庫に封じ込めておくなんて
本当にアップルって罪造りで酷いよな
ただしシングル盤がむっちゃ多いのはグラム/テニーボッパーの特徴


あと
ライコならぬライノから同時期に
『The Best Of Badfinger Volume II('90 Rhino)』って
ベスト(アナログ無し)が出てるんだが
調べても『Volume I』ってのが無いみたいだから
これは前述Edselからリリーッスされたトコロの
『Shine On('89)』に対するVolume 2ってっ事で良いのかな
会社が違うけど
実際内容もワーナー時代の2枚がメインの選曲とほぼほぼ被っているが
エレクトラ期"Airwaves"も数曲IN!しているのが売り?

要はアップル期は除外という
だいたいタイトルが『 Day After Day』で
"Day After Day"が入ってないとか詐欺っぽいよ?
おまけにそれでベスト・オブ〜ってさぁ・・・
あんた・・・
通好みすぐるでしょっ!
さすがだ!!

いや
"Say No More"からのナムバーが入ってないのは全然通好みじゃないか

Give It Up
https://www.youtube.com/watch?v=jSpK4dPBZMo
ここまでネットリとヘヴィーかつブルージーで
実力のあるギターソロを聴かされると
どこがパワーポップじゃっと突っ込みたくなるよね?
だいたいバッドフィンガーのドラムセットってツーバスなんだぜ?
しかし
この盤クリアヴァイナルなんで何曲目なのかよくわからないんだよな



※このプログレッシヴ・ロック掲示板は基本アナログ盤オンリーです


ベスト盤は
2020/07/31

'73年にマレーシアの誰も知らないレーベルから出て以来
これが2枚目のようだ(Discogs調べ)
て事は現実的には'89年にもなってほぼほぼこれが初ベストという

    Badfinger - Shine On('89 Edsel)

オイオイ
放置され杉だろうがよ
しかも
誰もが欲しがってる黄金のアップル期ではなく
ワーナー時代のベストという微妙なレコ
バッドラック(不運)と踊(ダンス)っちまった伝説に輪をかけてるのよね

しかし
ここでガッカリされたゴキ兄
甘い!
甘酢ぐる!!
前述どおり『パワーポップの元祖=バッドフィンガー』の音を期待するなら
断然"Wish You Were Here"のWarner Bros.時代がお勧めなのでR
まさに納得のコムピレィション!
さすがパワーポップ王国エドセルからのリリーッス
わかってるじゃナイッスか!

Elektra "Airwaves"→さらにパワーポップのRadio "Say No More"が
無いのは残念だが・・・いやいやそれ個別に買いなさいよみたいな

元StiffのJake RivieraらとRadarやDemonを興した
Andrew Lauderが監修て事だが
『Airwaves』のジャケがレーダーなのが気になる
※Airwavesというバンドはパブロック系


ティニーボッパーなんか
2020/07/30

アルバムが買えなきゃベストを買えばいいじゃない

駄菓子菓子
アップルのベスト盤さえも'70s-'80sはまともに出ていなかったんですね
この辺も不運なバンドってイメージを与える要因

    Badfinger - The Best Of Badfinger('90 Apple)

ジャケは適当だけど選曲は完璧な最強2枚組
特に未発表曲みたいなのわ無いっぽい

※まだつずく


もう寄り道はしないキリッっと言ったが
2020/07/29

マイケル・デ・バレスの名誉のために
これだけは貼らせてくれ

Michael Des Barresと言えばSilverheadでしょ!・・・じゃなくて・・・

 Chequered Past - Same('84 EMI America/Heavy Metal America)

パンクを見ぬ振りをしたディテクティブだったが
反省したのか金のためか
元ピストルズのSteve Jonesや元Blondieのリズム隊他と組んだスーパーバンド

多分Billy IdolやJoan JettがHR/HM的なテイストを取り入れて
大成功していたのを見て矢も楯もたまらず
ヒマなヤツラが結成してしまったと・・・
(よく似た楽曲のから膨らませたあくまで個人的推測です)
また
ニューロマ期のロカッツのふいんきもあるなぁと思ったら
Clem Burkeって後にThe 69 Catsに参加してるのよね

しかし
あんなにシルバーヘッドの解散を惜しみ
Detective結成にも熱い声援を贈っていた(らしい)
日本のファン(多分ミュージック・ライフ読み杉なヲタ女子)も
このチェッカード・パストにはマンコがピクリとも動かなかったのか
すでに完全に世代交代して過去(Past)の人になっていたいたのか
日本盤発売無してか殆ど中古盤屋にも落ちてないという惨状

そんな中!
スティーブ・ジョーンズがポール・クックとセットじゃない事にわ驚きだが
すぐに弾いてるとわかるモロにスティーブ印のギター節がカッチョE

時代の波に乗り損なってこれ1枚で消えたプロジェクト?だけど
今聴くとえろえろとオモチロイハケーンのある
グラム→パンク→ニューロマとして回帰→メタリック化という
混沌とした業界のミッシング・リンク的な地味滋味名盤と言え魔性か


てか
2020/07/28

このバンドってぶっちゃけ鍵盤専任者いらなくね

Detective - 衝撃の共同体 It Takes One To Know One('77 Swan Song)

ツェッペリンにキーボード専属奏者がいなかったように

良く聴くといつもピャラピャラ鳴らしてっけど
あんまり芯を食ってないのよね

基本前作と同路線ながらZepフォロワー風味は少々抑えられ
アダルトでマイルドなハード(なんだそれ)になっている
アー写とは総てを物語ってしまうものよのぉ
楽曲はZepにありがちなテイストなんだけど
音処理/ミキシングがあえてコピーバンド的な印象になるのを
避けたような感じがする
もうジミー・ペイジも飽きちゃったのかもしれない
(あくまで個人的見解です)

むぅ士郎
時は戦国パンク勢勃興真っ只中の'77年にそれじゃおしまいよ
なので
これで最終アルバム
探偵物語は二話で完結したのでした


そして
2020/07/27

次なるトニー・ケイ氏の勤務地は・・・探偵事務所

    Detective - Detective('77 Swan Song)

本来ならばマイケル・デ・バレスに焦点を当てるべきバンドであろうが
それやってると中々先に進まないのでトニー中心で

このバンド
本来ならばZeppelinの音作りの直撃派を受けた
Zepクローン症候群として纏めるべきはずのバンドなんだが
(あくまで個人的分類です)
ただし
レーベルが本家スワンソングなんでキングダム・カムやカルトみたいに
単純に「お前ら真似してんじゃねぇ」と言いずらいのがなぁ

もう
フィジカルグラフィティ以降のZep
それもファンキー・ツェップのふいんきそのまんま
(ベーシストは黒人)

なんでもジミーペイジがロスのクラブでライヴを見て
ドラム氏のジョン・ボーナムに似たスタイルに惚れて
押っ取り刀で契約を申し込んだと言われているらしい?が
そのドラマーことJohn Hyde氏
その後消息不明と言いますか全く活躍の気配や情報が無いという
名前の通りお隠れになってしまったようです ←巧い事言ったつもり

あれ?
ジミーペイジが他国に行ったついでに
チラ見して惚れ込んだドラマーって・・・
バンドメイドの 廣瀬茜と同じじゃんか
また点と点とが繋がって目が線になって目が点になった〜〜〜

ま 
それは良いとして
その後音沙汰が無いってのが何か引っ掛かるんだよなぁ

ところで
Tony Kayeについてだけど
アー写だとMichael Des Barresより存在感出しててカッケーんだが(白JKT)
ここでは過去にイエスやフラッシュで弾きまくっていた
プログレッシヴなキャリアを思わせる華麗なプレイは聴こえて来ない
どちらかと言うとバジャーで見せたような
黒人音楽寄りの方向性に回帰したって感じで昇華

<下>
2枚じゃダメなんですか!?


段々
2020/07/26

プログレッシヴ・ロック板らしくなってキタZ

    Flash - 死霊の国('73 Sovereign)

原題『Out Of Our Hands』

一応最終作(細々名前を変えて続いてたり下?)
2年で3枚ってかなり忙しく活動していたんだな
その割には人気・名声はイマイチなのがなぁ・・・

むしろ統一されたアートワークで人々の記憶に残ってるバンドでは
この3枚目は「指だから脱エロなんですキリッ」と見せかけてのー
やっぱお尻エロという(逆か?)
これがホントの・・・ヒップのしす なんつて〜

ただし
我思うにHipgnosisも結構ネタ出しに苦しんだのでわ?と言いま消化
指コラ部分のゲシュタルト定着度は凄いけど
惑星に見立てた目や木立を小さい指にする表現なんかはちょっと浮いていて
ぶっちゃけ蛇足(指にもかかわらず)っぽいじゃナイッスか
何やらズバっと断ち切れなかった迷いを感じてしまうのよね
裏面はやっぱりおっぱい再登場だし
だいたいCochiseの1st('70 オッパイが砂丘)
ジャケのアイデアの使い回しじゃねーか
※ヒプノシスはハンパない作品量に対するクオリティの高さが凄いけど
アイデアの(発展的な)流用もかなり目立つ
そもそも
なんでこのバンドはエロ攻めだったんだヨとえろえろと疑問がフラッシュバック
とにかく
見開き中面のアー写も併せてアナログ実物大で鑑賞したいものでR

しかし
3枚ポッキリとは言えどもデヴュー以来ロゴが不変なバンドって実はレア
それはコンセプトが不変だった証
さすがだ!
逆に言えば・・・進歩(プログレス)していないとも言えるが

実際
源流であるイエス辺りと比較するにもっさりダルな無骨感があり
テクニカルな面でも特に驚かせたりもキリキリ舞もしないし
作曲面でも例えばめくるめく変拍子の応酬みたいな芸もなく
(一応ひと通りはやっている)
ぶっちゃけ所謂「プログレ」耳にとっては退屈だったろう
オレ的にはパブプログみたいな ←なんだそれ

ハードサイケの延長上/プログ寄りヘヴィーロックなのかも

当時の東芝流無駄に豪華なライナー・ブック(下)にも
「ハードロック・バンド」てな感じに書いてありましたですわな


むぅ士郎
ここから次にPeter Banks以外の各メムバーの
マニア心を刺激する出処進退なぞもガンガン追って行きたいトコロだが・・・
バッドフィンガー(元々はバンドメイド→トニー・ヴィスコンティ)に
戻れなくなっちまうので 団長の思い出で後回しにしたいっ
☆実は前述Gentle Giantに繋がるんだがどうしたものか
☆☆音楽自体よりそっちの方が面白い?

んで
この3rd 
2ndよりさらにキング・クリムゾン的な方向に進んでいるので
もし4th以降があったらいったいどうなってしまったか興味深いトコロでR

<まとめ>
『死霊の国』ってほど怖くないのでした


えーい ままよクレンザー
2020/07/25

トニー・ケイはいないけど
パパもうフラッシュも貼っちゃうぞー

     Flash - In The Can('72 Sovereign 2nd)

パンチラの次は・・・
乳出ししましょごりと
あくまでもエロで売るフラッシュ
対する理知的なフォーカス
FF戦争の火ぶたは切って落とされた!
FRIDAYは?Emmaは?
いったいどうなってしまうのか〜〜っ

そして
写真週刊誌戦争はプログレッシヴ・ロック・バンドの命運とは逆に
Focusが生き残りFlashは敗退したという

中面に見開きでドドーンと載る写真を見るに
Yes出身のギタリストピーター・バンクスの
リーダーバンドだった事がわかろうもん
他のメンバーはフラッシュ以外での活動はほぼほぼ無名

特に有名アーチストでもないのにこれだけの演奏力があるヤツらが
ゾロゾロいるのがこの時期のブリティッシュロックにハマってしまう要因である

アルバムは前述1stと同様にイエス的なプログレ・サウンドが基調だが
ちょいキング・クリムゾン的な
メロディーやリズムを思索的に構築して行くようなスキゾイドな曲もある
(なんだそれ)
オレ的にはそっちの方が引っ掛かる気分
要は脱Yes傾向と言え魔性か

そういえば
プログレ支部のヤツラは恥ずかしげもなく集合離散を同窓会的に繰り返し
昔の名前で出ています@大所帯大看板バンドで集金活動に勤しむモノだが
Peter Banksはそれをやらない一匹狼なのが偉い?


しかし
これUKオリジなのに・・・
安っ(Discogs調べ)
同時期のレアプログの1/3位?の値段しかついてないという人気の無さ
同窓会は大事よ


昨日は
2020/07/24

ここプログレッシヴ・ロック・スッドレらしく
現行世界一のプログメタル頂点バンド
Band-Maidのオンラインお給仕(ライヴ)を1時間堪能して
お腹1杯になりました
かしこ

印象的な印象わ
・ミクがリードギターをとるまでになっていた事
・茜のドラムがあんなにハードで音数も多いのに
 見た目結構緩め/余裕で打っているまさにスローハンドな事
・やっぱりモニター越しではライヴはあかん事


あのなトニー・ケイと言えばフラッシュでしょっ
2020/07/23

とか言ってる 場じゃぁ 無いだって?

そう!
フラッシュは仮の宿
YES!
Yesを退出したTony Kayeが自ら興したバンドは・・・

   Badger - One Live Badger('73 Atlantic)

"Badger" と "Badfinger"
綴りがよく似ている 
"fin"が無いだけ
まさかこれでバッドフィンガーに適当に参加したワケではあるまいな?
これがホントの・・・ヒンが無い なんつて〜〜〜


1stからライヴ盤

おぉ
こういう音がやりたかったんなら
YesやYesの幻影みたいなバンドにはいられないよなー

かなりドロ臭いR&B/ブルーズ・ベースのタフでヘヴィーなロック
まさに穴熊戦法

実は小生鍵盤とかよくわからんてか興味薄いんだが
(オイオイそれでプログ語るれんのかよ)
トニーケイの前歴とか抜きにすれば
キーボード(メロトロン)の音色でなんとかプログってるだけとも言える

とは言え
A級ではないものの幕内クラスの手練れの楽器隊は
長尺インプロがテクニカルに絡み合って基本プログレッシヴなんだが
イエスの冷たい繊細さとは逆ベクトルの汗臭さなのよね

テンペスト辺りから変態プレイさを引いた感じとも言い魔性か
ブリティッシュ・スワンプでもありますね
件のプロコル・ハルムやアンドウェラのように
Progと近接したSwampなバンドって結構多い
もうブラック・ミュージックに迫り過ぎて
アフロ・ファンクみたいな曲も演ってるのであった

On the way home
https://www.youtube.com/watch?v=g8sEIIDj9IA



<下>
プログレッシヴ・ロックてか
ロジャディン/ヒプノ/キーフ物は見開きジャケが多いんだが
中面を広げて感動する事は殆ど希


んで
2枚目『White Lady('74 Epic)』を
買うのか買わないのかどっちなの?!といつも迷うんだが
ジャケを見てこれはヤバイんじゃないかと思って未だ未入手
タイトル曲にいきなりジェフ・ベックがゲストってのもなぁ・・・
釣られてたまるかクマー(AA略)←うまい事言ったつもりみたいな



え?
UKオリジ盤って見開きでアナグマが立つの??
ざけんなオレのUS盤タヌキ・・・じゃなくて
手抜きじゃねーかっ ←うまいオチのつもり


トニー・ケイと言えばやはり・・・
2020/07/22

フラッシュでしょっ

  Flash - Flash('72 Sovereign)

UKオリジ盤
・・・て 
むっちゃ安いじゃんか
再発も20年以上無かったとか
人気ねぇ〜〜orz


プログ歴史部的にはYES関連のイロハのロなバンドなんで・・・
飛ばして行こう

一瞬これイエスのどのアルバムの曲だっけ?と思わせつつ
微妙に大ざっぱてか良い意味で神経質さが無い
野趣溢気味なノリのジャズロック・バンドですが
逆に言うとポップ
ポッププログ?
ポップ・ジャズ??

我思うに
プログレ黄金期は'69→'71に集中
'72以降だともうはぐれプログって感じで
前衛への求心力を失ない形骸化したバンドやアルバムが増えてくるので

そんなトコロがPower PopをもこなすTony Kayeが居る所以でしょうか

ジャケを含めBQUKプログの奥深さがチラ見えされるバンドすなー

エンジニアはMartin Birch
ぶっちゃけこの人の方がトニー・ヴィスコンティより
100倍は重要な仕事を残しています


え?
トニー・ケイはFlashの正式メンバーじゃなかった??
バンドに誘われたけど辞退して1stにゲスト参加してるだけ???
グヌヌヌ

(つずく)


ラスト作は「もうこれ以上言わない」
2020/07/21

    Badfinger - Say No More('81 Radio)

Joey Mollandはマッカートニーに顔が似ている

もう全曲'81年のPower Popの音
くっさい尻なLove Songを捨てて
パンク時代を踏み越えて弾けたポール・マッカートニーの申し子が歌う
"Wish you were here"に次ぐ
最後にしてこれぞバッドフィンガーと言える
ホンモノのパワーポップ・アルバム
ただし
全く注目されてません・・・

※他に『Head First』という'75年に録音された未発表音源が
'00にオリジナル・アルバムとしてリリーッスされている



そんな中!
当プログブログ的に高ポイントは・・・
そう!
鍵盤にトニー・ケイ参加!
YES!
元YES!
初期メンバーじゃ・・・ナイッスか!←

ついにホンモノのトップ・プログレッシヴ・バンドキターー!!!
ただし
こんな序盤でそんな大物を貼っておくワケにわいかねぇ
だいたい
このアルバムでのトニー・ケイ氏の仕事わそんなに光ってないし
むしろ
ギターソロが凄き弾けてる曲があるんだが
ゲストで(無名の人)が一人入ってるからジョーイなのかどっちなのか解らない
Rock N' Roll Contract
https://www.youtube.com/watch?v=WnBEhnTvS7I

んで
ジャケのイラストは巨匠Peter Maxだが
実はピ−ター・マックスって
ポップ・カルチャーの代表ってイメージの割に案外ジャケ制作が少ない
てかロックでアルバム用に描き下ろした作品ってあるの?レベル
このバッドフィンガーのヤツも特にタイトルに関係無さそうな絵だし
ありモノの流用ぽいけど題字やレーベルのロゴも描いてるから
レンタルイラストのやっつけ仕事じゃないっぽい?

駄菓子菓子
字(YESとカラフルな字が画いてあるだけ)だけだけど
こっちはマックスに仕事してんぞ

そう!
Yesの『 Talk('91)』が・・・ピ−ター・マックス作!
YES!
それもそれトニー・ケイ参加作品ですやん

むぅ士郎
デザイン要素的にはイエスの1st(下)と同じなんですヨ

またまた
点と点が繋がり線になって目が点になって目が線になった〜〜〜〜!
メガトン級に・・・ガチョーーーーン!(←タニー・ケイだけに)


Band on the run
2020/07/20

・・・ではなくて
...And Then Two Were Three...(そして2人が残った)

この辺は詳しい人(Wiki)にまかせて

     Badfinger – Airwaves('79 Elektra)

前作から5年も経って
何だかさっぱり変わっちまったなぁ
あたりまえだけど

時は戦国
パンク以降のパワポ全盛期(がちょっと過ぎた頃)だってのに
こちら先駆者として神輿にも載せられず
世間的にわほぼほぼオールスルーザナイト状態

ドラムスは米Power Pop中堅Off Broadwayから出張してたりするけど
それ程パワーポップって感じはしないアルバム
アメリカ人サポート多め
特にカントリー・ロック畑のプロデューサーで制作されてるのも影響して
凄くアメリ圏っぽいAORサウンドに仕上がっています

おれ達のパワポ神バッドフィンガーはもう帰ってこないのか〜〜〜

もうラス前1アルバムなんだけど
てか
この項ってプログレッシヴ・ロックじゃなかったのかよ・・・

(つづく)




という前説で・・・
2020/07/19

今のパワポ耳で聴いて最も「バッドフィンガーが元祖Power PopでR」と
断言出来るアルバムが

    Badfinger - Wish You Were Here('74 Warner Bros.)

なのだ!
音圧込み上げパワポがいっぱい詰まってるー


ぶっちゃけこの時期になるともう人気無いてか
ヲタじゃなければこのアルバム・・・何だっけ?
Pink Floydってこんなジャケ脱毛?
みたいな希薄な存在かも
要は・・・No one Knowsって事だ ←これが言いたかっただけだったりして

いや
バンドのこれ最高傑作だから
パワポの経典でしょ

Chris Thomasのプロデュースがスゴイんじゃないかと思うけど
その関係でmasterpieceにしてタイトル曲である
『Know One Knows』を
Mika Katoがナレーションを吹き込んでいるのです

あと
よく聴くと案外カントリーっぽい曲が多いのに気付いた

<下>
ホーン隊はAWB


☆このレコ2ヶ月前にも貼った気がするが何の時かはもう憶えてない


4回目
2020/07/18

パワーポップの概念は時代によって移り変わりすぐるので
年代によってバラバラななパワポを思い描きながら話しているようで
非常に混乱して困っている(特に困っていません)

<1: 最初期>
Power Popはパンクの亜種として発生したので(Motors, XTC etc...)
例えばグレン・マトロックがビートルズが好きだったため
にピストルズをハブられたように
The Beatles影響下にあるBadfinger, Raspberriesのような甘々な
旧世代のバンド群は不可触賤民扱いでパワーポップの範疇には入れられなかった
小生も「これは先祖なのでは?」と思いつつも丁度良い言葉がないので
『ポールマッカートニー型ロックンロール』なぞと'80sも読んでいた気ガス
でもThe Rubinoos(Beserkley)はパワポでよかったのよね NWだから

<2: その後>
NWとかオールドウェイヴ(何故かOWと略さないのも謎)の垣根が
過去のものなって境界が曖昧になり
BadfingerやPirotがThe Knack, The Nerves等と
一緒の箱に納められるようになり(基本ウニオンのエサ箱で市場/動勢調査)
ようやくパイセン達もパワポ神として認識されるようになったのだが

<3: Weezer etc...>
'90sに新しいパワーポップが続々出現→さらに旧世代が見直される
→世界パワーポップ祭りが開催される
ただし小生全くチンピク無し
ただし今になってアナログ全部抑えておけば良かったと後悔する事しきり
またWeezerによってBuddy HollyこそがBadfingerよりさらに元祖
パワポのゴッドファーザーであるという認識が広まるが
Freddy Cannonの名は未だにそこには加わっていないようだ

<4:便乗>
BCR→Rosetta Stone, Sweetのティニーボッパーやグラムまで
エサ箱にブッコみはじめられてこれはないだろと思う事しばし

<5:さらなる便乗>
Girl, ChinatownみたいなNMOBHMやNew Englandみたいな
謂産業ロック/USプログまでもブッコまれていて
さすがにさすがにこれはないだろーと思ったが
気になってNew Englandを聴いてみたトコロ・・・
これがななんとパワーポップド真ん中に聞こえたのよ!
んで
その辺えろえろとパワポ耳で聴き込んだら大量ウポポイ祭りじゃナイッスか!
もうAngelが最終的にパワーポップに至っていたのには驚いたね

<6>
現在もパワーポッパーは禿しく増殖中
パワーでポップなら何でもPower Popと呼んでいい時代になって楽になった〜
なので初期バンドメイドもパワーポップ(特に小鳩Vo曲)でR



ワーナー移籍第一弾

        Badfinger - Badfinger('74 Warner Bros.)

馬に乗ってるのはパワー(馬力)の表現か
いや
これのアルバムなんか今の定義じゃいなたいフォーキー中心で
全然パワーポップじゃねぇ!ナンナンダヨ~




実わオレ
2020/07/17

プログレッシヴ・ロックなんてどうでもいいし
メタルもハードもロカビリーもパンクもグラムバンメも
パブロックだってどーでもいい
一番好きなのはパワーポップ
もうパワーポップの事しか頭にない!
(お前またそれいつものヤツか)

そんな中!
元祖パワーポップとして引き合いに出される率150%のBadfingerだが
実のトコロ初期は言われる程パワフルにポップしているわけではない

明るい曲調もどこか己を律するようなひたむきさが前に出てきて
アルバム全体でイメージすると『込み上げる爽快感』なんかよりも
むしろくぐもった感じで嗚咽さえ聞こえてくるような・・・

要は
Power Popの意味で規定される音像が時代と共に
急激に変化するためでもあるワケだが(後述)
このリンゴ最後期のアルバムなんて
パワポっていうよりもうヘヴィー・ポップだよ

   Badfinger - Ass('73 Apple)

特にBラス"Timeless"のダウナーでドゥームな陰鬱さよ
歌詞そか発狂してんの?
こりゃ死人でるわマジで

ただし
そのブルージーなギター・ソロよ
むっちゃ弾けてる!(ジョージ・ハリソンの150倍位)
バッドフィンガーがこんなにハードにロックするバンドだとは
あまり知られていないと思う(あくまで個人的見解です)

下:東芝っぽいお気楽ライナー
リアルタイムではPower Pop的な評価はまだ出ていない
(その単語はまだ定着していないとしても)


昔(今も?)
2020/07/16

バッドフィンガーの初期のアルバムってあんまり落ちちてなかったんで
何だこれ?と思いつつブートに手を出してしまった

    The Ivys - Straight Up(上 '80 Rotten Apple)

マジかよ
アイヴィーズ時代にもうストレイト・アップを録音してたのかー!?
(違います)

ロッテン・アップルはバッフィンガのブート専門レーベル(3枚?)
※アップル時代のBadfingerは
オリジナル・リリースから20年以上再発がなされてなかった
なので?この盤ブートのくせしてDiscogsに正規盤の並びで出てくるという

多分ヴァージョンは同じなんだろうけど
微妙に曲順が入れ違っているんだよね

こっちを最初に聴いてたから
三つ子の魂と言いま唱歌
別に音質とか特に気にしないし
オリジナルアルバムより
こっちの方がしっくりくるという・・・

アップル社がゴタゴタしている間に
ジェフ・エメリック→ジョージ・ハリソン→トッドラングレンと
プロデューサーが三人変わるという例のヤツだが
オレなんかジョージの代わりにピート・ハムがビートルズのメンバーだったら
もっと偉大なバンドになっていただろうと思っている派なんで
ジョージがレコーディングに参加とか聞いてもなんだかなーって感じです
あと 誰かがアコーディオンを弾いているんだが
クレジット無いようです

トム・エヴァンスの襟が丸いスェードの革ジャンがカッコイイ
あとピ−ト・ハムは古谷経衡似(髪型)


中・下
そのRotten Apple盤の後
'71年の発売から長い時を経て'93年に正規リ・リリーッスされたのがこれ
こちらも未発表曲他収録の12" 45rpm EP付き2枚組

え?
お前ニワカだろだって??
PPPP
リマスターで音質がイイんだよバカジャネェノ~


よーしパパ
2020/07/15

こうなったらマッカートニーとヴィスコンティ繋がりで
アイヴィーズ→バッドフィンガー/マジッククリスチャンも貼っちゃうぞー


おじいちゃんそれもうとっくにやったから
そうですかそうですよね(上)

いや
勢いでバッドフィンガー全アルバム聴破って事よ
なぜならそこに山があるからさ

と言っても 
No Dice('70 Apple)とか今更語る事もない
語り尽くされた捨て曲無しの名盤なわけで
だいたい不幸なバンドとかそういう話に落ち着くわけで
いったいどうなってしまうのか〜


☆この盤は付録のレアトラック45rpm 12”EPと
カップリングされた'92年盤です


今トニー・ヴィスコンティのついて貼ってるのって・・・
2020/07/14

ワタシだけ〜?

そのようである
ただし
Tonyの仕事は膨大で例えばプログレで言えば
CaravanやOsibisa(プログなのか?)なんかもチラーッとやってたりするし
NWの新人や全盛期を過ぎた有名ドコロにも噛んでいたりするんだが
キリがないというか持ってないレコは貼らないんで・・・
ついにまとめに入りたいっ

おそらく
Tony Viscontiの仕事で最も売れて有名な盤と言えば
常に引き合いに出されるデヴィッド・ボウイーでもT.Rexでもなく
全英全米1位を爆走した・・・

  Paul McCartney And Wings - Band On The Run('73Apple)

じゃまいか

以前
ブルックリンからロンドンにやって来た時に
アビーロードかジョージ・マーティンの下で働いていたって書いたけど
(あくまで個人的記憶です)
このアップルでの仕事が最も大きい仕事になったてのは感慨だなぁ

それはともかく
担当クレジットはプロデューサーではなく・・・オーケストレーション
そう! 『弦(管)のアレンジ』(100回目)

むぅ士郎
伝聞いっちょかみ先入観でやってる音楽評論家の敗北でRザマ~

この盤ってタイトルどうりバンドが逃げちゃったんで
ポール・マッカートニーがベースは勿論ドラムから鍵盤からパフォーマー?まで
自作自演で作り結局南極それが最強伝説を証明したって盤なわけだが
さすがにヴァイオリンや管楽器奏者までは担当していないようだ

小生
以前からBowieやT.Rexクレジットにヴァイオリニストや管楽器奏者の
名前がないのを謎と言ってきたが・・・
要はトニーが全部自分で演奏してるからなんじゃ? すげぇー
(あくまで個人的推測です)
また
トニーってメインの楽器はベース(コントラバスでもある)
つまり
ポールと同じベーシストかつマルチ・ミュージシャンなのよね

ボウイーの時にも書いたけど
名って言うより
めんどくせぇ大物を巧く転がすのに長けた
面倒見の良い人の良いオサーンてのが正解なんじゃないかな
※それもPの大事な仕事です
(あくまで個人的推測です)

YES!
評論家は「デヴィッド・ボウイーの名プロデューサー」とか適当に説明する前に
「数々の名盤を支えた伝説の裏方アーチスト」って紹介しろやバカジャネェノ~


プログレッシヴ・ロック→Band-Maid→Tony Viscontiの章おしまい


https://www.youtube.com/watch?v=9NobdV5Kxw8
Picasso's Last Words (Drink To Me)
☆弦のアレンジにちょっと筒美京平曲のフィールがあるのも涙
アフリカぽい部分はジンジャー・ベイカーの担当?


そんなプリティー・メイヅだが
2020/07/13

その後も多少アメリ圏にも媚びをうりつつも
かっちょEパワー/スピード・メタル道に邁進しておったんじゃ

昨日Pretty MaidsはRainbow一派の影響が強いと書いたが
実はもう一本柱があってだな
それは・・・Thin LizzyでR
一聴してこれリジーじゃね?みたいな曲があるのよね
ま 自分達で言ってたと思うけど

んで
Pretty Maids - Sin-Decade(上 '91 Columbia メジャー4th)で
リノットとサイクスが書きシンリジーがバックを受け持ち
後にそのバンドに加入する事になるトコロの
John Sykesのソロ『Please Don't Leave Me』を
カヴァー&シングル・カーッツ
結局南極これがバンド最大のヒットになったわけだが・・・

そう
シン・リジーは前述したとうり・・・
T.RexやD.Bowieにつぎトニー・ヴィスコンティが力を注いだバンド
(今日のマスコミはオールスルーザナイトだが)

YES!
この項を全く関係無い横車押しと思ったゴキ兄
甘い!
甘酢ぐる!!
点と点が繋がり線になった目が点になった〜~~~!!

バンド・メイド→プリティー・メイヅの繋がりが
くっきりと浮き上がったじゃナイッスか
メイドにTONYが注目したのにわちゃんとした理由があるのだよ
わかった?!
(あくまで個人的論説です)

また
バーン誌だけを読んでいるとジョン・サイクスが
超ビッグネームなアーチストに感じがちだったが
ソロ系はほぼほぼ日本メインで流通されていた日本編集盤?(下等)であった事
そしてカヴァーソングの『プリーズ・ドン〜』が名刺がわりというプリメも
ジャンサイと同じような運命を辿る事になった事も偶然ではないだろう

ただし
案ずる事は無い!(誰も案じていません)
今日
「30年前に日本のChicsがロックを救う事になるとは誰が予想しただろうか?」
と言われるBand-MaidやLovebitesやAldious等のJ姫〜るメタルの興隆は
礎となった彼らがいてからこそのもん
おつかれちゃーん
ふぅ 
ここまで引っ張るの結構大変だったですわ

中:Pretty Maids - Future World('87 Epic/CBS メジャー3rd)
☆発売年を考えると邦盤アナログはレア
※当ブログは基本所有アナログ実物を100回程聴き込んでから貼っています?

Pretty Maids - Please Don´t Leave Me
https://www.youtube.com/watch?v=dzaMJGomcGY


希代の策士 小鳩ミクわ
2020/07/12

メイドのアウトフィットとカッチョE音楽の組み合わせで
バンド・エイドならぬバンド・メイドという名前の
ギャップ萌え萌えキュンキュンズッキュンバッキュンドッキュンを狙って
今だかつてないガールズ・バンドの立ち上げに動いたと語っているが・・・
実はBang-Maid以前にも同じコンセプトでインディーズながら活動していた
日本の姫ールロッカーがいたという記事を昔どっかで読んだ事がある
つべにもあって視聴したんだが・・・バンド名は忘れてしまったのよね

そんな中!
メイド+HM/HRの起源は・・・誰?

プリティー・メイヅでR

     Pretty Maids - Red, Hot And Heavy('84 CBS)

メジャーデヴュー1枚目
名前が・・・レッドホット&ドライヴ・・・
じゃなくて ヘヴィーキターーー!!!
むぅ士郎
このアルバムこそ世に言われる4大RED HOTの一つでR
(ちなみに他には
・Red Hot - Billy Lee Riley/Robert Gordon
・Red Hot - Motley Clue
・Red Hot - Herb Alpert
・Redd Hott #1 – Redd Hott)

んで
このジャケの獣のようなビッチがデンマークでわメイドさんなのか?
(違います)

レインボー直系でさらにヨーロッパ的な様式美学でそれを増幅させた
スピード/パワー・メタルの教科書みたいな正統派サウンドなので
バーン誌の推しもあって日本で凄く人気があったワケだが

Discogsを見ると'90s中盤はタイトルがカタカナ表記のアルバムが多く
まさに日本のマーケットに絞り混んで(依存して)活動していたようだ
(あくまで個人的見解です)


我思うに
元来メタラーではなかったバンドメイドが引用してくるHM的な音像は
プリメのような疾走感に重点を置いたひたすら一方向に走り抜ける
メロスピ的なサウンドではなく
グランジ吸収後の中期のメタリカやパンテラのリフのヘヴィネス
あるいはモトリー的なパーリーアゲアゲロケンロー成分が多いように感じ
むしろJ-嬢メタで言えばラヴバイツ辺りの方がプリメに近いような

とにかく
メタルなメイドはこのプリティー・メイズの方が30年先行してるんだから
わかった?!


と思いきや・・・
Pretty Maidsの最新作('20)を見て驚いたね
『Maid in Japan - Future World Live 30 Anniversary』・・・だと?
日本贔屓で日本公演のライブ盤を出してくれるのは嬉しいが
上手い事言ったつもりてのライトル
『Maid in Japan』てさぁ
これが言いたかっただけだったりしてなんだろうけど・・・
それ
バンメが'14年にリリーッスした1st(下 再発)のタイトルと同じだから〜
後輩に被せてきてんじゃねーよ
しかも時は戦国 ワールド・チャート的には完全に下克上じゃナイッスか

(つづく)


Pretty Maids - Back To Back
https://www.youtube.com/watch?v=8bYdAIQFLm0
☆タイトル曲の"Red, Hot And Heavy"よりこっちも方が好き


やわらかめ・・・いや普通・・・いやカタメなのかな?に言って
2020/07/11

そうだ!
メタルだからハリガネでお願いします

所謂
姫〜るメタル×ラーメンといえば
でもバンメでもサイサイでもなく・・・

   LADYBABY "蓮華チャンス!(Renge Chance !) "

だろうがバカが
https://www.youtube.com/watch?v=oA6UYTbOEMQ&feature=youtu.be

今 
Japanはアイドルメタルから嬢メタルから幼女メタルから
考えつくあらゆるヲタメタルアイドルが群雄割拠する市場となっており
世界中の地下メタラー達が憧憬するという
まさに黄金の国ジパング状態なワケだが・・・

正直
レディベに関しては意味がよくわからないのと特に詳しくないんで
なぜロケ地:長浜ラーメン@甲州街道沿い八幡山なのかが不明なんだが・・・
両者のヲタなら当然聖地巡礼するよね


ここ妙に気になって過去何回も行ってるんだが
この写真も結構前に撮ってたヤツなんで・・・
例によって味の感想とか忘れてしまったのよね


昔の印象だと堂々長浜て名のってる割にわ
「全然長浜ラーメンじゃねぇ!」っつう
わかりやすく例えると
ズバリ元つけ麺大王こと博多天神が全く博多風ではないみたいな感じだ
※ただし博多にも長浜にも行った事はありませんキリッ

しかし
その割にはそこは突っ込まれる事があまりないという印象がある謎の存在
要は常識的に「長浜ラーメンが長浜ラーメンなワケねぇだろ」みたいな

むぅ士郎
俺の記憶では
純粋な白濁トンコツというより魚介醤油豚骨
それもデフォでかなり味濃めジャンキーで
もう頼んでもないのに魚粉が振ってあるって印象があったんだが・・・
(あくまで個人的記憶です)

あれ?
ちょっと普通に九州豚骨風に戻ってる?
反省した?(あくまで個人的見解です)
ま 
とにかく
サーヴの速さは屋台並だ! ※行った事はありませんキリッ


LADYBABYは初期の2人+おさげのオサーンの3人組ユニットを解消して
オリメン1+新人3人新規補充の4人組で再出発していたが
やはり双子のような親密さがあった初期メンの不幸な別れや
レディビアードのインパクトを拭いさりブレイクスルー出来なかったのか
近年になって活動休止になっているのよね

そんな人気ユニットのPVにもなっていたのにもかかわらず
店内に全くその記憶遺産無しってのも哀しいよなー
ま マスコミ露出はかなり多いみたいだけど



え?
LADYBABYをメタルっちゅうのもなぁだって?
サイサイに至ってはメタルでさえないだって?
そうですかそうですね
あのな
んな事言ったらベビィメタルわどうなるんだよ


しかしオレってホントにラヲタなのかな?

LADYBABY "ニッポン饅頭
https://www.youtube.com/watch?v=M8-vje-bq9c
☆今こそこの曲を

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