・Red Hotの独り言。
・ほぼ毎日更新!?

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あと
2020/12/06

近年のCanの復刻はSpoon RecordsとMute Recordsが一緒にやっている
Spoonはカン中の人がやってるので本体と言っても良いのだが
気になるのはミュート・レコーヅの方

あらためてミュートのカタログを見てみると・・・
思ったより遙かに膨大だったので驚いた
ただ半分位はデペッシュ・モードで占められていたのでさもありなん

オレ的にMuteというと・・・これ

 The Normal - T.V.O.D. / Warm Leatherette('78 Mute 写真は再発)

ミュートを興したダニエル・ミラー自身が
中指でシンセのキーを叩いて作ったという(あくまで個人的推測です)
これが多分レーベル第一弾シングルだと思われる
んでザ・ノーマルの単独音源はこれだけ

しかし
CanやNeu!の反復ハンマービートを想起させつつも
クラウトロックに内在するヨーロッパ的で悪い意味で田舎臭く
無駄にロマンチックな感性の部分をスバッとそぎ落とし
UKパンクの暴力的で単純化したフィールを最小限のエレクトロニクスで表現
ミニマムでぶっきらぼうな反復パティーンが新鮮で(当時)カッチョE
全然ノーマルじゃねぇから
まさに初期エレハードコアじゃナイッスか!
(そんなジャンルわありません)

このバンド(一人です)
7"一枚のリリーッスだけしかないので
正直現在どの位世の中に認知されているのか不明だが
この曲が'78年のアンダーグラウンドに与えた影響はもの凄く
この成功でもたらされた知名度がレーベルの礎となったのだろう

the normal - warm leatherette
https://www.youtube.com/watch?v=KFPpJGijXPI

<下>
独のバンド
Deutsch Amerikanische Freundschaft(DAF)の1stシングル
『Kebabtraume / Gewalt('80)』は英ミュートから
文化的には逆発信と言えま唱歌
バンドは後にダンサブルになって行くけど
この頃は当然粗削りでパンク(踊れない)

そうそう
元々パンクスだったデペモドとか 
あるいはヒューマンリーグのように
デヴュー時はこれらの実験的でプログレッシヴなグループに属すると
見なされていたバンドもどんどん商業化し
エレポップ(→ユーロビート)というディスコになってしまうので
この章ではオール・スルー・ザ・ナイトしたいキリッ

※両者共貼るのは7年ぶり

Mute Records Daniel Miller's Top 5 Krautrock Albums
https://www.youtube.com/watch?v=vHHzvalk4Xo


「1982年!
2020/12/05

カンは何やってたか?」

知らんがな
もう実質解散してたんじゃねーのー?

そんな中!

    Various - Music And Rhythm('82 WEA 2LP)

ピーター・ガブリエル主導のがぶり寄りで開催された同名フェスのコンピ
ライヴ音源ではないがこれがむっちゃ良くてプログレッシヴ魂を刺激される〜

と言っても
所謂プログレ者はPeter Gabriel Peter Hammill Morris Pert
Stewart Copeland Brian Eno位で
他はレゲエやガチもんの民族音楽にPunk/NW系アーチストという参加者
ぶっちゃけ最前線オールスターズ

要は
タイトルやジャケ・デザインの通り
世界中の様々な異なるリズムの民族/文化/歴史的な繋がりやしがらみを
一旦無視して解体→同一平面上に置き直し再構築
新たな解釈をもって同時代音楽としてプレイし聴き直す
しかもそんな革命的でアカデミックな試みをショーとして成立させるという
これはリズム/ダンス・ミュージックの万博なんやー
(あくまで個人的見解です)

Peter Gabriel - Across The River
https://www.youtube.com/watch?v=yiycXJA6yNk

むぅ士郎
ピーターはイエス周辺で再編成繰り返してるような商業プログとは全く違う
てかむしろ逆方向に進んで音楽史的な大偉業を納めてたんですね

そして
D面ラスの何やら中近東風?の謎のフェイク・エレクトロ・フォーキーで
この歴史的な集会を締めるのが俺達の・・・
ホルガー・シューカイ@Canじゃナイッスか

そう!
・ハンマー(反復)ビートの創始者★Can
・その後継者★XTC(主にAndy Partridge)
また
・UKレゲエ/Two Toneの守護神にして顔役★Rico
・ホワイト・レゲエの開拓者★Holger Czukay(Can)
・それをプログレスしたStewart Copeland(Curved Air→Police)The Beat 
そんでそれらの試みをまとめて'80-'90sに繋いだ
ゲート・エコーの先駆者★Peter Gabriel(Genesis)
YES!
まさに「プログレッシヴ・ロックはパンク・ロック」
点と点が線になって目が点になった〜〜〜(ここもう予想変換されてしまう)

Holger Czukay - Persian love
https://www.youtube.com/watch?v=mjZHN1CX77Q

各々のアーチスツについて各論で聴いて行きたいトコロだが
それ始めるとキリがないのと台本が遅れてしまうので・・・また後にしたい



え?
お前インドやアフリカのミュージシャンとか全然識らないだろだって??
すいませんすいません

おめぇも知らねーだろがっ

いや
そんな事より悲しいのは
この世界中の伝統的かつ先鋭的な音楽を纏めた中に
日本人が・・・J-POPが誰も入っていなかった事よ
そして今だって誰もいねーんだよ?


Canの'70年代最後のリリーッスは
2020/12/04

      Can - Can('78 Harvest Laser)

これで完となる←これが言いたかっただけだったりして

Laser Recordsもレゲエ系レーベルなんだけど
Dennis BrownがメインでJoe Gibbsに加えて
NWOBHMのSamsonなんかももリリーッスしてたりして
多分Lightning Recordsと関係が深そう・・・


このレコ持ってなかったよっ
いや
当時も今もコレあんまり見かけなかったレコ
あと内容だいたい想像出来るし ちょっとスルーしてしまったな

あのCanでさえも時代に追いつかれてしまう野田

駄菓子菓子
案ずる事は無いキリッ(誰も案じていません)
'78年と言えば・・・

Short Circui - Live At The Electric Circus('78 Virgin 10" 6バンド)

このエレクトリック・サーキット閉店ライヴ盤に俺達の・・・
●BuzzcocksがIN!
他に
●The Fallや
●Joy Divisionと
CANに影響されたパンカー(ポストパンク)が勢揃いじゃナイッスか
おまけに黒一点
新興UK・レベル・レゲエの
●Steel PulseもIN!
●John Cooper Clarkeは歌う詩人だが(後述)
バックはピート・シェリーやエレクトロなインダストリアルだったりして
クラウトロック寄りのプログレッシヴ・パンクなのよね

要は
CANの子供達が大集合大会なのでR
カンの・・・ダモ・スズキの魂はちゃんと受け継がれていたんだZ

<上>
重要盤なので2枚装備

<下>
The Roxy London WC2 Jan - Apr 77 ('77 Harvest 8バンド)
Buzzcocksが収録されているこれも77パンクの最初期の記録
しかも生々しいフロアの声やライヴハウスに響くノイズを拾った
むっちゃ貴重な記録なんだが
たまにエサ箱で見かけるとゴミみたいな値札が付いてたりして
意味が解らない事しばしバカジャネェノ~!!!!
The AdvertsとかEaterなんかクッソ下手なんだが
バズコックスは上手いよな〜


もはや
2020/12/03

日本盤のリリーッスも再発もなくなった10枚目?
バカが これ最高なのに

     Can - Out Of Reach('78 Harvest / Lightning)

と言っても
初期とはだいぶ様変わりしてますます洗練して聴きやすく(Canなりに)
レゲエ色さえ後退してブラコンてかソフト&メローてかCity Pop(Canなりに)

新加入の本格黒人二人がチャカポコとファンキーさを主導する様は
数年後に大ブレイクしたトーキン・ヘッヅの手法を先取ってますな
さすがだ!

しかし
甘い!
甘酢ぐる!!
この盤で凄いのは決してここではないっ
UKでの初回レベールが・・・Lightning Records!

ライトニングは数年前にレーベル研究で掘ったのは誰も憶えていないが
オブスキュアかつ重要な英77パンク/パブを聴きこんで行く際には
絶対避けることの出来ないRawと並ぶ重要レーベルのひとつ
ただし
重要な点は’70s末のレゲエ/ダブを聴き込む際に於いても外せない事だ
いくらUKパンクがレゲエに影響されているとはいえ
弱小インディーズでこのラディカルな両者を
同時に世に送り出していたレーベルはあまり無いのでわ?

んで
Virginを落ちて弱小に移ったとはいえ
メジャーに拾われないパンク&覚醒的なReggaeを得意とする
先鋭的なレーベルをあえて選ぶとか・・・
これぞカンの魂そのものじゃナイッスか
またまた点と点が繋がって線になって目が点になった〜!
(なってねぇよ)
むぅ士郎
サウンドは世間に迎合してもアティチュードは変わってねーぞ
      ↑これ褒めてんのか?

下:Joe Gibbs & The Professionals - African Dub - All Mighty
('75 Joe Gibbs 写真のUK盤は'78年にLightningから)
当時一番ヤバくてオタッキーなDubだったヤツ
はっきり言おう
ダブこそが究極のプログレッシヴ・ロック ←結論 ←言い過ぎです


いいかげんオラ
2020/12/02

CAN疲れして来たし
もう書く事も無くなってきただよ

      Can - Saw Delight('77 Harvest / Virgin)

著名黒人パーカッショニストReebop Kwaku Baahが参加して
さらにウマウマでジャジーな流麗かつノリノリなラテン・ビート・・・
そう 
Crossover Jazzといえばお決まりのサンバの方向へ進化?
何かもう数年前とは別メンバーに入れ替わったかの様相
しかしベースってこんなにファンキーな人だっけか?と思ったら
やっぱりジャマイカ生まれの黒人Rosko Geeでした
それにしてももうリーバップのコンガが効き杉でしょみたいな
(両者ともTrafic関連)

ただし
そこわそれ 
よくあるフュージョンのようなありきたりの音楽にはならず
サイケデリックなギターや鍵盤により
Can特有の混沌とした反復世界に誘われるのでした

帯には『エレクトロニクスの嵐』となっているけど
それ程でもないとカン汁のはそれが数十年前の感想だからでしょうか

ジャケは
ロック5大丸ノコものと言われています(言われていません)
(他は●Shockabilly ●W.A.S.P ●judas Priest ●Sheep On Drugs)


1976年!
2020/12/01

君はいくつだったか?」

え?
ヴァージンに移ったからもうその帯叩き文句は無いから??
そうですかそうですね

     Can - Flow Motion('78 Htvest/Virgin)

ぶっちゃけ
俺はこのアルバムを’80年位(20歳位)に
友人の家でみんなでこたつに入りながら聴いた時に
禿しく衝撃を受けた野田

多分その場に居た多くの友人がそう思ったと思う
「は? Canってこれじゃないだろ」と

正直
それまでCanは初期とベスト盤(カニバリズム)しか聴いておらず
ドイツの実験的でわけわかめの特異なバンドだと思っていたのに・・・
いきなりレゲエ全開になってるし
それも結構お気楽南国風味だったりして
なによりポップで聴きやすいじゃナイッスか
これがジョニー・ライドンが愛聴しP.I.L.の源流になったという
イクスペリメンタルでアンチソシアルなヤツらの現在なのかと・・・

駄菓子菓子
逆に考えるんだっ
凡百の商業主義に飲み込まれ地獄に堕ちたプログレッシヴ野郎共と違い
Canにとってはコマーシャリズムさえも実験的な試みと思わせる事しばし
(あくまで個人的見解です)
さすがだ!

て事で
ますます偽カリビアン(その他のジャンルも取り入れ)指向が高まり
初期に比べるともはやポップソングとして普通に成立する領域(エリア)に
入ってってしまったのです ←これ何回も言ったような

ただ
やはりインパクトに欠ける事は否めず
これまでのように時代に楔を打ち込んだような
決定的なナンバーは収録されていない

CAN - Smoke (E.F.S. No. 59)
https://www.youtube.com/watch?v=Rbbr-vAJnk8
☆キャバレー・ヴォルテールのようなポスト・パンクが始めた音を
パンク以前に提示


大ざっぱに言えば
2020/11/30

Canの第三章の始まりみたいな盤

     Can - Landed('75 HOR ZU Virgin他)

いつもながら硬軟入り混じった統一性の無いアルバムだが
このアルバムはかなりバンド・サウンドっぽいノリがカンじられ(カンにしては)
普通にロック・バンド的(プレ・パンク)として
ステージで再現出来そうな曲が多いような

その分「あんたら何してくれはりますのんや」みたいな部分は少ないのです

Red Hot Rockin Blues
https://www.youtube.com/watch?v=HfBTV3ZFFyY
☆世界10大レッドホット・ソングの一つと言えま昇華
他は
・Billy Lee Riley
・Robert gordon with Link Wray
・Jesse James(Red Hot Rockin Blues)
・Robert Johnson(They're Red Hot)
・Motley Crue
・Pretty Maids(Red Hot and Heavy)
・Herb Alpert
・Mary Wilson
以下略


甘い! 甘すぐる!
2020/11/28

限定Limited Editionだけを抑えて安心しているとは・・・
きさんそれでも同盟国か

   Can - Unlimited Edition('76 Harvest 写真は'91 Spoon)

好評につき二枚組に"増殖"して再登場
Limited Editionはその名の通り一回だけの限定リリーッスだったが
Unlimited Editionはその後も何回も復活しています

1-2面はLimited Editionと同じで
3-4面は少々長尺のナンバーが加えられてるんだけど
さらにとりとめのない録音スケッチみたいなものが多く
ノイズというか
環境音楽というか 
ごった煮のコラージュというか
峠のお宿レゲエというか
ぶっちゃけこれ曲なのか?どっからどこまで?みたいなゆるい感じで
(ま それがいつものCanなんだが)
小生のようなパワポ脳には解説が難しいレベル

ただし
ポスト・パンクのUKのインダストリアル勢がやっていた事を
すでに数年先から試みていた事に価値があるてか
それをドイツ以外の地域に知らしめるために編集された盤なのであった

Can - Transcendental Express
https://www.youtube.com/watch?v=qhnBrTI2wew
☆Kraftwerkの "Trans Europa Express"より先って事か

ジャケはYMO『増殖』の元ネタなんだろうなぁやっぱ


「1968年!から1974年!まで
2020/11/27

君はいくつだったか?」
・・・じゃなくてー

     Can - Limited Edition('74 UA 本物)

15000部のみリリーッスされたという名前どうりの限定盤で
'68〜'74の未発表アウトテイクを集めたUA時代を締めくくるコンピ

15000部ちうのがはたして多いのか少ないのかよく解らんが
その後伝説化したレコなので多分貴重盤
ただし値段はこれを買った昔も今もそんなに高嶺の花って程でもないようだ

理由はいくつか想像出来るけど・・・
高い価札つけてもそんなに需要ないんじゃないか?@Japan
ボートラ集なんてヲタしか聴かねーよ〜みたいな
(あくまで個人的見解です)

ただし
Canだからこそこんなとりとめなくメモみたいな物を集めたレコでさえも
1枚の作品として纏めても違和感無く納得出来るのは・・・さすがだ!

そんな中!
B-1『E.F.S. No. 27』(曲名さえ付いてない曲の断片が多い)は
義太夫?てか雅楽?てかてかお経(よくわからん)がIN!
鈴木さんが持ち込んだ東洋のフィーリングに違いないかろうが
Canにしてみればレゲエとそれらは全く同列平面上にあるモノと思われ
なので
次の曲『TV-Spot』ではJonathan Richmanのエジプシャン・レゲエを
想像させる謎レゲエに繋ぎます(下)
またまた点と点が繋がって線になって目が点になった〜〜〜
(注)リンゴ・スターとストレイ・キャッツにレッド・ツェッペリンを加えた
この5アーチストが世界五大いいかげんレゲエ者と言われている

E.F.S. No. 27
https://www.youtube.com/watch?v=JaB5pi9AFpM

Bラスにはマジな戦前ジャス小唄も一吹き収録とえろえろ興味深い


「1974年!
2020/11/26

君はいくつだったか?」


お前ら毎年やってたんかよっ
しつけぇ

"カン"アフロ色を強めた7枚目のアルバム。ついに彼らはスターの座についた。

   Can - Soon Over Babaluma('74 UA 写真はJapan)

やっぱ
続くの帯叩き文句って結構フカシ気味なんだよな
7枚目じゃなくて6枚目だと思うんだが
同じ'74年に出た『Limited Edition』はコンピだし
仮にそれを入れても10月だからこっちの方が先じゃないかな

んで
前作にも増してちゃんと曲に聞こえる曲をやるようになっているんだが
強力なVo.がいなくなったせいかますます楽器演奏の技術面が高まり
もはやフュージョン・バンドと観なしても過言では無いレベルに

特にIrmin Schmidtのドラム/パーカション能力が非常に向上していて
リズムの構築が重層的かつ繊細になり
それがカリブ海音楽への探求へと接近していったので昇華

(帯によると)『アフロ色』だけどタンゴっぽいのもあるから
疑似ラテン化と言った方がより近いと言い魔性か
後のホワイト・レゲエ化(第三章?)に向かってスタートを切った感じ

'70年代のホワイト・レゲエってまだ完全に
レベル・ミュージックとしてのジャマイカ風味を取り込めてなくて
妙に南国の平和感だけを醸し出しすだけの似非Reggaeだったりり 
カリブ音楽をいっしょくたに混ぜてしまって
結局南極これって失礼なんじゃまいか?みたいなのが多かったりするけど
カンの"Dizzy Dizzy"や"Chain Reaction"といった曲もどっちかというと
『峠のお宿』とか『狸と狸の盆踊り』みたいなタイトルの方が似合いそうな
日本民謡を強く感じてしまうのって・・・ワタシだけ〜?(←お前だけだ)
だがそれがイイちょんまげ
ジャマイカ人もリンゴ追分とか好きだしなー

ババルマというのが何に事なのか知らないが
ラテンミュージックなのにジャケが雪山(を超えて)ってのも
そういうアイロニーを秘めているのかな

とにかく
毎アルバム毎に姿を変えて進化(プログレッシヴ)していくもは素晴らしい

Dizzy Dizzy
https://www.youtube.com/watch?v=nDl7ZhudkRg


「1973年!
2020/11/25

君はいくつだったか?」


知らねーよ
ウザいわ
トシちゃん25歳かよ
あたしきんどーちゃん40歳こだわる乙女

レディーに歳を訊くんじゃないわよ
おーおっほおっほバカジャネェノ~!!!!!

      Can - Future Days('73 UA 写真は'83 Japan)

「カンは二人目のボーカリストをも狂気に追いやった。
本アルバムレコーディング中ダモ鈴木スタジオを逃走。」

いや
これ かなりインパクトある帯叩きだわ
気が狂ったって書いてあるけど
エホバの商人(←ライナーママby鳥居ガク)に入ったんじゃなかったっけ
入信=発狂はいかがなものか

実際
ヴォーカル・パートは少な目で印象も薄い
多分鈴木氏ではないと思われる控えめな歌声が挿入されたり
スキャット/コーラスも効果音的に入れられている

この帯
素材が薄くてちょっと触っただけで破れやすい
てかさっきしこーし破いちゃって泣きそうなんだけど
帯付きの残存が少ないのはその為でR(あくまで個人的見解です)

演奏は前作にも増してテクニカルかつ繊細になり
かなりジャズっぽいしメロトロンと思われる鍵盤も入って来るので
音に複雑な厚みがありソフト&メロー感さえ感じる程
当時の保守的なプログレ耳にや通常のロックファンにも
ギリギリ耐えられるようなサウンドになったのでわ(言い過ぎです)
一方エレクトロニカ的な展開も始まっている


日本盤はそれまで結構リアルタイムでリリーッスされていて
昔のジャップはスゲェな〜と思っていたんだが・・・これは出てないもよう

下:マカロニほうれん荘展('18)
究極のギャグ漫画/二次元のロックンロールを創造した鴨川つばめ先生も
マカロニほうれん荘連載中に明らかに精神に異常をきたしていたと思われる


4th(3rd)
2020/11/24

     Can - Ege Bamyasi('72 UA 写真は'83 Japan)

これまでとの最大の違いは・・・
巧くなっているっ

いや
これまでが下手だったとわ言わないが
特に上手かったかどうかよくわからない音楽性なんだが
グルーヴカン(感)がマシマシでまるでJames Brown & The J.B.'sみたいだぞ
ドラムもスネアやバスドラを妙に細かく刻んでるし
またリズムマシーンが導入ダレているという(未確認)情報もある

Pinch
https://www.youtube.com/watch?v=IlzoO31L818

前述したがダモ・スズキの歌は日本語になると
急に脳の別ファイルにインサートされて来て
不意に日常的なお茶の間現実に戻されるみたいなトコロがあるんだが
このアルバムでは英語部分でもモゴモゴしたマンブリング唱法の部分は・・・
内田裕也に似ている事が判明!
多分両指を口に差し込んでステレオ効果を出そうとしていたはずだ
プログレッシヴじゃナイッスか!

もっと言うと・・・
ギズムの横山SAKEVIのモゴモゴおとぼけ唱法にも近い!
Youtubeを見るまで知らなかったがDamo Suzukiのパフォーマンスは
かなり禿しく凶暴になったりする事があると同時に
それと対比するようにして
長髪の奥で眼光は狂気をはらみつつも意識的に抑制したりを繰り返すんだが・・・
ヒッピー(平和主義)だというのに実際はかなりパンクっぽい印象
まさに" Hippies is Punk "="Punk is Hippies"
て それ ギズムじゃナイッスか
んで このブログのテーマは"プログレッシヴロックはパンクロック"
またまた
点と点が繋がって線になって目が点になって線になった〜〜〜
(元々G.I.S.Mのパクリです・・・)

G.I.S.M. - Punks Is Hippies
https://www.youtube.com/watch?v=iRCMWuxYAf4

むぅ士郎
GISMが現在でもヨーロッパで神格化されている理由がわかろうもん
(かどうか尻ません ※小生初期のギズムのギグを実際に見た事がある)

CANと言う名前は『可能』と言う意味もあってまるで
ドイツからの『YES』への返答のようにもカンじられるのだが
ジャケ的に示されるのはいつも『缶』でしかないようだ


ちょっと
2020/11/23

録音時期は戻るけど
リリーッスは'80年代のブツ
あえてここに挟んだのは'68年という超初期 1st以前録音だから

    Can - Prehistoric Future('84 Tago Mago)

妙に堂々と販売された元々カセットテープだったブート(なのか?)
タゴマゴちうレーベル名からしてCanとカン係ありそうな
フランスのカセット専門でしかもアヴァンギャルド系専科
しかもパッケージに凝ってるという奇妙なレーベルだけど
実際は18タイトル中カンのテープはこれだけ?っぽい

情報がわからないので想像で書いてるけど
ライヴてか即興演奏がAB面1曲づつぶっ通しで入っていて曲名無し

これを聴いてスゴイ!となるか
粗いテープ録音(モノラル)のそれこそ練習テープみたいなモノじゃんかとなるか
仮にバンド名も時期も知らされないで聴かされたら
評価に困るような緩い適当さがある

'70年代に吉祥寺のMinorという一応ジャズ喫茶に通って
ガゼネタとかフリーミュージックのライブをよく聴いたが
2時間位ずっと暗くて無意味なノイズが続くだけなので
途中で逃げ出したくなる感じだったのを想い出す
※客が数人しかいないので中座しがたいふいんきがある
(それよりこの盤のほうがずっとまし)

2nd時にはすでにサントラの仕事を何本もやっていたので
バンド結成前からそれなりの知名度やスキルを持ち
現代音楽とかジャズにも精通した
割とアカデミックな人達が集まったんだと思うけど・・・
(あくまで個人的想像です)
そういう事は全く感じさせない 
まぁカオス
ピアノ破壊(カミソリで?)とかやってるらしい

最初のライヴと言われているけど
テープ操作みたいな後処理も加えてあるはず

https://www.youtube.com/watch?v=BzLtH56vtpI


3rd.
2020/11/22

   Can - Tago Mago('71 UA 2LP 写真は'83 Japan)

カンのアルバムの中では最もヒットして最高作とも言われている盤
2枚組だけど元々は普通に1枚モノの企画だったのに
制作途中でもう1枚加えたらしい

そんな経緯のせいか1-2面はダモ・スズキの歌が入り
それなりにポップに(Canにしてわ)起承転結のあるバンド・サウンドを
聴かせるアルバムになっているが
3-4面はまるで初期のスロッビングリッスルのように(逆です)
フリーでリズムも無い読経ノイズ・インプロヴィゼーションを中心に展開
反復ビートがトレードマークと思われるバンドなのに別世界に感じる事しばし
ただし
こっちの非商業主義的な指向性こそが本来やりたかった事だったんだろうな

こんなワケのわからないアヴァンギャルドな音楽 それも2枚組が
チャートで38位にIN!ってさぁ・・・
ドイツってのわなんちゅう国なんやろか

A-3に急に日本語の歌詞が入ってくる曲”Oh Yeah”があるけど
その瞬間に後期GSてかプレ東京ロッカーズに聴こえてしまうのが面白い
ま バックの動物的なグルーヴ感は草食孫コピーの
ジャップ共とは全然比較にならないんだが

https://www.youtube.com/watch?v=bRMSjidUB_o
☆スキヤキの次に有名な日本語で歌われたポップソングで唱歌?
後半どんどんとバズコックスそっくりになっていくのが興味深い(逆です)

このアルバムよりしばらくUnited Artistsからのリリーッスが続くが
前述のカンの影響を受けたと思われる反復ハンマービートを強調した
意識的なパンクバンド群 Buzzcocks 999 Stranglers等も
UA所属だったのは決して偶然ではないだろう


2ndというか
2020/11/21

5本の映画に提供した曲を纏めたアルバムなのでコンピとも考えられる
みたいな事が書いてある

  Can - Soundtracks('70 Liberty 写真はSpoon '80)

まだ活動し始めたばかりで1年目なのにサントラの仕事ばかりが
何本も来るってにのも不思議なバンドだ
インディーズ状態でのデヴュー盤のタイトルが
『怪獣映画』っていうのもなんとなくわかろうもん

んで
前作のVo.マルコム・ムーニーと件のヴァイオリン(&フルート)氏画抜けて
日本人の蛇毛鈴木が加入だもん(Malcolmが謳ってる曲も2曲IN!)

あと
前作ではThe Canと『ザ』がグループ明に入っていたけれど
カンの単独表記になりました

サントラ集と言ってもキャッチーな曲が多くて(CANにしてはだけど)
むしろ聴きやすいアルバミなんです

Can - Soul Desert
https://www.youtube.com/watch?v=pxrSlyzdUNU
☆歌はマルコム


驚いたなぁ
2020/11/20

今朝の虎ノ門でオジキと姫が昨晩オレが書いた
「人権左派は何故か中国共産党の少数民族鍛圧にはだんまり」って論旨を
議題にのでて解説してたんだが・・・
あいつらもここを見てるんか!
こりゃ下手なデタラメを書けないなぁ



そんな中!
Tony Visconti→Band-Maid→Lovebites→Buzzcocks→Marc Bolan
繋がりで(どういう繋がりだヨ)
プログレッシヴ・ロック試考:Canに行きたいとカンがえる

The Can - Monster Movie('69 Music Factory 写真は'80 Spoon)

まず
ジャケが間違っている
これは巨大ロボであってモンスターではない!

ただし
本当の初回Music Factoryの盤は別ジャケで
古い銅版画の怪物てか化け物みたいなやつらがあしらわれているんだが
値段を見たらびっくり 100万円コースであった

しかし
永井豪がこれを見てマジンガーZを思いついたってのなホントなのだろうか?
(そんな話聞いたことねーよ)
※ロボのデザイン的には闘士ゴーディアン('79)が近い

前述したが
初期Canは前衛ではあるけれど進歩的というよりは逆に原初回帰というべきで
プログレッ支部には入らないのではないかという気もしている
技術的にテクニカルって事もないしね

ただし
B面が"Yoo Doo Right"1曲のみというのはどう考えてもプログレでしかない
https://www.youtube.com/watch?v=gPXkIWYYVfQ

要は
ヘヴィー・サイケの'70sニューロック期に突入しての発展型では
これは便宜上とりあえずプログレ箱にぶっ込まれているような
多くのクラウト・ロック・バンド群が同様で
もうドイツの民族音楽・風土病と考えてもかまわない
あの蠍団スコーピオンズだって1st期は暗黒呪術教団みたいな感じの音楽だった

あと
ヴァイオリンがメインで入ってると思うんだけど・・・
そういうクレジットが無いのが謎
いや もしかしてあれギターや鍵盤のサウンドなのかなぁ
だとしたら謎にテクニカルだよ


<下>Buzzcocks - All Set('96 I.R.S.)
ブリット・ポップと言うので唱歌 
ちょっと評価の仕方がわからない領域に行ってしまわれたが
とりあえずCanにインスパイアされたという初期の魂は感じられない


もれ
2020/11/19

ネトウヨだけど人権派
てかこの両者は全然相反しないからしないから

むしろ
普段人権だヘイトだとデモってろパヨクが
何故世界最大のレイシズム国家体制である中国共産党に対して
反中共活動をしないのは何でなんだぜ

最近では内モンゴル自治区でモンゴル語が禁止されるという
同化政策による民族抑圧が本格的になっているというし・・・
何でもアメリカの真似から始めるパヨ共は
ブラック・ライヴズ・マター・イン・ジャパンじゃなくて
オレ達のイエロー・ライヴズ・マターをやれっちゅうの


そんな中!
小生は地元巨大ラーメンシティ武蔵境における人権問題を調査すべく
スキップ通りに向かった(スキップはしてません)

          ぎょうざの満州

この旧満州・内モンゴル自治区で言語統制はすでに行われているのか否や?

しかし
満州に初めて入国したけど・・・
隣のオサーンはすでに食器も片付けられている?のに
謎の大量の種類にもくもくと記入し続けてるし
店内割と雑然としてて・・・自由空間すなー
はす向かいにある王将の緊張感とはダンチだな

んで
店内の言語は・・・日本語!
中国人ぽい?ていいんさんもモンゴル語ではなく
ジャパニーズを喋っているじゃないですか!!
え? 
まだ東アジア共同体・・・じゃなくて大東亜共栄圏が進行中だとかマジ?
これは・・・日本人による強制同化政策 国連に報告案件だー!!!

・・・・・

んで
味噌ラーメンをコール
むぅ士郎
具だくさんで真面目に作ってる札幌系の正統派だと思われるんだが
なーんかもの足りないのよね
じいちゃんがやってる老舗のどさん子にありがちなタイプとでもいいま昇華
やっぱご飯モノが無難だったんですかね

しかし
オレってホントにラヲタ・・・はたまたネトウヨなのかな


かーらーのー
2020/11/18

甘い!
甘酢ぐる!!

     Buzzcocks - Parts One, Two, Three('83 I.R.S.)

これちょっと解りにくいんだけど
'80年に出た3枚のシングル盤3枚(1,2,3とナンバリングしてある)の
各A面B面を順に12" EPのA面B面に6曲収録したモノ

'81年に出ていた"Parts 1-3"のジャケ違い再発リイシューにあたるんだが
要はシングルズ・ゴーイング・ステディの続編というべき体裁の盤で
北米マーケット用ってのも同じ

つまり
これもマストでありますと・・・

しかし
この辺でバンドの活動やリリーッスが止まったようで
小生のBuzzcocksへの興味も薄れたというか
当然解散したのかどうなのかなんて情報が流れるワケもなく
そんな事は知らないかったんだが
やってる事は変わらずやってて
それまでとどう違うんだと言われると困るんだけど
楽曲もイマイチ勢いが無いといいま唱歌

ぶっちゃけ面白くなにのだよ

多分
例の「時代に追いつかれてしまった」状態なんだろうなぁ

ジャケの表裏や曲目表記もわかりにくくすぐる
(2-3って書いてある方が表)


結構前の事なんでよく憶えてないんだが
2020/11/17

百年ぶりに中野ブロードウェイに行って地下街を歩いていたトコロ・・・
謎のラーメン屋ハケーン
てか
ラーメンの提灯ハケーン

まず
店名が不明てか無い
ラーメン/パスタの材料やインスタント麺/自作セットの販売店のようだが
奥を覗くとこじんまりした厨房&カウンターも見えるという謎の形態

わかりやすく吉祥寺で例えると
昔南口のアーケード内にあった熊本県のアンテナショップで
1Fには棒ラーメン等の名産品が並べてあり 
2Fはラーメン屋になっていろもののふいんきは無人くんで
ほぼほぼインスタントラーメンが出てくるみたいな感じを想定してもらいたい
(すごく解りにくいてか誰も憶えてないです)

良く暖簾を見るとNOODLESと書いてあり
また大成食品の・・・アンテナショップのようでもあります
ビンゴー

ただし
これまた昔に中野サンモールにやはりNOODLESちう名前の
資本系(日清食品?)の店が一瞬蜃気楼のように存在した事があり
そことの関連性は・・・全く無いような気もするし
後でチラ〜っとヤフーでググったトコロ
『麺テイスティング・カフェショップ MENSTA』とか言う名前らしいけど
ほぼほぼ詳しい情報が出て来ないし・・・謎は深まるばかりだ

んで
昼時だってのに誰もいないのが不安だが
ラヲタ的にはやはりここわIN!でマストでしょう


システムは
スープを席の後に積んである各社の粉末小袋から選び放題ですヒャホホーイ

て 
やっぱりインスタントだったんかい〜
前述ロッテリアの家系どころじゃないZ
これが製麺会社直営の『麺テイスティング』のキモ
メインの麺を味わうべしメーン 以上! って事なのですね

○○製麺所とかの大見得きった看板で偉そうに腕組みしてるチェーン点より
よっぽど清いじゃナイッスか!(なのかな?)

とにかく袋スープの数が多すぎて決められないから困る
適当に手前にあった何とか豚骨みたいなのロシアンルーレット的にセレクト
確か他にパスタやコーヒーもあったし
サラダ付きなのはカフェショップ故でしょうか?

さてさて
インスタント・ラーメンというには立派な盛りつけの丼が出てきましたヨ
家でカップラーメン作っても具をマイスペシャルアレンジすれば
お店で出してる一杯になるんだぜっってお手本だよネ

とにかく
ここはズープより自慢の麺に集中して味わうべしべし

さて
味は? 
・・・全然憶えてない

オレってホントにラヲタなのかな?


甘い!甘い!
2020/11/16

甘酢ぐる〜〜〜!!

何が
77パンクの雄バズコックスはこれを揃えればおkキリッtおしまい・・・じゃ
そんなレベルでバズってんじゃねーヴォゲガ

Buzzcocks Featuring Howard Devotoの『Time's Up!』は'76年録音
ダムドと早さを争う初期パンク録音中のしょっき初期じゃーいヴォゲガ

   Buzzcocks - Time's Up('00 The Grey Area / Mute )

'78年にブートでリリーッスされて以来
長らくリプロされ続けていたという伝説のデモ・ブートが
今世紀になってやっと初めて?正規リリーッスされたというから
LPもあったので押っ取り刀でゲトー
(あくまで個人的データです)

録音は雑ながら音楽としてはすでに1stアルバムの領域に達しており
何と言っても初期パンクなのにもうすでにオルタナティブだったという
恐るべき先進性/覚醒度にくわばらくわばら

て事で
これが余すことのない"甘い甘い甘酢ぐる"三段論法なのであった
おしまい


ふぅ
もうキリがないのでバズるのはこの辺にして次に進めたいものでR


<下>
Buzzcocks - Live At The Roxy Club - April '77('90 Receiver)
このライヴ録音も早い!早すぐる!!
てか前述の'76年のデモの方が格段に上手くて完成度が高いという謎
☆これも元々はブートまがいのブツだったんじゃないかと思っている
('89 Absolutely Free)


ところで
Band-Maidの音楽はパンクロックの要素もかなりあるのに
メタル・サイドからのリアクション動画や
「メタルなのかハード・ロックなのか」という議論はあっても
パンク側からそのようなアプローチがされているのを見た事がないんだよな

いったいヤツらの頭の中のPunkってのはどんなパンクなんだろうか?
少なくともバズコックスのような最初に定義されたPunk Rockと
今言うトコロのパンクとは相当乖離してしまったようだ

<ジャケ裏のアー写>
バズコックスは髪を逆立てたり安全ピンやカミソリの刃を下げたりしなかった


はぁぁ? 
2020/11/15

甘い!
甘酢ぐる!!

『シングルズ・ゴーイング・ステディ・コンピ』があれば
Buzzcocksの初期45sが総て聴けるとかバカジャネェノ~!!!!!
お前は何を言っているんだ

バズコックス史上最も初期で重要な・・・
いやパンク史上てかもっと広くインディーズ史/DIY史上
最も重要な本命盤が抜けとるやないかーい

  Buzzcocks - Spiral Scratch('77 New Hormones 4曲入り)

ふぅ
真の77パンクとはこれの事
これぞマストでありますと

Buzzcocks - Breakdown(Vo.Howard Devoto)
https://www.youtube.com/watch?v=hzUJIA4u9hs



え?
これ バンド名の下に"With Howard Devoto"が付いてるから
'79年の再発じゃんppppだって?
グヌヌヌ

いや
あのな'77年のオリジナルはクッソレアなんで買ってられないっての
そもそもあんまり見た事ないし
だいたいこの後に出たえろえろな再再発盤がカッコつけて?
"With Howard Devoto"を取ってる故
逆になーんかパチ物っぽさが出ちゃって
むしろこっちの方がホンモノの風格があるんですキリッ

とにかく
これを抑えておけばバッチコーイなのでR


一方
そんなハワード・デヴォートは最初のポストパンクとよばれるマガジンを結成
1stはファストな曲では性急で分裂症っぽいバズコックスのふいんきが
まだ色濃く残っているように感じられてかなり好きだし
病んでる感は新鮮であった 
<下>Magazine - Real Life('78 Virgin)
magazine - shot by both sides
https://www.youtube.com/watch?v=hURfS6b3wVo
☆ピート・シェリーと書いた曲の一つ
しかしまだ若いのに何でこんなに禿あがっているのか

その後
パンク上がりにしては結構アルバムを残してるけど
メンバーはヴィサージュだし
パンク→ニューロマに移行するビジネス・パンカーには
なんだかなぁって失望感がありNWがろうでもよくなったので
特に継続して聴く気が起きなかったバンド


☆このブログでは小生の個人的好みや俺のどーでもいい感想文よりも
{※誰かがもっとためになったり良いことを書いているはずなので)
レコードの物質/商品的側面(スパイラル・スクラッチ)や
バンドの歴史/メンバーの人事異動 あるいわレコジャケ等重箱の隅に注目
あえて偏っていて頭が悪そうなのは誰もが語っている正論や
ウィキを丸写しした正史を書いてもつまらないからです
(20回目)


甘い!
2020/11/14

甘酢ぐる!!
「バズコックスとは初期のあの3枚があれば良いキリッ」とかバカジャネェノ~
(↑前回の続きです)

このゴーステ(※峯田和伸は参加していません)という
一見ベスト盤のようで決してベストではない盤が無ければ
Buzzcocksを聴いた事には全くならない野田っ

    Buzzcocks - Singles Going Steady('79 UA ぬ本番)

シングル盤のA/B面をアルバムのA/B面に順に納めつつも
アルバム収録曲とは曲がほぼほぼ被らないんだが
勿論アルバムの曲も素晴らしいのにもかかわらず
このコンピには全曲超激(E)曲しか入っておらず
あんたら いったいなんちゅう皿を食わしてくれたんや
なんちゅう才能を持ってるんや(京極万太郎談)という・・・

ただし
それを3年ですべて使い果たしてしまったんたという
まさに時代と寝たバンドと言え魔性か
いやオナニーと言うべきか(Buzzcocck故に)・・・

むぅ士郎
でわこれがあれば個別に45sをせっせと集めなくてもいーんですか?
いーんです!


そうそう
一昨日?「何故か近年は元祖パワー・ポップにぶっ込まれてたり」とか書いたけど 
森脇さんのライナー読んだらリアルタイムですでにパワポになってましたわ
めんごめんご

ただし
オレ達プログレ支部的にはバズコックスを・・・
パワー・プログと定義したい!
要は
凡百の脳筋パンクとは一緒語る事が出来ないバンドなんです


☆元々アメリカ(ツアー?)用に編集された盤だったのが
好評だった為に世界的に発売になったという
日本盤w/帯は激レア
↑お前は音楽を聴いてるんじゃない帯を集めてるだけだ!(芹沢達也談)
※当時のアメリカ人はフリスビーやジョギングやディスコに熱中していて
流行や同時代意識にもの凄く遅れているため1stと2ndは未発売だった
てか殆どのUK初期パンクは米盤なんて出なかったという
国民がパンクをやっと理解したのはニルヴァーナが現れてかららしいバカジャネェノ~


Buzzcocks 3枚目
2020/11/13

     Buzzcocks - A Different Kind Of Tension('79 UA 日本盤)

初期のイニセントで魅力的なバズコックスはここまでか

阿木譲の主催したロックマガジン誌は
パンク/NWの縦ノリの寸断された重く乾いたバックビートを
オールドウェイヴの横ノリと明確に差別化するために
『ハンマービート』と呼んでいたと思うが(あくまで個人的記憶です)
その呼称がどの程度浸透していたか
てかそれを言い出したのが誰がかは知らんが
後に前述ピーター・ガブリエルのセッション時に
偶然?生み出されたと言われるゲート・エフェクト(エコー)という形で
後の10年感に渡って大流行しポップ界を支配しする音像にまで主流化するとは
誰が予測していただろうか

また
'70s後期にメジャー誌に全く相手にされずスルーされていた
有象無象のパンクバンド達を積極的に紹介していた雑誌(ミニコミ)が
Rock MagagineやZoo(後のDoll←これで合ってるんだろうか)という
元来プログレッシヴ・ロックやユーロロック寄りの本だった事も
『プログレッシヴ・ロックはパンクロック』というテーマの
裏付けともなっているのです


☆参照☆ 
本ブログの指すハンマー・ビートの代表的バンド群の一例
<クラウトロック> Can Neu! La Düsseldorf Kraftwerk等
<NW> 999 Buzzcocks The Stranglers P.I.L Gang of 4等
<オルタナティブ>This Heat The Flying Lizards Metabolist等

上・中:日本盤は激レア?

下:ロックマガジン別冊『モダーン・ミュージック』(これも阿木譲提唱?)


でわはたして
2020/11/12

第一期(二期)ロンパンにして近年では何故かパワポにぶっ込まれてたりする
Buzzcocksは・・・プログレッシヴ・ロックなのか?

答はイエス!

どいつもこいつも独クラウトロックを代表するCanの缶詰を食らうとよかろうもん
カンの初期の編集盤カニバリズムの中面を見てもらいたいっ(下)

ピート・シェリーが自分がいかにCanに感化されたかという
短いライナーノォツが掲載されているのでR

そして
バズコックス2ndの中には明らかにカンからの影響と思われる
実験的な反復ビートをパンク世代的にアップデートされた
早くもポスト・パンクでサイケデリックな曲が
何曲もB面に詰め込んである
それはストレートなパンク・サウンドが詰まった1st(上)では
まだ展開されていなかった要素だ
(よく聴くとちょっとあったりもするけど)

Late For The Train
https://www.youtube.com/watch?v=O4nYRgNoRbc

んで
それをよく読むと彼のギターに影響を与えたミュージシャンは
CanのMichael Karoliと後期(!)Marc Bolanという事なんだが・・・
そう!
そもそもこの章はトニー・ヴィスコンティのプロデュースから始まったワケで
YES!
またまたマーク・ボランに戻ってきたワケで
ハイ全員で
点と点が繋がって線になって目が点になった〜〜〜
(しつこいよ)

そして
これこそが本章のお題であるトコロの
『プログレッシヴ・ロックはパンク・ロック』が集約されたモノなのであった


正直カンがプログレッシヴ(進化)・ロックかと言われると
むしろ逆に原初的な音楽形態/先祖返りなんじゃないかという気もして
ちょっと抵抗もあるんだが


上:Buzzcocks – Another Music In A Different Kitchen('78 UA)
UKオリジ盤
ロック史上重要な歴史的なアルバムなのにもかかわらず
昔からあまりエサ箱に落ちてるのを見た事が無いという盤
手数の多すぎるドラムはCanとは対局だったりする

中:can - cannibalism ('78 UA 日本盤)
この二枚組は当時吉祥寺にあったレコード舎でバイトしていた
S-KEN(東京ロッカーズ)の鍵盤担当メンバーから個人的に買ったもの


そういえば
2020/11/11

ラブバイツって名前って
当然デフレパードの『ヒステリア('87)』に収録の曲(上)
からの命名と思い込んでたけど・・・
チラ〜っとヤフーでググってウィキったら
ヘイルストームちう女性Voのバンドの" Love Bites (So Do I) "が元ネタだったのね
全然知らなかったけどリリーッスすれば毎回チャート上位にぶっ込む
(E)人気バンドであったスンマセン

ただし
その曲を聴く限りメイデンタイプの正統派パワーメタルである
Lovebitesの音楽性とはかなり違って
モーラーヘッドなんかがやりそうなジョーン・ジェット直系の
ハードなロケンローて感じすな
Halestorm - Love Bites (So Do I)
https://www.youtube.com/watch?v=FmkHqUwa4zg

ところで
ま オレ的には完全な後追いなんだが
ラブバイツの前身てか数多くのオール姫〜る・メタル・バンドの源流である
デストローズの方が全然惹かれる
もっと言えば
元ラブバイツの蛇石マリナタンがフロントのフィメール・バンドが
今も現存していれば日本のメタルは世界最強だと思うんだが
なんたって蛇石=ヘヴィーロックなんだぜ

むぅ士郎
今一度政界再h・・・じゃなくて群雄割拠の女性メタル界が再編して
蛇石&オールスターズ新党でも発足出来ないかな
このまま埋もれてしまっては残念すぐる才能/ポテンシャルだもんな

もっと踏み込めば
J-姫〜る・メタルだけ結集して世界ツアーとか考えただけで鳥肌ものだわ
血みどろの楽屋裏になっても知らんけど・・・
そうそう 
女性メタルバンドってメンバーチェンジが多杉るのが闇なんだよなー

勿論ヘッドライナーはBand-Maidだろ()
当然マリナとFukiの参加は外せないし
ラブバイツとアルディアスは当然であるでますとして
マリーズブラッドとフェイトギアを中堅処に置いて
シンティアやトライデントはどうすんよ?
え??
何でSHOW-YAがいないのわ何故なんだぜだって??
つうかそれってナオンのヤオンじゃねーのか????
じゃあ中川翔子も呼ぶとか?????
海外の日本バンド枠はアニメのバーターだから案外ぴったり?????
てかお前は何様な妄想ヤメロ??????
そうですかそうですね

だいたい
Fate Gearだけどさぁ
スチームパンクメタルってパンクなのかメタルなのはどっちなの?みたいな


そんな中!
オレ達77パンカー的にわ・・・
もう一つの元祖『Love Bites』と言えば・・・
バズコックスでしょ!

  Buzzcocks – Love Bites(中 '78 2nd UAオリジ盤)

ここから本題だけど・・・
長いので・・・
つずく
(いらん前振りが長過ぎなんじゃー)

<下>
'90年の初来日チケット
これも会場は前述It Bitesと同じく渋谷クアトロ
駄菓子菓子
もうオレが好きだったEver Fallen In Loveであるトコロの
第一期(いや二期と言うべきか)ロンドン・パンクの雄
バズコックスとは全然違うバンドになっちまって
哀しかった想い出でしかないんだよなー
はたまたオレのNostalgiaが罪なのか
曲やステージの印象は全く憶えていないのだっや

バッジはリアルタイムでゲットした当時モノの多分オフィシャル販促品


東京ラーショシティの中心 武蔵小金井に
2020/11/10

ラーメンショップ・インスパ店を新たに構える意味



かつてムサコ・ラーショ椿の数軒隣にラーショの研修所があり
しこーし距離があるがラーメンショップ飯島から現ラーメン関口という
人気ラーショ・インスパ店があり
閉店したものの小金井二郎がラーショ出身という
このラーショ因縁の合戦場に
また新たにインスパ店が出現と聞いて
プロラヲタの心情である開店直後に行くのはバカとの掟を破り
すわ押っ取り刀で性急に駆けつけたトコロ
慌て杉でまだ開店前だったあお夏の日
開店祭りも落ち着いた頃と思い・・・IN!

そう!
ラーショ・インスパ系ならばワーゲンショップも黙っていられないZ

        武蔵小金井 - ラーメンたがわ!

この場所
数年おきに別の名前のラーメン屋に入れ替わっているようだが
相変わらず看板は以前の『赤青(MURASAKI)』が残ってたりして
店名がよくわからない
店内にあったすするのサイン色紙を見てやっと判明した次第

丼は全然平べったくなく
卓上のニンニクや豆板醤も例のデカいボトルじゃないので気分が出ない

おねいさんのヤングヤングな接客は良いんだが
これもBBAメインが常識的なラーショらしさを欠いており
ラインスパ店とえしては良いのか悪いのか悩む上に
当然店内がキレイなんだが椅子の下に荷物入れ箱とかもあって
女子力が高いのももの凄くラーショらしさを欠いている

ネギはラーショのゴマ油和えネギに怪力屋風の輪切り青ネギをミックス
和えネギもスタンダードなラーショよりカットが短く上品な感じなので
ヴィジュアル的にラーショ感はあまり無い

看板が『こだわりチャーシュー』というので注目のチャーシューは
最近のトレンド(だった?)低温調理・・・と書くともっともらしいがハム風
それににラーショ特有のこま切れ肉 ただしサイコロ状カットをミックス
こだわりの逸品って言うだけあってうんまいんだが
これが丼の底に溜まっているのでスープを飲み干すレベルで回収必至

そんなトコロからよくあるパティーンの
ラーショの看板は無いが明らかに椿食堂の手が入っている
元ラーショ店/類似店群とは違い
ラーショ的なサムシングなラーメンの研究店とでも言うような
若さ故の暴走じゃまいかと感汁事しきり


味はマイルド・ラーショとも言えるんだが
ホンモノには近づいて無いというか
コピーという程まで似せる気は無いのかもしれないが
ラーショの中毒性を感じないのは熊の手がIN!してないからなんだろうか?
要は
ジャンク感を廃したラーショが存在する余地はあるのだろうかと


しかし
オレってホントにラヲタなのかな?


ありがとう そして さようなら
2020/11/09

解散にしてライヴ盤
ピクチャー盤+4曲12"EP

    It Bites - Thankyou And Goodnight('91 Virgin)

スタジオ盤と遜色ない完璧な演奏と歌唱てのが泣けるよなー
でも結構客席を煽ってシンガロングさせるんだよね
ライヴなのにドラムがゲート・エフェクトっぽいっていう
鍵盤の音色はあえてメロトロンっぽく(古のプログレ)してるのだろうか?
それでもディスコグスでは『スタイル:Soft Rock』になってるんだよな


<下>
1989の来日チケット 渋谷クアトロ
ぶっちゃけよく憶えてないんだが・・・
客の入りは7割くらい?でちょいゆったりで三密ではなかったが
密度の濃い演奏であった
多分つべに上がってる動画の日だと思う
はっきり言おう 
I was There!

It Bites - Live In Japan 10/10/1989
https://www.youtube.com/watch?v=d1_sqer04wU
☆こんな緻密かつ情熱的な本気のステージを見れたのかー
こんなバンド滅多にいないだろ ありがとうイットバイツさん


それ前日だったorz
でもフランシス・ダナリーって横縞のTシャツ着てたから
二日間同じ服着てたのか

そうそう
ギターの持ち位置が高くてバタやんスタイルっぽかったんだよ
だがそれがイイ
しかし
ジャップの客のってねぇー
ま 
この時代はこんなもんか

この後復活したりするようだがよく知らんがやけに目立つだから
ビッグ・イン・ジャパンなバンドと言えま唱歌
それ なんか凄くわかる


スタジオ盤最終(解散前)作
2020/11/08

迷宮さが薄れてしこーしシンプル&ハードになった3枚目・・・

       It Bites - Eat Me In St. Louis(89 Virgin)

プロデュースはバンド自身が数曲と
前述Sparksも担当していたマック
このアルバムでは複雑ながら心地よい高度なコーラス・ワークが目立つのも
Queenのプロデュースで有名なマックの仕事故だろう
ただし
またまたゲートエコーのエフェクトのごり押しをいつまでやんのかなぁ

曲によってはもうメタル寄りハードロック然と割り切ってしまっているんだが
ジャケはロゴを見ればロジャー・ディーンと一発でわかるアートワークで
あくまでプログレッシヴ・ロック畑ってのを強調か
ただし
謎のオブジェと写真をメインイメージに扱ったRoger Dean作品は珍しい
☆写真撮影のMartyn Deanはロジャーの兄弟

NWOBHM組以降の'80年代中後期の英HR/HMはほぼほぼ壊滅状態で
メジャー・フィールドまで進出して成功したバンドなんて
ナパーム・デス以外に思い当たらないんデスが(←メジャーじゃねぇだろが)
イット・バイツをプログ・ハードとして見れば
数少ない成功例のひとつなのではないだろうか

この後
何故かリーダー?のFrancis Dunneryの突然の脱退で
これほど可能性のあるバンドが解散してしまったのが惜しまれる事しばし


そうそう
休止前はプログハードとしてのBand-Maidとの比較でたまに例えられる
ラッシュを貼っていこうと想ってたんだが・・・
聴いてたら何か自分の中で結論出ちゃったのと
メンバー移動が無さすぎて話が盛れないんで
結局南極止めましたナンナンダヨ~


https://www.youtube.com/watch?v=B3EM_QTojAE
It Bitesって子供に人気があったのかな?


昨日(1st)で
2020/11/07

だいたいイット・バイツへの想いは書いちゃったんで
今日は・・・終了〜

    It Bites - Once Around The World('88 Virgin 2nd)




多分
この2ndがバンドの絶頂アルバムだと思われ
(解散前のスタジオ・アルバムは3枚)
むっちゃ凝りまくった1stよりもさらに
細部までIt Bitesワールドが凝縮されていて
美メロに先鋭的なプログレッシヴでメタリックなサウンドを乗せただけでなく
ディキシーランド・ジャズも飛び出すポップでユーモラスな面も見せ
聴く度に万華鏡のように新発見がシャッフルされるという困ったアルバム


小生
'80s英NWをスルーしているんで不確かだけど
その辺りに近似したバンドてかジャンルがあるのかもしれない?
と言うのも
一瞬The Bugglesそっくりになる部分があるんだが
バグルスと言えばNWの侵攻で瀕死状態だったYesに
突然臓器移植されてプログレの命を救ったチームなワケで
ぶっちゃけオレ的にはアレの何がそんなに良かったのか
未だによく解らないんだが・・・
ま 
'80年代になってから最良期の一回死んだイエスの魂を復活→光臨させた
イット・バイツの背景にバグルス的なものがあったとしてもさもありなんと

あ!
だから『Kiss Like Judas(A-2)』なのか!!
むぅ士郎
点と点が繋がってなって目が点になってから線になった〜〜〜
↑これが言いたかっただけだったりして

Kiss Like Judas
https://www.youtube.com/watch?v=LK4T8HnSdEI

プロデュースはスティーヴ・ヒレッジがA面を担当
B面はバンド自身
Steve Hillageと言うと良くいえばスペイシーなプログレッ支部の部長
ぶっちゃけラリパッパ仙人みたいなイメージがあって
大丈夫かいなと思うが(←ワタシだけ〜?←お前だけだ)
よく聴いたら(下:Steve Hillage - Green ’78)
そんなにバイツとかけ離れたものでもなかったですわ
あんたが適任者だキリッ


そんなBand-Maid流れで今日のテーマは
2020/11/06

ラブバイツ・・・
じゃなくて・・・イット・バイツ
さすがにLovebitesはプログレじゃないからな〜

    It Bites - The Big Lad In The Windmill('86 Virgin 1st)

当時
所謂ポンプロックちうジェネシス後継者的なバンド群があったものの
小生全く興味が向かなくてオ−ル・スルーザ・ナイト状態
(確かPomp Rockはプログレッシ部住民からも
まがい物的にバカにされている傾向があったと思うんだが)

そんな中!
イット・バイツはそれらとは一線を画し
初期ジェネシスやイエス魂の正統的な後継者と認識され
かつ
HM/HRフィールドでも歓迎される音楽性も備えているちう事で
幅広い層から注目されて迎えられたもんじゃった 遠い目
(ま 日本の洋楽マーケットじゃ大した事無いと思うけど)

んで
まさにその通り
楽曲アレンジは凝りまくり熱気や情熱が凝縮され
これはもうIt Bitesってジャンルじゃないかって言う程の独自性を備え
当然演奏テクやセンスは文句無く 
しかもそれをひけらかすような事はなく
おまけにルックスもカッチョEつう最強のバンドなのだった 遠い目

一曲の中でリズムチェンジが多く変異する音階も難解だったりするんだけど
曲そのものはもの凄くポップで耳に馴染むもので
プログレなのに聴きやすいという

要は
ちょっと凝ってるだけのただのポップロックとも言えるワケで
ジェリーフィッシュと同じ箱にぶっ込んで違和感無しなんです

しかし
難を言えば
この1stアルバムも今聴くとゲートエコーのエフェクトに溺れてて
当時の流行りに全力で乗りまくってる感があり
少々はずかしいのって・・・ワタシだけ〜?

プロデュースは元Babe RuthのAlan Shacklock

All In Red
https://www.youtube.com/watch?v=lH_zYY8VJUM

(続く)

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