・Red Hotの独り言。
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かーらーのー
2021/01/06

やっぱ貼っておきたい
 一言言いたい
  ジョーン・ジェットのソロ

ま 
Joan Jettのソロ1先目はブラック・ハーツではない

  Joan Jett - Joan Jett/Bad Reputation('80/'81 Ariola/WEA)

'80年の最初の発売時はドイツのアリオラと契約し米・英・日の発売は無かった
そこで自らBlackhearts Recordsを立ち上げUS発売にこぎ着けるという
超激苦労人で信念の人
'81年に『I Love Rock 'N Roll』カヴァーの大ヒットを受けて仕切り直し
The Boardwalk Entertainmentの支援もあり全世界での発売に至った・・・
という複雑な(ありがちでわあるが)数奇な経緯がある

ちなみに
『I Love Rock 'N Roll』だって'79年にオランダやスウェーデンのみで
密かにリリーッスされた彼女の1stシングルのB面曲でしかなかったのだ

要は・・・
実質ジョーンは二回ソロ・デヴューをしているっ

ちなみにちなみに
Arrowsの『I Love Rock 'N Roll』オリジナルもシングルのB面曲でしかなく
アルバム未収録のぶっちゃけ捨て曲だったという酷いありさま
何でこの曲をゴミ箱の底から拾ってきたのか凄い耳と勘と情熱だよな

もっと酷いのは・・・
当時あれ程熱狂的に迎えた日本のラナウエイズ・ファンやレコ屋だってのに
ソロになったら最初のリリース時は日本発売もなくスルーだった事
オイオイあいつらいったいどこに逃げだしたんやロカ
これがホントの・・・ランナウェイ なんつて〜〜〜
           ↑これが言いたかっただけだったりして


てワケで
二回目にリリーッス時にはタイトルが"Bad Reputation"に変わり
表ジャケにも記載されたのでデザインが若干変わっている

日本盤のライナー(歌詞カード)なんかチャッカリと
"I Love Rock 'N Roll"アルバム時のアー写が使用されているので(下)
もう1st→2ndの時系列がワケがわからなくなってしまっているのだった

あと
レコーディング外人野戦部隊のメンツが興味深い
著名プロデューサーで後のブラックハーツKenny Lagunaは置いといて
ファストウェイの Lea HartはNWIBHMリヴァイヴァル・ブームの仕掛け人
ぶっちゃけかなり怪しい黒幕のイメージ

そこに
ライノ・レコーヅの社長がいた米C級モッヅThe Low Numbersのメンバーとか
The Motelsや20/20等のB級パワポ勢が加わってるし
はたまた
Kilburn & The High RoadsやRumourやGonzalez関連のパブロック裏方に
極めつけはなんでこんな所にいるんやろ的なDucks Deluxe/Tyla Gangの
シーン・タイラちうパブの旗本直参じゃナイッスか!

むぅ士郎
俺達パブマニア必聴盤なんや〜


勿論Sex Pistolsのギター&ドラムにBlondieメンバーって大物も参加です


https://www.youtube.com/watch?v=jUxsP8ED_cM
☆このMV好き
 シンバルが一回も鳴らない曲


オール・フィメール・ロック・バンドの終焉
2021/01/05


最近までこれがラス作だと思い込んでたんだけど・・・
そういやリアルタイム'78年にもう一作(後にFeaturing Joan Jett名義)と
復活作か企画モノみたいなアルバムが'91年にあったのでしたわ
(やはりオール・フィメール・バンドのBanglesのメンバーが参加)
すいませんすいません
いや 
あんまり見かけないから忘れてた

    The Runaways - Waitin' For The Night('77 Mercury)

来日中に帰国したジャッキー・フォックスに続いてチェリー・カーリーの脱退で
ヴィッキ・ブルー加入&センターがジョーン・ジェットになっての4人体制

未来のJoan Jettのソロを彷彿させるスレイドっぽいグリッター・サウンドに
スティーヴ・ジョーンズ直系のジャキジャキしたカッティングを合わせた
いきり姐パンク/パワポに進化?

ただし
メタル/ハード指向のリタ・フォードには少々もの足りなかったのでわ
なのでBラスには後に付き合っていたと言われるトニー・アイオミ在籍の
ブラック・サバスっぽいドゥームなナムバーも入ってる

また
ものすごい難関のオーディションをくぐり抜けと言うだけあって
Vicki Blueのベースはズムズムとドライヴしてむっちゃノリノリ

もうこのメンバーでブラックハーツに移行しても良かったのではと思う程の
完璧にロックしているアルバムでR
ただしデモみたいなクオリティの曲もあるのが謎

裏ジャケには最も愛された日本のファンへの感謝が特記されている(涙)

んで
Joan Jett & The Blackheartsだが・・・
ガッツリ各論に行きたいトコロだけれども
もう8回は貼っているし本題のプログレッシヴ・ロック編が先に進まないので
今回はオール・スルー・ザ・ナイトで勘弁したるわ

とにかく
ロケンローで独自のジャンルを確立してしまったアーチストは
ジョーンとレミーとACDCとリンク・レイだけ
わかった?!
(あくまで個人的見解です)

<下>
この店武蔵小金井に向かう途中にあるんだが・・・いつもシャッター(多分夜から)
あとジョーンのファンなのかベンジーヲタなのかが不明なので思案ちう


オール・フィメール・ロック・バンドの来日
2021/01/04

このライヴはドキュメンタリー映画もあって超激有名なので?
チャッチャと飛ばして行こー
(もう書く事が無い)

     The Runaways - Live In Japan('77 Mercury)

レコジャケ・サイズの各カワユスアー写が5枚入っているのも嬉ち恥ずかち
びっくりしたのはライナーの見出し部分の書体で写植の打ち方が
斜体ライン不揃いになっているトコロがある事だ
これは'80s半ばに大ブレイクしたデザイン技なのでもの凄く早いんだが
文字詰めがまだベタ打ちなので多分最初期なんじゃまいかと思われる

この頃になると日本の人気が圧倒的だった割に米国ではすでに冷えていたようで
USA盤{UK盤も}は発売なしだったという
だいたいシングルもチェリー・ボム以外は米国では多分発売されていないようだ
またバンドの内情ももうガタガタでこの後ジャッキーもチェリーも脱退

いったいぜんたいホンマに演奏出来るんやろかと心配されていた?ステージも
タイトでよく構成されておりむっちゃロックしていたのは有名な話だが?
リタ・フォードのソロがケツ上がりで調子が上がっていくのが
聴いていてハラハラドキドキ楽しい事しきり

歓声は女の子の高い声しか聴こえて来ないので
挑発的ポーズの下着ルックばかりがオサーン週間誌で話題になっていたように見えて
リアルでわ意外と同世代女性からの人気の方が高かったようだ

ザ・ランナウェイズ東京公演フィルム
https://www.youtube.com/watch?v=UBodAEO-DEU


<下:キム・フォウリー・ガールズ列伝>
Dyan Diamond - In The Dark('78 MCA)
前述Venus & The Razorbladesのメンバーのソロ
Elvis Costelloの『Mystery Dance』を演っていたりするような
パブロック好きのするパワーポップで 
もはやハードロック臭さは抜けている
バックバンドは多分ぜいいん偽名のキム・フォウリー・ボーイズだろう
(8年ぶり)


伝説のオールフィメールロックバンド
2021/01/02

もう
お爺ちゃん朝ご飯食べたでしょ状態なんで
ちゃっちゃと飛ばして行こう

   The Runaways U - Queens Of Noise('77 Mercury 2nd)

1stよりもリタもサンディーも数段上手くなってるのは良いんだが
その分パンクっぽい荒っぽさがなくなってしまったのが残念

ライナー(東郷かおる子)によると彼女らを何かと
当時日本のロックファンに絶大な人気があった
リッチー・ブラックモア方向に持って行きたがる節があるが
ラナウェイズの曲作り/音楽性で最も近いのはキッスではないだろうか

実際キム・フォウリーはKiss - Destroyerアルバムに2曲提供しているし
キッスのキッヅ向けの仕掛け作りもKim Fowleyの手法に近い
ただし
オレ的にさらに突っ込めば・・・模範はThe Sweetなんじゃないかと思う

さすがビーチボーイズやバーバンク・サウンズのお膝元Cailforniaだけあって
例えハードロックと言えどもメンバー一丸となって
自然に心地よいコーラスワークを随所に盛り込むのがうんま〜・・・なんだが
このフィールはむしろザ・スウィートと酷似!

The Sweetは典型的なUnderrated Bsndと言ってよく
初期のグラム・ロック(子供だまし)なヴィジュアル・イメージと違って
中・後期になると'70sのHR/HMとして技術的に申し分なく
聴かせ所見せ所のツボをおさえたステージの完成度は極上
勿論ヒット曲は星の数という超激スーパーバンドであり
ハラハラするよな即興演奏で魅せて行くパープルやレインボーよりも
かっちりとパッケージングされた芸能ショーを提供するという点で
The RunawaysはThe Sweetに近いのだ


アンディー・スコットのギターはRitchie Blackmore直系なので
間違ってもいないんだが・・・
(あくまで個人的断定です)


<下>
Venus And The Razorbladesの唯一の(当時)アルバム('78 Spark)と
1stシングル『Punk-A-Rama('77 Spark)』
このバンドも禿しく前述のキム・フォウリー物
ラナウェイズの成功を受けて男×女バンドでもアプローチしてみたパティーン
シングルは数枚リリーッスしたがそれ程成功しなかった

ジャケはむっちゃパンクなんだが日本では初期パンクのバンドとしては
殆ど認知されていないと思う
ただしドラムのNickey Alexanderは件のJoneses The Bags Germs 
The Dickies The Weirdos  L.A. Guns The Crampsを渡り歩いた
USパンク→バッドボーイズロケンローの歴戦のプロ勇者なのでR

サウンドはモロにラナウェイズ似でカッチョE
"All Right You Guys!と"I Wanna Be Where The Boys Are"の名曲が
後期ラナウェイズにカヴァーされている


オール姫〜るロックバンドの神話
2021/01/01

 The Runaways - 悩殺爆弾/禁断のロックン・ロール・クイーン('76 Mercury)

この1stは'77年には来日記念盤として再リリーッスされ
例の白コルセットの来日ステージ写真にジャケが変わっているが
こちらのあどけなさが感じられる初回の方が通好みでレアなのは言うまでもない

そう言えばこの前ウニオンで来日記念盤を見かけたんだが・・・
思わず無意識で買いそうになったけどプチ高かったんで諦めましたわ

しかも
帯の『We Are PUNK Generation』が最高じゃナイッスか!
無論'76年リリーッスなのだからして
最初にパンクの叩き文句でマーケティングされた
レコードの一つと言っても間違いではない

彼女らわLAの怪人黒幕キム・フォウリーが構想した設計図にのっとって
結成されたかのように思われがちだが(そういうバンドが多いため)
実際はJoan JettやSandy Westらが自主的に組んでいたバンドをハケーンした
Kim Fowleyがテコ入れして独自に持っていたアイデアを膨らませ
付加してゆき何人かのメンバー・チェンジを経て
完璧な製品化を施されて磨き上げられてデヴユーにまで至ったようだ

なので
最後に加入したCherie Currieがバンドの看板娘。ではあるが
実質創設者でライター/リズムギター/ヴォーカルのジョーン・ジェットが
自他共にバンド内でのリーダー的な認識だったのではないかと思われる
実際チェリー脱退後はジョーンがヴォーカルになったワケで

ただし
そんな後期になるとパンクやグラム的な方向性に進みたかったジョーンと
ハード/メタルを目指したリタ・フォード他とで齟齬が生じたのだが
解散後は両者それぞれのフィールドで成功を納めたのでしたメデタシメデタシ
(映画は見ていないのであくまで個人的見解です)

んで
東郷かおる子執筆のライナー(によると・・・
評判のライヴを見たレッド・ツェッペリンのロバート・プラントが
終演後に楽屋までメンバーに会いに訪れたと言うではないですか


ちょっと待った
このエピソード何か既視感があるんだが
そう!
Band-Maidの演奏後に元レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジが
わざわざ広瀬アカネを訪れて一緒に写真を撮ろうと申し出たと言うあの神話
YES!
バンドメイドはラナウェイズ直系のオール・フィメール・バンドだったんや〜
て事は
ライター/リズムギター/ヴォーカルで実質リーダーの小鳩ミクは
日本のジョーン・ジェットなのか
いや 全く似ていないです

兎に角
点と点が線になって目が点になった〜〜〜

しかし
ツェッペリンって昔から青田買いてかナンパやってんだなー
初期ダムドもロバート・プラントが見に行ったバンドって事が話題になったからな

ちなみに
ライナー本文にはパンクのPの字も出てきません
またリタ・フォードがリッチー・ブラックモアの恋人だとか
ジョーン・ジェットの王子がブライアン・コノリー(The Sweet)だとか
飛ばしまくりでミュージックライフの恐ろしさが怖い

Secrets
https://www.youtube.com/watch?v=u2LnOX8Nu3E
☆邦題は『パンクは秘密の合言葉』曲調は全くパンクでわ無い


<下>
The Orchids - The Orchids('80 MCA)
そんなKim Fowleyがプロデュースした別の前述オール・フィメール・バンド
メンバーLaurie McAllisterはデヴユー前のラナウェイズに在籍していた


オール姫〜るロックバンド決定版
2020/12/31

巷ではザ・ランナウェイズと表記するらしいが・・・
オレはより英語発音をリスペクトしてザ・ラナウェイズで通したいキリッ
例えばKidsやModsをキッヅ/モッヅと表記するのも"D"で終わるからだ

は?
バカジャネェノ~とお思いのゴキ兄
では聞こう
Cherry Bombを『チェリー・ボンブ』と書くのはおかしくないか
そう!
現代ならBombの読みは『ボム』いやむしろ『バム』寄りだろう
ボンブってナンナンダヨ~ それじゃ歌えねぇだろー

ただし
Ted Nugentは初回帯にならってニュージェントじゃなくナジェント
グラハム・パーカー等のGrahamも『グレアム』表記は一切ノーだ
わかった?!
(どうでもいいです)

んで
The Runawaysのスタイルが現在に至るまで
あらゆるガールズ・ロック・バンドの不動のテンプレとなっているワケだが・・・
知名度の割には低評価てか色物扱いされているのでわないだろうか
このルームではその点を次々とロンパ←していきたいと考えている

まず・・・
自分で演奏している!
て現在ならば当たり前の話の話/レベルの低い事のようだが
前述のように'80sに入っても結構高いハードルだったりして
これわFanny同様画期的な事だといえ魔性

また
そのジャンルに関してだが
ラナウェイズのジャンルは何?と聞かれても
「あれはハードロックだろキリッ」と断言されてしまいそうだが・・・
このコンピを見てもらいたい

   Various - We Are Punk Generation('77 Philips)
   パンク勃興時のふいんきを今に伝える日本盤オンリーのレアアイテム

もう帯からして完全に「これがPUNKなんです」状態
PUNKのフォントが全くパンクっぽくないトコロはポイントだ

要は誰もパンクとは何なのかわからなかった時に
最初に登場したパンクバンドが集合した貴重なサンプルの一つ
The RunawaysはHRからの変化型なので現在の基準だと微妙なんだが
PunkとHR/HMは初期には反目しあう対立概念
その後融合して行き今や区別がつかなくなっている事を鑑みるに
ラナウェイズの存在は非常に重要なのでR
※他のバンドはRamonesはわかるとしてThe Flamin' Groovies
New York Dolls Talking Heads等と今言うトコロのパンクとは
かなりイメージもサウンドも違うのは玉数が無かったからだろう

え?
ラナウェイズもその一つだろうだって??
グヌヌヌ

(つずく)

<下>
Various - New Wave('77 Vertigo)

こちらもThe Runawaysが収録された最初期のパンク紹介コンピだが
収録バンドは上"We Are Punk〜"コンピと結構かぶっている
この盤がさらに重要なのはジャケ写のパンカーからして
どストレートな超初期の『Punk』コンピなのに
タイトルが『New Wave』なところだ

現在ではNWとはパンク以降に現れた
よりソフトで包括的なバンド群的に捉えられている気がするんだが・・・
実際はほぼほぼ同義だったのだ
※ただSkyhooksやLittle Bob Story The Boomtown Ratsといった
幅広いバンドも入っているのも確かだが
(5回目)


世界の国からオール・フィメール・ヘタウマ・モッドガレーヂ・ロック・バンヅ
2020/12/31

<フランス>

  Les Calamites - A Bride Abattue('84 New rose)

この1枚だけっぽいけど?未だ再発もされていないようだ(ベストはあり)

ライヴ映像だと割と普通のNWなフレンチ・ポップに感じられるが
このアルバムはジャケ(アー写)や選曲からしても・・・ネオモッヅすなー
"The Kids Are Alright"なんてベタなカヴァーもやってるし
結構込み上げ系のパワーポップが多い

ただし
'60s風だけどバカみたいにミニスカートだけは履かないキリッ
って信条でもあるのか常に膝下で清楚なファッションに好感が持てる

初心の本人達はモッド/ガレーヂをやりたくて始めたのに
多分事務所の意向で一般受けにターゲットを広げるようと
出自のモッドガールっぽさを抑えていったたのでは?
ルックスが良いので結構プロダクションの力が入っていたと思われるのよね
(日本語情報が殆ど無いのであくまで個人的想像です)

あと
惜しい事にカラミテはドラムスが男子なのがな〜 
これは本人達 から見て←も汚点だと思っていたのか
PVにドラ息子は映らない

'87年の再結成時にはベースさえも男子(Barracudasの人)に
変わってしまったのにもかかわらずPVは姫〜る二人っきりという
純粋なバンドとは言えない体制になり
サウンドもさわやかネオアコ風に変化

ここはネオモッズにありがちな展開なんだけど

今ではドラム女子なんて普通にいるし
テクニック/パワー的にも男子と比べても遜色なかったりするが
昔は男の力仕事と考えられてそもそもドラム人口が少なかった故
こういう事になってしまうんだろう
前述Go-Go 3も確かドラムスはいなくて
リードタンバリンとかパワーマラカスだった気がするんだが?
女性活躍社会実現への意識の低さを感汁次第でR

Les Calamites - Toutes les nuits
https://www.youtube.com/watch?v=VxMRdyaBHjU


<イギリス:下>

   Thee Headcoatees
   ☆ヘッドコーツとの来日時のちらし

これがホントの・・・ダブル・ヘッドライナー なんつて〜〜〜〜

女版ヘッドコーツてかダウンライナーズ・セクトのこちら
有名バンドの上小生音源を持ってないのでわざわざ書く事も無いんだが
アー写では楽器持ってるけど演奏はThee Headcoatsだってのがなー
Les Calamitesは頑張って自力で演奏してるのに
女性活躍推進法をなんだと思っているのだろうか


ガールズロックバンド漂流
2020/12/30

なぜ
時は元禄'80sになってもJ-フィメール達は
'60sのガレージロックバンドになりたがったのか?
はっきり言おう
メンズはあんなカビくさいアナクロ勘違いBBA共に萌えてなかったからな

世界的にも有名なそんな三人組のオール・フィメール・ロック・バンドが
いくつか思い当たるゴキ兄もいらっしゃられると思われるが
例え楽器を演奏しなくても髪をヴィハ〜っと盛って
無理矢理モータウン風のコーラス・グループを組んでいたりした
お友達が必ず?身近にいたはず?
今でも全世界にそんなバンドが無数に存在するんです

んで
性急にオレの結論は・・・ヤツら古着コスをしたいだけでしょ←結論

むぅ士郎
あの手のバンドってだいたいヘタウマですよね
てかギリでヘタヘタのAクラス松みたいな
要はウマウマだと存在として成り立たないし
自然とそれなりの上級ジャンルに向かうはずだし
笑えるストレンジさと適度なブッサ度が無いとダメな世界なのよね
(本人達の自認は不明)
なので
演奏はそんなに重要ではなく一種のヴィジュアル系と言えま唱歌

そんな中!

     Go-Go 3 - Everybody Prefers('88 Vivid 5曲EP)

アーチーズ風イラストのジャケがかわゆすこちらも三人娘
だいたい前述のパティーンにあて嵌まるバンドの一つであるんだが
ロンナイ辺りでは伝説になっていると風の噂だ

実は
亡くなられてしまったメンバーのソロ(スプリット)の
ジャケを描かせていただいたた事もあるんだがRIP・・・
何回も貼ってるのでここわオール・スルー・ナイトで

Go-Go 3 - Baby, Good Night
https://www.youtube.com/watch?v=rmPShpFEUsM
☆ウマウマな演奏はGreat ThreeやStrikesらのメンバーをフィーチャー

<下>中の人からのハガキ

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
短いので関係無いけど
先日メタルバンドのTwintailの新譜とBand-Maidの新譜のタイトルが
激似(Unknown〜)だって捏造記事を書いたんだが・・・
昨日のツインテールの放送でつべのチャンネル登録者が20人増えたと
報告していた事と関連があるような気画してならない
だって『Twintail Metal 1週間』でチラ〜っとヤフーでググったら
本人の次にここが表示・・・てかほぼほぼここしかなかったからなぁ・・・
※あくまで個人的推測です



オール姫〜るロックバンド幻想
2020/12/28

ガレージなオール・フィメール・ロック・バンドは数あれど
アルバムを出せたバンドは数少ない
ほぼほぼ芸能一家のクワトロ家(The Pleasure Seekers)でさえも
無理だったんだからJK

そんな中!
その名もモロにフェミなJKバンド・・・

     The Feminine Complex - Livin' Love('69 Athena)
     ☆写真は'01年Gear Fab盤

いや
ガレージと言ってわ申し訳ないレベルの
甘くて甘酢ぐる高純度甘々ソフトロックじゃナイッスか!
複雑に絡みあう声楽的なコーラスワークに仕込まれた
憂いのあるけ怠さが お・と・な

しかも
演奏はどこが高校生やねんって手練れ者だし
アレンヂはどこの音大なんだよってくらいFree Design並にプログレッシヴ
だいたいこんなにハモれるグループなんて
昔から今から未来まで日本の音楽産業には皆無だし無理だぞ
なのに
学業優先でバンドはすぐ止めたてのもなー
これ
絶対プロダクションですよ
アー写も写り方によっちゃモデル級だし


確信しているんだが・・・
本人達のリアル演奏説も根強くむしろ定説らしく 
実際のトコロは不明バカジャネェノ~

むぅ士郎
ガールズロックとはげに深い世界よのぉ

Are You Lonesome Like Me
https://www.youtube.com/watch?v=lg_ZpZ4cTZY

※サイケデリックにはっちゃけてる曲もあります
★近年の再発なのにクソ高く育ってる
☆9年ぶり


おーる姫〜ルロックバンドを一回やったら
2020/12/28

All Female Rock Bandから二度と抜け出せない説
Fannyの後期にPati Quatroと同時にバンドに加入したBrie Howardだが
この人もう生涯オール・フィメール・バンド一筋な女なのね
ファニーの後はサイサイ・・・じゃなくてスクサイ

     Screamin' Sirens - Fiesta!('84 Enigma 1st)

このバンド
3年に渡った前章のピュアロカ/ネオロカ/サイコビリーの時に貼った
ロスのレア・ピチピチ・オール・フィメール・ネオロカ/カウパンクだが
ブリー・ハワードは結構歳が行ってる割にここに加入
カントリーロックからパワポまでなんでもありのカウパンクをやってます

ところで
このバンド言わば女性版スーパーバンドで
やはりオール・フィメールのザ・パンドラズやバングルズ
また女性を2人擁したザ・クランプスといった著名バンドの関連面子の他
またまた無名ながらやはりオール・フィメールの
The Ringling Sistersのメンバーもが集結
そんな中!
Brie Howardはここを卒業するとまたまたまたまたぜいいん女性バンドの
アメリカン・ガールズを結成
そこに日本人ベーシストのMiiko Watanabeも合流している
て どこがAmerican Girlsじゃーい
(その後戻って2ndをリリーッスってのもなぁ・・・)

とにかく
女性活躍担当内閣府特命担当大臣級の働き方改革を実行したのでR

Screamin' Sirens - Your Good Girl's Gonna Go Bad
https://www.youtube.com/watch?v=qGlQCIrd5RI


また
前回『(Art Fein Presents) The Best Of L.A. Rockabilly』
全バンドめくりまくり特集をやった時点で残念ながら未解決事項だった
超激カッコいい偽エルヴィス風バンドのKeith Joe Dick & The Gonersだが・・・
ななんと
スクサイのLaffoonことBoom Boom Dixonがドラマーだった事がわかった!
しかも多分Rosie Floresもギター担当だったらしい
(ベースのGary Dicksonはラフーンの兄弟)
うわー長い道のりだった(Discogs情報の精度は日々上がっている)
しかしホントこいつらマジで親族でバンドを廻してんなぁ


<下>
Hell Comes To Your House Part II('83 Bemisbrain / Enigma)
これも前述カウパンク時に貼ったコンピだけど 
スクサイはここに2曲提供
未だ日の当たらない?L.A.パンク/メタル/ビリーズのルーツとなった
伝説のバッドボーイズスリーズィーロケンローJonesesが聴ける貴重なコンピだ

The Joneses - Criminal History
https://www.youtube.com/watch?v=eqK2mvDY_M0


ガールズ・ロックの源流
2020/12/27

3rdは無くて4th

    Fanny - Mother's Pride('73 Reprise)

何やら急にスワンプなイモっぽさや
ファンキーな黒っぽさが抜けてて
もの想いにふけ気味なバラードも多めで
3枚目で何があったのかしらんと思いきや・・・
これプロデューサーがトッド・ラングレンだったのね

ファニーは本国の米国よりも英国での人気が圧倒的だったというから
前述Toni viscontti→Sparks→Badfingerの流れと同じで
Todd RundgrenのUS離れしたシティー/ポップ感覚に賭けたのですね

むぅ士郎
またまた点と点が線になって目が点になった〜〜←ウゼェヨ

だから結構パワー・バラードなんかバッドフィンガーっぽいんですよ
有名デザイン・プロダクションRod Dyer作のジャケもグラムっぽいしね


しかし
トッドってBearsvilleスタジオ・・・写真見ても熊の住んでるような村の
ハウス・プロデューサーなのになんで超激都会的なのは何故なんだぜ


さて
最終スタジオ作5th
『Rock And Roll Survivors('74 Casablanca)』
でのメンバーチェンジして入って来たのが・・・
Patti Quatro
言わずと知れたスージー・クワトロのおねぃさんじゃナイッスか

そう!
Suzi Quatroと言えばムサ男共従えたドラ猫ロック魂(なんだそれ)と
カッチョカワゆすサディスティック・ロックの女王(帯ママ)的スケ番ルックで
デヴュー以降すべてのガールズ・ロッカーの原型/憧憬となり
今でもその影響力は残っていると思われる
YES!
ファニーがAll Female Rock Bandの原点にして頂点に君臨する理由は
そんなクアトロ・ファミリーの血を引くファミリーツリーにもあるのだ!
ただしBand-Maidのメンバーはファニーなんて全く知らないと思われるが
(あくまで個人的見解です)

おしまい



は?
そんだけ??
甘い!
甘酢具る!!
クアトロ家はそんなもんじゃない!!!
シングルのみで終了のオール姫〜るバンド"The Pleasure Seekers"は
パティとスージーに加えてナンシーその他で結成し
しまいにゃ←アリエネ・クワトロも加入して
4姉妹がメンバーというありえねぇ状態
ロックはどんだけ姉妹天国なんだよ

また
後にパティがレコーディングに参加する兄弟のマイケル・クアトロは
あまりプログレッ史部で話題にならない気がするが
結構ユーロっぽい米シンフォニック・プログ・ハードの雄なのだー
(クワトロ家っていったい何人家族なんだよ)


え?
お前Fannyの5thの現物持ってねぇのにナニ語っちゃってんの??
だいたいプレジャー・シーカーズも聴いた事ない???
マイケル・クアトロも持って無いだって????
すいませんすいません
グヌヌヌ
あんまりエサ箱に落ちてねぇんだよ
これがホントの・・・いつかコウタロ なんつて〜〜〜(くるしい)


<下>各種スージー・クワトロ盤

I'm Satisfied
https://www.youtube.com/watch?v=MDGoVQRdk7w
☆グラムロックっぽい


2ndアルバム
2020/12/26

      Fanny - Charity Ball('71 Reprise)

相変わらずウマウマのカリフォルニア・ヒッピーサウンズど真ん中
1stよりさらにソウルフルでファンキーに

プロデュースのRichard Perryは手掛けるアーチストが皆総て
ヒットメーカーの大物しかいないと言っていも良いような大物プロデューサー
ファニーは今では知る人ぞ知るバンドなのかもしれないが
リアルタイムでは実力/評価もそのレベルにいたという事がわかる
リチャード・ペリーが初期にプロデュースしたのが
ザッパの盟友キャプテン・ビーフハートという事からも縁を感じるし
(Reprise Records繋がり)
後にさらにファンキーな黒人四人姉妹グループのポインター・シスターズを
手掛けのもその前にファニーがあったからなのではと思える
PointerSistersは黒人グループの割に結構ロック(白人)ぽいトコロがーる
(あくまで個人的感想です)


<下>
前述のフィリピン系ベイエリア・スラッシュ
『Death Angel』'90年の来日チケット
1st時からテクニカルでプログレッシヴな曲調のバンドであったが
3rdからファンク化していったのはピーナの血がそうさせるのか
数年後に"プログ烈士部・メタル"の章が来たら再び貼ってみたいバンドでR


オール姫〜ルロックバンドの姫始め
2020/12/25

あ 
事始めだった
最初のAll Female Rock Bandと言われるのが・・・

      Fanny - Fanny('70 Reprise 1st)

他にもいる事はいたと思われるけど最初というのは
初めて全米チャート内にヒット曲を放り込んだ女性バンドという定義という事で

ぶっちゃけ楽器も歌唱パフォーマンスも実力派
1stの時点で完璧に出来上がっている
ほぼ同時期の俺達日本のピンキーチックスと比べると
情けなくなるレベルの差を感汁事しばし
だいたいあいつら自分で吹き込んでないだろうし

結成はカリフォルニアというけれど
主たるサウンドはスワンプ/サザンロックのかほりもする
ハード目のカントリー/フォーキー・ロックを
ジャニス・ジョプリンの影響ももろに受けた
ソウルフルなヴォーカルが牽引するとでも言いま唱歌

そういえば
ファニーを『ガールズメタルバンド』として
Band-MaidやAldiousなんかと一緒に紹介しているブログをハケーンしたんだが
確かにハード目な面はあるけど・・・メタルは言い過ぎだろと思う
ま 
オレもたいがいだけど
('70年代のバンドはほぼほぼ多かれ少なかれハードロック要素を含んでいた)


んで
フィリピンから移住して来たミリントン姉妹(←!)が中心となって
結成されたという事ですが
カリフォルニアには案外フィリピン系ミュージシャン・・・
しかも血縁関係で組織されたテクニカルなバンドが何故か多いのだ

同時期のこちらもまたまた五人姉妹のコーラス・グループで
ソフロ界の高度な声楽的オール・フィメール・グループ
The Third Waveもフィリピーナ
<下>唯一作『Here And Now(下 '70 MPS)

また
ベイエリア・スラッシュのDeath Angelもぜいいんフィリピン系の親戚同士
デヴュー前にデモをプロデュースしたメタリカのカーク・ハメットも
勿論勿論フィリピン系だ

わかりやすく日本のGSで説明すると・・・デ・スーナーズって感じですなー
(ちょっと違います)

みんな音楽性が高いプログレッシヴなアーチストだし
実はコミュニティー的に繋がってそう
(あくまで個人的妄想です)

実はバンドメイドのリアクターもフィリピン人がかなり多いのです

Fanny - Badge
https://www.youtube.com/watch?v=M24xNZYXOZw

The Third Wave - Maiden Voyage
https://www.youtube.com/watch?v=1qAUye6wJxc
☆プロデュースはジョージ・デューク


ガールズバンドを哲学する
2020/12/24

多分
最も有名で価値がありかつプログレッシヴなAll Female Bandは・・・

   The Shaggs - Philosophy Of The World('69 Third World
   写真は'96 Red Rooster盤)

シャブス・・・じゃなくてシャグス
オール姫〜るな上にオール姉妹ってのも最強でしょ
最初ドラムスはお父さん(プロデュサー)だと信じてたぜよ

小生
最初に発掘された的な2ndのShaggs' Own Thing(中・下 '82 Rounder)を
リリーッス時に何の事前情報もなジャケ買いしたんだが(¥1900の値札参照)
あまりの演奏の酷さで返品しようかと思った程の
もの凄く重い軽チャーショックを受けたもんだった

駄菓子菓子
今現在の評価だと2ndは1st『世界哲学』より随分まともな演奏なので
割と無かった事てか黒歴史になってるようだという・・・
いやいや 
上手になって黒歴史とかどーゆーバンドなんだよ

前述フランク・ザッパが何かの番組で評価して以来
オーヴァーグラウンドでの注目と賞賛が高まったという事なので
またまたまたまた点と点が繋がって線になった感じですが
上で「プログレッシ部」と書いたけども
正確には結果的なエクスペリメンタル音楽といいま唱歌
無菌状態の生き物にポップミュージックという菌を投与するとどうなるか?
みたいな壮大な文化人類学的実験がたまたまなされてしまったという感じで
本人達はカーターファミリーのつもりだったと思われる

何回も聴くと
無茶苦茶に思えた変拍子/転調等が緻密に計算されており
急なユニゾンとかキメやブレイクそしてエンディングで一斉に収束する等
決して無茶苦茶でも稚拙でもなく
ある意味ザッパの音楽に非常に近い世界に感じられてくる不思議

また
歌詞がイノセントかつ形而上学的な事も見逃せないし
アー写の無垢な笑顔もこのバンドの魅力だ

むぅ士郎
バンドメイドが一回もメンバーチェンジをせずに
ステージ上でも本当にお互い仲が良い様子が覗える事から
よく『姉妹的』と言われるが(かどうか知らんけど)
Frank Zappaに通じる音楽性と合わせて・・・
『Band-Maidは現在のThe Shaggsなのだキリッ』
と言っても良いのではないだろうか?
(無理矢理バンメに持ってってまとめんな)


詳しくはDave Fromm氏とAli Morizumi氏の対談でお願いいたします
理論を超えた最高で最悪のバンド!? Shaggs
https://www.youtube.com/watch?v=sXvj3NeoGoM

オレ的にシャッグスに関して衝撃を受けた事象は
2000年頃に2ちゃんねるの洋楽板てのをハケーンして
ちら〜っと荒しに行ってみたトコロ
The Shaggsのスレがあった上にそれがもうPart 2だった事に驚いて
こいつらはただものではないなと悟り尊敬の念に変わった事だ
(3回目)

My Pal Foot Foot
https://www.youtube.com/watch?v=XR9d4ESlpHY
☆ドラムセットを左右逆にセットするプレイヤーは非常に希


オール姫〜るロックバンドの系譜
2020/12/23

ただし
プリプリとかナイフとか楽器を持たないパンクバンドとか
そんな宣伝策略にまみれて名声を手にしたヤツらは当方取り上げないからキリッ

        <上>ピンキーチックス


これかよ
いや
実際彼女らがJ−POP史上初のAll Female Rock Bandでわ?
ただし
7"の現物を持っていないので・・・(自主)規則上これ以上は語らないキリッ

終了


しかしこれ欲しいよなー
ソーラン節・ア・ゴーゴーhttps://www.nicovideo.jp/watch/sm19953341
☆ザ・ボルテイジ『汐鳴りの幻想』を思い起こすズンドコ民謡GS
ただし
これ この前東高円寺のUFOクラブで撮ったんでしょ?と思っちゃうくらい
現代に存在しても違和感のない「こんな人達いるよね」的既視感がある

あと
第一弾シングルの『ヨッパラッタお嬢さん』だがこれわ
フォーク・クルセイダーズ『帰ってきたヨッパライ/ソーラン節(中 '67)』の
空前のヒットの後に柳の下のどぜうが一斉に放流された中の一枚でしょ
テープ早廻しとかずっこけ歌詞のC調具合とかパク(スベ)りまくっています
また
B面の『ソーラン節』が『ソーラン節・ア・ゴーゴー』に対応してるのは
あまりにベタ杉でわないか?
https://www.youtube.com/watch?v=1-KPfB_svGk


小生リアルタイムでしょうがっこうのかえりみちとかに
『帰ってきたヨッパライ』をふざけてたってたきおくがあるんだが・・・
そんなヤツ最近会ったことねぇし
くわばらくわばら


え?
もうお前の超激あっさいバンドメイドのネタはもう終わりかだって??
pppp
甘い!
甘酢ぐる!!
甘いだけじゃもの足りないの!!!
Listen to Me, Hey My Boy!!!!

あのな
『帰ってきたヨッパライ』の英語タイトルは
『I ONLY LIVE TWICE』なのよね
そう!
これを聞いてBand-Maidヲタならピンと来るっぽなはず
YES!
Band-Maid『YOLO』の意味は"You Only Live Once"じゃナイッスか!

彼女ら(あえてChicksと呼びたい)はMisaを始め酒豪バンドとしての側面もあり・・・
要は
『ヨッパラッタお嬢さん』とはバンドメイドの事なんや〜〜←結論
わかった?!(違います)

ふぅ
また点と点が線になって目が点になってしまいましたですわ

<参照>
Youtube『スリル』動画で最もイイネが多いコメは
"I've never thought even few years before,
rock music will be saved by japanese chicks..."
うまりバンドメイドは・・・japanes Chicksと意識しよう


<下>
The Folk Crusaders - 紀元貮阡年('68 Capitol 赤盤 2nd)
☆メムバーの加藤和彦氏は最初に海外で
"ジャスト・ブレイキン・ニュー・ゲート"した日本のバンド
Sadistic Mika Bandのリーダー
勿論トニー・ヴィスコンティがかつてプロデュースしたBadfingerの
"Wish You Were Here"アルバムにナレーションを吹き込んだ女性の名は
加藤ミカ氏でR

ふぅ
またまた点と点が線になって目が点になっ・・・てねーよシツコインダヨー

(つずく)


バンドメイド新曲"ディファレント"はプログレッシヴ
2020/12/22

この掲示板基本アナログオンリーなんだが(80回目)
CDしかリリーッスしないんでしょうがない

     Band-Maid - Different('20 Nippon Crown)

アレ?
レーベル移籍は来年だったか


「プログレッシヴ」と書いたけど勿論所謂プログレでわなくて
やけに長くて妙ちくりんなリフ?つーかソロ?がリフレインされ
                       ↑それをリフってんだよ
頻繁なリズム/曲調チェンジはいつもの事として
各々勝手な事をやってた楽器隊が要所要所で集まってきて
バンド全体がでユニゾンでキメをピタッtと繰り返すトコロなんかは
まるで中後期フランク・ザッパを彷彿させるじゃナイッスか!

そのギターの妙ちくりんなリフも通常のロック的な文脈を踏み出していて
ジャズなのか現代(前衛)音楽なのかよく解らないのもZappaっぽい

もしかしてサンタナヲタっていうよりザッ派なんじゃねーのかなみんちょは
知らんけど

ただし
それを3分半のポップソングに纏めるのがさらに凄いのよね

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
ところで
来年リリーッスされるという新型アルバム『Unseen World』
すでに曲目内容まで発表されているワケだが・・・
早杉だろ!

それわともかく
いつものようにえろえろと発売形式に種類があってヲタ釣りが禿しいんだが・・・
わかりにくいだろ!


それわおいといて
最高峰の限定版Disc 2てののタイトルが・・・
『現点進化-Progress』とな

やはり
バンドメイドは・・・プログレッシヴだったんだ!
そう! 
オレは間違ってなかったんだ〜〜〜っ
よかったよかった
YES!
これがホントの・・・安心ワールド なんつてー

ちなみにDisc1の方のコンセプトは『原点回帰-Roots』らしいんだが
こっちわ・・・セパルトゥラのRoots('96)風だと思われ
愛と情熱のマタドール(スペインというよりむしろSantanaのメキシコ)から→
→もっと深くブラジルの奥地アマゾンへと
要は・・・ラテン路線て事だ
わかった?!
(あくまで個人的見推測です)



ところで
『Unseen World』てタイトルを聞いた時
はてどこかであったアルバムの名だなと思ったんだが・・・
それツインテールが去年リリーッスしたアルバムのタイトル
『The Unknown World』とよく似てるじゃナイッスか!

両者インターネットに救われたメタル?バンド同士だからなぁ
示し合わせてるな?(違います)
あ ぽっぽがツインテールだからだな(違います)

TwintailはNWOBHMのかほりを受け継ぐ昔気質の日本産メタルバンドなんだが
小生彼らのほぼ唯一@現在と言ってよいメタル系つべ番組を毎回見てるのだった

<中>おまけのポスターはでかいので貼る場所も収納ファイルも無い
<下>俺ザッパタワー(5回目)の中からズバリな曲を探し出すのは無理
てか多分無いと思う
ただしプログ烈士部としてはいずれ全盤を聴いて
ここに貼っていかなければならないと思うと・・・gkbrgkbr

Frank Zappa - I'm A Beautiful Guy
https://www.youtube.com/watch?v=qoF_P4rcKH4


オール姫〜るロックバンドはプログレッシヴロックバンドめーど
2020/12/21

先日
三回目のBand-Maidのオン・ライン・ライヴ(お給仕)を観たんだが・・・
動画転載は当然として最近はスクリーンショットも禁止なのね


スクショを繋げりゃ動画になっちゃうんだけど(そんなヤツいないだろ)
文字だけでツイートなんかしても流されちゃって拡散もしないんじゃね

んで
今回はポッポのコーラスパートがヤケに大きく聴こえたのが良かった
そもそもオレがバンドメイドに注目したきっかけって
パッと見アイドル臭いのにちゃんとハモってるからホンモノだと思ったから

いや
何かレベル低そうな話だが
日本だとかなり貴重だという
そもそもツインヴォーカルのバンドなんて
少ないでしょ

最初
つべの『Women in Heavy Metal Japan』って詰め合わせセットの中から
'80sのValkyrieやVelle WitchやVixenなんかを毎日聴いていて
2010年代のDestroseやCyntiaなんかもお気にだったワケだが
その中にバンメの『スリル』も入っていて(動画は入れ替わる)
低予算ぽいながらメンバーのカット割が実に巧妙に編集されており
Saikiはキレイ系杉るのに対し他の三人の顔は見えそで見えない
この娘カワイイのブッサなのどっちなの的な
じらしのプロ級チラリズムテクニックが怪しい
片や他と微妙な距離感と対比を保つポッポは手練れの役者やのぉーと思いつつも
駄菓子菓子この人ってギターはぶら下げてるだけみたいだし
ぶっちゃけ必要?という印象であった

なので
しばらくの間このバンドは作られたプロダクション系のヤツらで
(これがホントの・・・Band Made なんつてー)
実際の演奏はスタジオミュージシャンが演ってんだろと思い込んでいたのだった

だいたい
ハロプロや秋元48〜ジャニーズにしろ日本代表みたいなくせして
ぜいいんが同じメロをなぞってしか歌えないグループばかりって
マジで恥ずかしいからみんな一斉に引退してもらいたいんだが


あと
もう一点だが二本のギターの音色がよく分離していて
ちゃんとポッポが弾けてるのかよくチェック出来たのも良かった


俺ポッポの監視ばかりしてんなー
だって最も重要なメンバー(てか実質プロデューサー)だからね

<画像>
誰も見てないしこのスクショはおkだろ


VALKYLIE (Jpn) - Shouting to the Hell (1986)
https://www.youtube.com/watch?v=GqBLuiyTW0Q
Cyntia - Run to the Future
https://www.youtube.com/watch?v=6LbAmew4OZU
☆世界の声"Japanese ladies are saving rock and heavy metal!"


んで
2020/12/20

フューと言えばあーんた
アーント・サリーですよね

オレ的にわAunt Sallyの方が全然大事だし
今回のテーマであるトコロの・・・
オール(モスト)・フィメール・バンドなんです
(メムバーの4/5が姫ーる)

ふぅ
やっとここまで来たZ

ぶっちゃけ
パンクって言うよりフォークロックやシャンソンに近いのかもしれないけど
ヘタウマなのでパンクに聴こえたみたいな(3拍子が多い)
あと歌詞のインパクトの方がサウンドより強い
演奏なんてどーでもいーわ〜的に

余談だが
実はJ−PUNK/NWの源流と言われているアーチストには
フォーク畑から掘り起こされたセンチメンタルな文学的インテリ風が多かった
(ジャックス Panta 遠藤ミチロウ 遠藤賢司 葡萄畑等 )
なのでだいたいメッセージ重視に走ってその反面リズムのノリが悪いという

この辺が日本に暴力的でDQNな音楽カルチャー(Punk)が
昔から根付かない(なかった)理由なのだ
また
それ以外はストーンズ・ワナビーな石ヲタで構成されていたのも嘆かわしい
☆あくまで個人的見解です


サリーおばさんは関西方面なので
当時あまり動向は伝わってこなかったんだが
何度か貴重なステージを見たのだった(下:初期の表記"アウント〜"に注目)
ただし大阪のおばさんなのにアニマルプリントは着ていなかったと思う

新宿ロフトの東京ロッカーズ及び全国のパンカー大集合5daysイベント
『Drive to '80s』ではその後のレーベルメイト
フリクションと同じ日にステージに立っているのが興味深い


     Aunt Sally - Same('79 Vanity オリジナル)

このレコ
未だ壁に貼ってあるのも見た事がない屈指の激レア壁レコだと思うけど
オレはリアルタイムにゲトした500人(だっけ?)の一人なのだった
ほぼ発売日Canの『カニバリズム』を買ったのと同じ店で買った
2年後にPhewのソロが出た頃にわ3万で売ってくれって言われたんだが・・・

ただし
歴史的な価値は置いておいて
そんなに価値のある音楽かというと微妙
地味に真面目にやっていた人に申し訳ないといいま唱歌

だって
オレ芸術家より実直な職人(パブロッカー)好き派だからさキリッ


醒めた火事場で
https://www.youtube.com/watch?v=HeIkjUy5phE


Canの流れで
2020/12/19

姫〜るロックと言えば勿論・・・

     Phew - Phew('81 Pass 写真は'87 art unionの再発)

実は
これ買った時 
すげえ鬱になってしばらく聴かなかったんだが
10年程前に勇気を出してもう一度引っ張り出して聴いてみたトコロ・・・
急に解ったといい魔性か・・・ぶっちゃけ笑えた
フュー最高じゃナイッスか!

いや
オレが30年遅れてたのねナンナンダヨ~

ただし
この人むっちゃ音痴だしこの適当なお経みたいな説経節
二度と同じメロで再現出来ねぇだろと確信していたんだが・・・
最近つべで他のアルバムも何枚か聴いたら
ちゃんと歌える人だったので
小生さらに40年位遅れていた事に反省した事しばし

ただ
このアルバム
Holger CzukayとJaki Liebezeitが作ったトラックに
ダモ・スズキの代わりの日本人であるトコロのフューが
歌という楽器を乗せましたってカンじで(あくまで個人的見解です)
要は
アルバムが出なくなった時期のカンの'81年のアルバムと捉えて良いレベル
つまりカンそのもの


ちなみに
Pass Recordsは吉祥寺の南口の端の二階にあった『ジョージア』という
こぢんまりとした輸入レコード屋で発足したレーベルと思うが
地元なんでレーベル立ち上げ以前からちょくちょく行っていたのだった
吉ジュージにわすでにジョージっていう老舗中古レコ屋もあったワケで
駄洒落にしてはキレが悪い名前だなと思っていたんだが
その名からわかるようにパンク/NW以前はアメリカン・ロックド真ん中とか
ニューミュージックマガシンが好きそうなSSWが得意っぽい店だったような
要は全く逆方向の指向だったと思う
んで
その後ニューウェイヴやレゲエ指向に急に舵を切った印象があるけど
フリクションみたいなPassの実験的なアーチスト達との齟齬というか
その何やらでかいミッシングリンクが何なのか気になってならかったのです

(つずく)


去年に引き続き
2020/12/18

江ノ島で泊まりがけ打ち合わせしてきたんだが
せっかくご当地ラーメンを食いたかったのに
ラーメン禁止令が出たので禁断症状が出て
帰りに新宿でえろえろと探していたらナイスな店をハケーンしてしまった

と言っても
初日何にもない藤沢駅周辺をぶらぶらして見つけたぶらぶらで食ったんだが
そこわまともに美味しいの油そばの良店だったんで温存スルー
藤沢駅内の立ち食い蕎麦は自販機がよくわからなくてシパーイ(バカジャネェノ~)

んで

        新宿駅構内 春水堂TP TEA

一見女子御用達のスィーツで
タピオカとかラテとかアイスクリンがメニウに並んでるんだが
pppp今時タピってんのかよ女子わ 
なぞと思って通り過ぎるマジでスルーする二秒前
何故か唐突にラーメンとかまぜそばが目に飛び込んだのよね
いや
な・・・何を言っているのかわからねーと思うが 
おれも何を見たのかわからなかった・・・

とにかく
最初状況がよく飲み込めなくて
スタンドっぽい店内に催眠術だとか超スピードで寝ている客が一人だけだし
二度見四度見して徐々に←そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ事を理解し
その上ホントにここでEんだなとていいんさんに確かめてから・・・IN!

        水餃子麻辣湯麺まぜ麺をコール

紙コップちっさ
ワケのわからない葉っぱがデカすぎて何も見えないヤツキタ
これがバエなのかこれをインスタにうPしなければならんのか
駄菓子菓子
これが結構ウンマー
ま約1000円するんだけど
辛さとかが選べるけど普通でちょうど良いし餃子もカワイくて
マゼソバとしてしっかりした味に組み立てられている
あ 
そうそうオレ小食男子だからバカみたいな豚とかチョモった麺とかいらないし
パパもう一駅分の切符だけ買ってここに通っちゃおーかなー


食べ終わってこの辺でドロンさせてもらおうと思った頃
さめた視線を感じて店内を見渡すと(壁に向かったカウンターだったので)
店内オシャレなタピ女子でほぼ満席になってるじゃナイッスか!
オレ浮いてること背脂のごとし・・・
てかお前ら三密なんだよボゲが

え?
春水堂は本場台湾でタピオカの発祥店??
知らないのお前だけ???
むぅ士郎
これが噂の台湾まぜそばというものなのかー????(違います)
台湾故に馬英九総統故にバエーなのかーー?????(違います)
前自称ネトウヨのくせに台湾を知らなさ酢具る??????
そんな事よりジジイは営業妨害だから来るなだって???????
グヌヌヌ

とにかく
次回『ガールズロックはプログレッシヴロック』に向けて
女子力高まってきたZ〜〜〜


しかしレってホントにラヲタなのかな


久しぶりに・・・
2020/12/17

      スタミナラーメンのぶちゃん@吉祥寺

の油そばが食いたくなって行ってみた

吉祥寺はさすが油そばの起源であるトコロの武蔵境の最寄り地域だけあって
今のように油そばが産業化してどんな店にもサブメニューとしてあったり
ニワカ自称専門店が駅前に跋扈する2010年代以前から
地味な町中華的な店にも普通にひっそりメニューに存在していたりした
五日市街道沿いに佇むのぶちゃんもそんな中の一軒なのだ
勿論過去にレポった三鷹/武蔵野地域油そば全制覇特集で貼り済みでR
観光化した吉祥寺の中心部からチラ〜っと外れた場所にある
いかにも地元っぽいゆるくてアットホームなお店のふいんきが
バカみたいに気合いが入ってない油そばに似合って良いのよねー
価格帯も400-500psとここが吉祥寺とは信じられない程激安レベル

ガラガラッ
「スタミナラーメンお願いします」


油そばじゃねーのかよ

いや
店の看板見たら黄色地だけど70sなフォントが
ラーメンショップっぽいじゃナイッスか!

これ絶対そっちの系統出身かもよ?って思って
ただネギラーメンが無いんでかなり確証が持てなかったんだけど
ま 店の名を冠したメニウならハズレはないだろって事で(ry

むぅ士郎
これは要は野菜炒め麺だな
ズズズ
はっきり言おう 
ラーショ性はゼロだ

アレ?

これ以前も食った事あるし(ry


え?
だいたいスタミナラーメンじゃなくてスタミナメン??
店の名では無いから適当な事書くな???
グヌヌヌ
よーしパパ次回サッポロ(サッポロラーメンでわない)いっちゃうぞー
ピリカの弔い合戦だー

看板的には隣の闇太郎の方がドシロウトにはチェックポイントだから(下左端)


しかしおれってホントにラヲタなのかな・・・


最近
2020/12/16

近所でネタにしてよさそうなラーメン屋が枯渇してしまったそんな中!
いい店あったー

            ローソン
            吉村家監修『焼豚おにぎり』


全方角的に最寄りコンビニが7-11なんであんまりローソンって行かないのよね

これ
ちょっと前にあったかつやのラーメンコロッケと同じ臭いが汁

お前失敗する悪寒がして何故手を出す?みたいな
だってそこにラーメンがあるからだみたいな(総本"山"故に)
 ↑上手い事言ったつもり
でもこれラーメンじゃねぇだろみたいな

むぅ士郎
最初から懐疑的になってしまうのは否めない自問自答

何やら
「豚骨醤油のラーメンスープに浸したようなごはんで、薫り高い焼豚を包みました。」
との事だが・・・(LawsonのHPより引用)
「浸したような」の「ような」って何何だよう
要は浸してはいないんだな?

実際
小生のバカ舌では全く家系っぽさは感じられなかったが
濃い目の味付けご飯て感じで結構おいしかった

ただし
家系を名乗ってるおにぎりなののに海苔を巻かないとかなー
確かに3枚も巻けないけど
だいたい元来昔ながらの家系ってチャーシューは
チャーシューメン頼むとガッカリするようなレベルの古くさいタイプで
売り物って程でもなかったんだよな・・・

そんな中!
明星・家系総本山吉村家『豚骨醤油ラーメン』もゲトー
いや
抱き合わせで何十円かお安くなってしまう設定だったんでついつい・・・

駄菓子菓子(←最近「だ」を打つだけで予測変換する)
この機会に家系を名乗るあらゆるカップ麺に問うけど
麺固はまぁギリ可能として
味濃いめ/油多めとかのオーダー通るの?(通らない)

もっと言えば
総本家の白長にかけて聞くけど
麺は酒井なの?
むっちゃインスタントっぽい細い麺で全然吉村家っぽくないんだけどキリッ
ラヲタ的にわ酒井じゃないと直系家系とは認めないからねキリッキリッ
解りやすく吉祥寺で例えると
武蔵家が洞くつ家と2つに分裂した際に武蔵家は酒井の麺を使えなくなり
ラヲタの中で勝敗が見えたみたいな?

え?
武蔵家/洞くつ家は六角家系だから
吉村家の例えに持ち出すのはむしろ解りにくいだって??
だいたい
お前は『吉村家の焼豚まぶしごはん』を食った事無いだろだって???
別に焼豚まぶしごはんが家系ラーメンの味がするってワケじゃない????
確か10年前に行ったきりのお前に吉村家を語る資格は無い?????
ロット席順も守れなくてBBAに怒られたくせに??????
グヌヌヌ
そうですかそうですか
あのな米と麺を同時に食うとか炭水化物の取り杉なんじゃバカジャネェノ~
・・・

しかし俺ってホントにラヲタなのかな
(↑昔から「しかしお」を打つだけで予測変換する)


1989年!
2020/12/15

君はいくつだったか?」


お前らまだバンドやってたんかーい

これ
みんな思ったはず

     Can - Rite Time('98 Mercury)

「CanのNew Albume? カンがまだやっていた!」
当時そんな調子の見出しというか記事が結構噂になっていたような
(あくまで個人的記憶です)

新作は概ね好意的に受け入れられたと思われるし
確かにやってる事は20年前とそんなに変わっておらず
過度な疑似ラテン風味依存は薄まり
むしろ素朴な初心に戻ったような感じもするけれど
音楽の前衛たる勢いと言いま唱歌 
瑞々しさやギリギリ舞の緊張感が無くなって
正直そんなに凄くない

やはり
この偉大なバンドさえも時代に追いつかれてしまったんだなぁと思う事しきり
賢明な本人達もそんなバンドの寿命を悟ったのでしょう
この後はリミックスやお蔵出しテープ/ライヴばかりで
実質Canの活動はこのアルバムまで?と言って良いので消火

要は
これでカンが・・・完 なんつて〜〜〜
       (↑上手いオチのつもり)


駄菓子菓子
本当に彼らは賢明なのだろうか
ジャケのこの歪んだ鏡面に映る顔のアイデアってさぁ・・・
自分達のまるっきり影響下にあったPublic Image Ltd.の
10年前の『Second Edition』と同じじゃんか(下:内ジャケ)

弟子みたいな まさに鏡面みたいな存在のバンドのアイデアを
気付かずに(多分)コピーしてしまうとわ・・・
オレもカンの大ファンだからアルバム殆ど集めたけどさぁ
お爺ちゃん大丈夫ですか
朝ご飯はもう食べましたよとry



何故今
俺達(一人です)はCanの項にいるのか?
点と点が線になり目が点になった経過を忘れないように書いておくと・・・
プログレッシヴ・ロック→Tony Visconti→Band-Maid→Lovebites→
Buzzcocks→PIL→Canの流れなのよね
(台本が複雑化して伏線拾うの忘れそうなんだよマジで)
んで
他の関連クラウトロックを食らうのはまた後に廻すとして・・・
次回『ガールズ・ロック・バンドはプログレッ支部』に行ってみたい


んで
2020/12/14

Canの缶なジャケのアルバムが・・・これだーーー!

    Can – InCANdescence('81 Can – InCANdescence)

Cannibalismの次に出た
多分外出曲/ヴァージョンのみのUKベスト盤
初期の曲は入っておらず'70a中期が中心の選曲

そんなけ


<下>
Band-Maid今年最後のオンラインお給仕が行われた
ネットの調子が悪くて途中で回線が止まったり大変だった
明日も見よーっと

何やらスクリーンショットも貼っちゃいけない大変な時代二なっていたようだ


2020/12/12

ちょっと待った〜〜〜

P.I.L.がイコールCANである証明・・・
それがこれだーーー

中身は前述"Second Edition"と同じなんだけど

    PiL - Metal Box('79 Virgin 3x12" 写真はUK初回盤)

Metal Boxとは言うものの・・・Can入りなのでMetal Can
サウンドから形からもうCanそのものでしょ
ぶっちゃけ金あったらCanもこれ作りたかったと思うぞ絶対

ただし
滅多にこれを聴いてはいけない
手垢がサビを誘発して黒ずんでバッチくなるからね
なので紙ジャケのSecond Editionの方の保管もマストでありますと
わかった?!

んで
ピルの場合
非常にメタリックなサウンドなので
メタルな缶がさらにハマるのだった

これは当時勃興しつつあった
対抗勢力とも言えるメタルを旗印に掲げた
New Wave Of British Heavy Metal(NWOBHM)への
皮肉/挑戦状であったかどうかは・・・全く知らない
(多分眼中に無かったと思われ)


以上

ふぅ
仕込みが長くてオチを忘れるトコロだったですわ


<下>
一方
PILへのメタル・サイドからの回答
(いや そんなつもりは全く無いと思われます)
NWOBHMから直球で影響を受けたバンドのメタルボックスがこれだ〜〜〜

   メタリカン
   Metallica - ...And Justice For All('88 CBS/Sony)
   Tシャツ有り(かなり着てます)

これ
ダジャレから沸いて出たような日本の独自企画で
確か予約オンリーの超激限定盤だったんだけど
その後レア・コレクターズ・アイテムとして神格化されたため
後の各盤にも世界的にメタリ缶がワラワラと発生しているようで
正直どーでもよくなっている

こちらも放っておいても自然とサビが出てくるので滅多に聴いてはいけないキリッ
なので当然アナログもえろえろと補完しています

そういえば
メタル界でおしゃれにハンマー・ビートを使ったバンドってあったのかな?
Metalこそメタルハマーなんだからありそで無さそう
要調査だなこれわ

ちなみに
...And Justice For Allはリリーッス直後
肝心のドラムの音がポコポコとありえない程あまりにショボすぎて
ミキシング上の明かなミスでわとオレの中と巷で大問題になったが・・・
その後改善されたのだろうか?
    

とにかく
これらがロック界を代表する2大カン政権なのでR


<下>やっぱり
2020/12/11

DUBってプログレなんじゃないのかしらん?

  Don Letts, Stratetime Keith, Steel Leg, Jah Wobble
   - Steel Leg V The Electric Dread('78 Virgin)

多分P.I.L.関連の人達がリリーッスした最初の45s
Can→Reggae→P.I.L.→中の人達→DUB
この図式だとそう考えざるをえない
ただし
ダブではあるがジャマイカ人の作る楽しむための享楽的ダブとは違う
音響的な実験性を求めるプログレッシヴな意志が感じられるんじゃまおか

<中>
    Public Image Ltd. - Death Disco('79 Virgin)

PILの2ndシングルながら2ndアルバムには未収録のタイトル
マニアならばこの7"を持っていなければならない盤な野田!


<下>
↑は?

  Public Image Ltd. - Second Edition('79 Virgin 2LP US初回)

あのな
『Death Disco』はここに『Swan Lake』と改題されて入っとんじゃバカジャネェノ~
あと
デス・ディスコのB面『No Birds Do Sing』も『No Birds』に短縮改題

つまり
Can→P.I.L.→Reggae→DUB→Disco
要はディスコはプログレッシヴロックなのだな
点と点が線でドナ・サマーに繋がったな(いいかげんやる気なし)

とにかく
「銀色ジャケ盤に駄作無し」の法則は遵守された


んで
ジョン・ライドンはこの後どんどんプロ(ピル)活動家芸人になっちゃうから
ピルはもうこの辺で結構です

でも
せっかく脱パンクをしてパブリック・イメージを刷新したかったってのに
例えばPILの来日コンサートで『Anarchy In The U.K.』のアンコールきぼんとか
何故か『God Save The Queen』をやらなかったとか言って
怒ってる大量のバカジャップ共を相手にせにゃならんとかだったんだから・・・
やってらんねーよな〜


<中>これわ
2020/12/10

Canとどこが違うのか?

   Public Image - Public Image First Issue('78 Virgin)

いや
当時はカンよりこっち派だったが
今聴くとたいして変わんない
でわ
これがプログレッシヴ・ロックかと言われると・・・
全く違うと言わざるを得ない
この辺に『プログレッシヴ・ロックはパンクロック』の答があるはずだが・・・
答えは全くわからない


<上:下>
Public Image Ltdの1stシングル『Public Image』
(バンド名が一貫してない)
B面"The Cowboy Song"はアルバム未収録
所謂新聞物ジャケは新聞故に名作/エポックメイキング作が多い?
まとめて研究されるべきジャンルでは
リアル新聞紙を使ったこのジャケは紙の酸化が進んでヤバイので
極力聴かないようにしている

The Cowboy Song
https://www.youtube.com/watch?v=cVOeo9y4_ak


そう言えば
大竹しのぶが最近NHKで始めたラジオ番組のテーマソングが
何故か『アナーキー・イン・ザ・UK』だったんで
時代も変わったなというか変わってないなというか少々ビビったんだが
中身はごく平和な展開で初対面だという宮本浩次てオサーンと
無難なサロントークをしていてナンナンダヨ~状態だった


Throbbing Gristle Cabaret Voltaireと
2020/12/09

話を広げ杉ると収拾つかなく→Canに戻れなくなってしまうので
ここは一旦退却→また後で再開するとして・・・
しかし
成り行き上このバンドだけはどうしても貼らせてくれ

  Public Image Ltd - The Flowers Of Romance('81 Virgin)


今更小生が書く事も無いような名盤だけど
このスタジオ3作目は・・・
一人で前述ピーター・ガブリエル主催のWOMAD festival
『Music And Rhythm』をやってる状態

うっかり回転数を45rpmで聴いてしまっや事があるんだけど
もうジョン・ライドンのヴォ−カルが
すばり中近東マントラに聴こえてしまったのよ 

全体的にも特にB面なんかが飛んでイスタンブールなんだけど
彼らのハンマー・ビートはアフリカン・リズムっぽくもあるし 
要は非西洋的なモノや非ロック的なサウンドの探求といいま昇華
また非ロック的とは言いつつもゲート・エコー的なトレンドは取り入れている


そして
2020/12/08

Thomas LeerとRobert Rentalが一緒に収録されているコンピが

 Business Unusual The Other Record Collection ('78 Cherry Red)

当時割と先鋭的だったZigZag Magazineとの共同企画
'78年という破壊衝動で突き進んだ初期パンクが収束して
最も革新的な者がオルタナに移行する時期を記録する意図と見られるコンピ

なのでA面は
UK Subs The Outcasts Dave Goodman(初期ピストルズのプロデューサー)
といった純粋で無邪気なパンカーが揃えられている

そう
3ヶ月も経てばそれ以前の総てがオールドウェイヴになってしまったこの時期
俺達は'78年にもなっていまだに3コードのパンクでデヴューするような
UK SubsやThe Undertonesなどバカジャネェノ~と感じていたワケだが(ry
(あくまで個人的見解です)

んで
B面に行くと前述Thomas Leer Robert Rentalから
Throbbing Gristle Cabaret Voltaireという2大オルタナ代表格へと繋がり
弱小レーベル(当時)ながらNWの歴史/本質を俯瞰できる流れとなっている
YES!
このコンピの真価はここにある野田


ジャケがあまりにドシロウトっぽいので?日本盤はジャケ違いでリリーッス
駄菓子菓子 このダセェやつの方がパンク(DIY)っぽくって好きだし
7”展覧会状態が最高
今じゃ全部壁レコだー
だいたい'80年になって発売とか・・・遅い!遅酢具る!!
(日本は昔も今もだいたい2年世界的潮流から遅れている)

<下 各種45s Clockwise>
Dave Goodman And Friends - Justifiable Homicide
The Tights - China's Eternal
Leyton Buzzards - 19 And Mad
The Outsiders - Consequences

これ全部77パンク・サイドじゃナイッスか!

ただし
The Tightsは無気力パンクと言うかオルタナへの発展途上サウンドで
妙に覚めきってるのがむっちゃカッチョイイ

この辺の泡沫レア45sはプログ烈士部編が終わった5年後位に貼って行きたい

Leyton Buzzards - 19 And Mad
https://www.youtube.com/watch?v=wsr6OnOYAag
☆超激クールで噛みつくようま攻撃的初期パンなんだが
後のむっちゃコマーシャルで良い子バンドのモダ〜ン・ロマンスとなると
パンクロック革命ってなんだったんやろなと思う事しきり

ただし
彼らはTwo-Toneより先にSkaに注目していたパンクバンドとして
もっとでっかく歴史に刻まれるべき実力派でオシャレな低評価バンド


そんな
2020/12/07

Daniel Miller@The Normal Fameが唯一タッグを組んだアーチストが・・・
Robert Rental氏

この人
むっちゃ寡作なんだがこのアルバムが初期オルタナ界に残した影響は大きい?
※今オルターネティヴって言うとこれまたちょっと違う音像に思えるげ
当時はこれがAlternativeだった(としか呼ようがなかった?)

相棒のThomas Leer氏はもう少しアクティヴに活動してて今も現役らしい

  Thomas Leer & Robert Rental - The Bridge('79 Industrial)

なんつっても初期インダストリアル本舗からのリリーッスだかんね(下)


これオリジナル盤てか
小生三鷹住み故の黎紅堂でのレンタル盤じゃないから
               ↑これが言いたかっただけだったりして

裏ジャケの写真だと機材が充実していてスタジオっぽいが自宅らしい
んで
いかにも宅録らしい(The Normalも)シンプルなシンセサウンドは
Canの影響はもとよりブライアン・イーノのオブスキュア・レーベルや
その後この世界を地上に持ち出す事に成功したアンビエント物に通じる
穏やかで東洋的(ヤツらの言うトコロのZEN的)なよりミニマル曲と半々

https://www.youtube.com/watch?v=p7WZl8Z6ghw
この木訥さはこの時期でしか聴けない
オルタナ界も'80sに入るともっとわざとらしい偽アート感が出てしまい
まとめて全てファックオフだ

(続く)

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