・Red Hotの独り言。
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勢いに乗るKixの5th
2022/01/29

   Kix - Hot Wire('91 EastWest Records America/Atlantic)

これもシャープでヘヴィーなビッギサウンドになって最高傑作なんだが
(プロデュースはTaylor Rhodes)
毎回基本同じでもう書く事が無くなったんだが
これもAC/DCに電流爆破デスマッチ系のタイトルで一貫なんだが

この時期
グランジ波のおかげでこの手のヘアメタルっぽいバンドには完全に逆風&死神
内容が良いんでそこそこ売れたとわ思うけど
バンド的にはこの後ライヴとスタジオを一枚ずつリリーッスして解散南無
(その後変名っぽくなったり昔の名前に戻ったりえろえろあって復活
ただし創立者&リーダーのダニーは抜けてしまった)

Rock N' Roll Overdose
https://www.youtube.com/watch?v=nDgobMSa5eA
ギターもベースも三本ともレスポール


アナログ盤もこのドイツ盤までのようだ
(どのバンドも最後まで作ってたのはだいたいドイツ盤だった)
ただし
今調べると驚くけど
ある程度名のある90年代メタルのアナログはむっちゃ値段がついてる
これも3-4万円に育ってるキャホホーイ
(Discogs調べ)

※キックスの項おしまい


恐ろしいほどの実力派バンドKixの4th
2022/01/28

トム・ワーマン他三人がかり(チーム?)でプロデュース

     Kix - Blow My Fuse('88 Atlantic)

涙のバラード『Don't Close Your Eyes』の大ヒットでバカ売れのアルバム
https://www.youtube.com/watch?v=DeM3CmMA9K0
他にも素晴らしいノリノリ曲が何曲もひしめいてIN!
(ジャケのステッカー参照)
てか
捨て曲無し
ただし
外部ソングライターへの依頼曲が多くレコード会社が本気になった感じか

前作のタイトルが『~ダイナマイト』だったけど
こっちもFuseとかBombとかTNT等々
電流爆破デスマッチ系にテーマを統一している感じ

AC/DC@USAなんでさもありなん

とにかく
彼らの最高傑作かつこの時期のメタルアルバムの最高峰でわ

前作にツェッペリン風の曲がもあったけど・・・
ちらーっとここにもあったZ
そう!
AC/DC風と呼ばれるが・・・
YES!
それだけでわない野田キリッ!
Boomerang
https://www.youtube.com/watch?v=4-9O7kyb6cc

ヴォーカルのSteve Whitemanはブルーズ・ハープもイケるのよね


Kixの3rd
2022/01/27

     Kix - Midnite Dynamite('85 Atlantic)

基本どれもAC/DC型の金太郎飴なロケンローなんで
もう書く事が無くなったワケだが・・・

ジャケ写のマイクがダイナマイトになって火花ってるギミックと
ステージを風船で一杯にするのは多分毎度やるポップで楽しい演出
日本公演で見たのは直径3メーター位の巨大な白い風船が
厚生年金会館の傾斜が急な客席を転がり落ちてきた来たような・・・
(逆にステージから飛ばしたのか記憶が定かでわない)

総合プロデュースはRattで有名なボー・ヒル
(違う人が担当の曲も2曲アリ)
確かにパーリー・バンド的にはバッチリな任命と言えるけど
そのせいか妙に懐かしのLAメタルっぽい質感やノリがあって
むしろ前作より古く感じられるような?
(あくまで個人的印象です)

あと
一曲
例のレッド・ツェッペリン・ワナビー症候群曲が入ってるってのがなぁ・・・
レッド・クローンの最骨頂キングダム・カムが'88年だから・・・
これはかなり早いクラスだぞ
と言っても年がら年中誰かがそれをやってたんだが・・・
KIX - Lie Like A Rug
https://www.youtube.com/watch?v=cQ1dTJTg7AY
☆特にイントロに注目

んで
レッドと言えば・・・
このアルバムの最大のポイントは・・・
A-2の曲名が・・・『レッド・ホット』な点じゃナイッスか!
※正確にわRed Hot (Black & Blue)
故に
世界7大レッドホット・ソング/アルバムの一角と呼ばれているのでR
(呼ばれていません)

<おまけ>
代表的Red Hotソングの内訳
●Billy Riley, The Little Green Men - Red Hot
●Robert Gordon with Link Wray - Red Hot
●Redd Hott - Redd Hott #1
●Herb Alper - Red Hot
●Motley Crue - Red Hot
●Pretty Maids - Red, Hot And Heavy


KIXの1st
2022/01/26

これってかなりのレア盤でわ?
需要少な目かもだけど

      Kix - Same('81 Atlantic)

キックスは'80s後半は結構Burrn!誌にインタビュー等が頻繁に載っていて
記者の誰だったかの推しバンドだったので日本での人気もあったんだと思われ
この盤のライナーは酒井の割には普通に客観的かつ好意的で的確な解説だ

こちらのアルアムはジューダスでHR/HM界での地位を確実にした
トム・アロムがプロデュース
Tom氏ってそれ以前はフォークロック/プログ系のバンドが多かったのよね
'81年なのに数年後のバッドボーイズ・ロケンロー全盛時代でも通用する
古さを感じさせないサウンドと演奏をしている

下積み時代はカヴァーを中心に演る所謂バーバンド?だったというが
殆どの新曲は前述の多分リーダーでベーシストのDonnie Purnellが担当
なぜかDiscogsのメンバー欄に彼の名前の記載が無いのは何でなんだぜ

とにかく
やはり
バンドの性格を作っていたのはちょっと異端派の彼だったんだな
ただし
この人って何故か'90年代になってから脱退しちゃうんだよな
バンドはその後かなりの成功を納めつつ今も存続しているという

Bラス"Yeah, Yeah, Yeah"は割と小ぢんまりとした会場っぽいふいんきの
ライヴなのが当時のバンドの百戦錬磨感が味わえて良い
https://www.youtube.com/watch?v=w-aZZlbKdhs
<中>
帯の裏の『好評発売中』レコが
AC/DCとその影響下バンド=要はKixと同じ境遇のRose Tattooなのも面白い
でもキックスとローズ・タトゥーは指向性が全く違うのよね

<下>
'89年のライヴが最高杉たので'91年の再来日NHKホールにもGO
この頃がバンドの全盛期か

小生
滅多にライヴなんか行かないし同じバンドを何回も見たなんてのは
ロバート・ゴードンとクランプスくらいでR


どれも米東海岸バンドだZ
オレって自称UK好きだと思ってたんだが・・・


次なるPete SolleyがプロデュースしたB級の大物が・・・
2022/01/25

凄い!
凄すぐる!!

     Kix - Cool Kids('83 Atlantic 2nd)

一見LAメタルっぽいけど確か東海岸ベースのはず
軽薄なヘアメタルっぽいイメージで見られがちなパーリー・バンドだけど
基本はAC/DCのようなゴリゴリのリフで攻めるロッキンなヤツら
ベーシスト(創設者&リーダー?)だけあんまメタルヒーローっぽくなくて
いかにもブルーカラーの不良っぽい所がその辺の抑えのキーになっていると思われ

小生最もアンダーレイテッドなメタルバンドと思っている
東のキックス西のガンズと言っても大袈裟ではないと信じてるのって・・・
ワタシだけー?(多分おまえだけだ)

ただし
この2ndはちょいちょいNWやパワーポップっぽいアレンジが加えられており
ハードロック版バグルスやメタル・ディスコみたいなカヴァーも数曲あって
硬軟こなせるピート・ソリーが採用されたのもその辺の手加減の巧さからでわ?
(あくまで個人的推測です)

Mighty Mouth
https://www.youtube.com/watch?v=rwHOLpe_XxY

<下>
'89年になってやっと初来日?
厚生年金会館でのラーリーなふいんきのライヴが最高だったので
確か翌日も見に行ったはずと思う(記憶が曖昧me)
曲も演奏も良いし楽しませてくれるしまさにこれぞライヴバンドすなぁ


またもやも禿しく外出なんで飛ばして行こう
2022/01/24

要は
Pete Solleyが俺好みのバンドばっかプロデュースしているって事なんだが
これは人脈的にわそうなんだけどよく解らんバンド
てか
全2枚リリーッスのうち2ndのプロデュースをピートがやってるんだが
それを持ってないんで仮に1stの方を貼ってみたりして

   Phantom, Rocker & Slick - Same('85 EMI)

シークレット・ハーツ(ロカッツ)からのロカ流れで声がかかったんやロカ

しかしなぁ
二人がストレイ・キャッツ/ネオロカに飽きた?からってこれわ悪手
なんで2枚も作っちまったんやロカ

聴いてないけど

ただ暇こいてた有名ギタリストとセッションしてみました
みたいな感じなんだろうけど・・・どうなんやロカ
それ以上の価値があるんやロカ
おまけにドラムがオカズで突然つんのめる感じなのがダサ杉でなぁ

うーん
でもせっかくビッグネームから声がかかったピート作品だってんなら
2ndが落ちてたら買ってみようかな

とにかく
久しぶりにこの項のテーマであるトコロの
デヴィッド・ボウイ→トニー・ヴィスコンティ関連に戻ってこれてありがとう


こちらも禿しく外出なんで飛ばして行こう
2022/01/23

ネオロカ界のイケメンホスト集団かジャニーズ軍団かと言われる
(言われてません)
The Rockatsが変名でニューロマンティックで勝負しようとした部隊?
いやいや
ニューロマってとっくにピークアウトしてた感じの時期だと思うけど
マジでロマンティックは止まらなかったんだな

      Secret Hearts - Same('84 MCA これ1枚だけ)

いやいや
ネオロカだってもうピークアウトしてなかったか?

とにかく
そんな企みは失敗に終わったようで変名でも全く売れなかったような

結果的にロカッツは後に伝説的なバンドとして名を残したワケだが
そんなロカッツにしてもリアルタイムでは特に話題とか売れたとかは無かった

ただし
当時小生がフィリピンの普通のレコード屋にフラーッと入った際に
このシークレット・ハーツが何故か大量に置いてあって驚いた事がある
ちらーっと悩んだけど荷物になるので買わなかったけど惜しい事したけど・・・

しかし
Pete SolleyはOingo Boingoの1stなんかも手掛けて
かなりNW系が得意なプロデューサーとして波に乗っていたにしても
はずした方のSecret Heartsのプロデュースだってのが
いかにもピート・ソリーっぽいじゃナイッスか!

アルバムの内容は全然悪くないし
"Make That Move"のRockatsにしてもどこがロカやねんてレベルの
大同小異な音なので(曲も被ってる)
無理に変名にした理由もよく解らないワケだし

ちなみに
前述のブロンディー/ロマンチックス他のクレム・バークは
元ロカッツのダニー・B・ハーヴェイとThe 69 Catsちうバンドをやっていた

Secret Hearts - Make That Move
https://www.youtube.com/watch?v=9v6QEsQ_oJA

The Rockats - Make That Move
https://www.youtube.com/watch?v=fb5PxOtfS8U

<下>
名前の大きさがピートのステイタスが上がってきた証拠か?


そんな
2022/01/21

The Foolsとよく似た印象のなんとなく芸能パワーポップっぽい感じで
高そうなおそろの衣裳で真っ赤にキメたバンド

    The Romantics - Same('80 Nemperor 1st)

Ruby姐さんは在籍していません

こっちもPeter Solleyさんのプロデュースであった
Nemperorのスティーヴ・フォーバートをプロデュースえいていたので
その関係でこっちもと思われるけど
写真の1st以外にもスタジオ作の大半をプロデュースし
鍵盤も演奏しているので準メンバー的な存在とも言えま唱歌

駄菓子菓子
ロマンティックスはザ・フールスと違い
まさにこれぞThe Nervesの提示したサウンドを継承する
王道アメリカン・パワーポップド真ん中のノリじゃナイッスか!

そして
ちゃんとその血脈も流れていたんです
'80s後半-00年代前半にかけて入ったり出たりで
正式メンバーか助っ人かわからないが・・・
ブロンディーのClem Burkeが在籍

そう!
Blondieといえば3枚目の『恋の平行線で』The Nervesの
『Hanging On The Telephone』のカヴァーをヒットさせた事で有名
YES!
・・・じゃなくていやその逆
このシングルカットでザ・ナーブスの存在が知られるようになって有名?
とにかく
そんなパワポ道の正統嫡子継承線上のエリアにいたんすなぁ

しかし
そんなクレム・バークだけど
一度は世界征服をなし得たバンドのオリジナルメンバーなのにもかかわらず
イギー・ポップとかラモーンズなんて大手はまだしも
いろんな有名無名に近いバンドを結成したり在籍したりして謎に仕事量が凄い
別に特にロマンチックスをやらなくても引く手数多だったと思うけど
よっぽどromanticsが止まらなかったんだろな

What I Like About You
https://www.youtube.com/watch?v=Rqnw5IfbZOU
☆ぜいいん歌えるバンド
 オリジナル・ドラマーの実力/存在感も凄い


ピート・ソリー氏
2022/01/20

レイチェル・スウィート&レックス・スミス辺りから
北米方面のコネクションが強くなったらしく
アメリカのバンドのプロデュースが増えてきたようだ

     The Fools - Sold Out('80 EMI America)

伊藤耕は在籍していません・・・

そう
このレコ
トーキン・ヘッヅの替え歌で今でもヘヴィー・ローテーション?の
『Psycho Chicken』シングルが別に入ってる歴史的盤なのだった

ただし
オレのヤツはクッソ安く拾ったゴミ盤なのでそれが無いグヌヌヌ
(くっついたテープをひっぺがして破れた裏面参照)
てか
買った当時はそんなおまけ7"が同封されている事を知らなかったワケだが
※初回じゃない可能性アリ

このバンド
割と代表的な米パワーポップって認識されてると思われるが
小生的にわ結構異端派だと思っている

米パワーポップって結構流儀や人脈系統みたいなモノが
しっかりしていてそれがサウンドにも反映していて
一盤太い流れはThe Nervesを源流にしているような気がするが(ry
サ・フールズはそれを思わせる要素があまりない
ルックスはNWだが普通のポップロッカーが流行りに乗った系に思える
多分なりすましパワポではないだろうか
要はパンクな気分を全然感じないのよね


UKのフォーク/トラッド/プログレ者がパンク時代に入って失業し
多分に批判的な意図で成りすましパンクバンドをフェイクで結成し
オチャラケ冗談音源が量産されたた事は前述したが
The Foolsはそれの米国ヴァージョンなのでわ?
ただし
アメリカではUKみたいに嵐のようなパンク・ムーヴメントが
それ程吹き荒れたワケではないので
パンクに対するアンチ的な姿勢は無いんだろうけど

なので
このバンドには割と真面目な人柄や実直なルーツを感じてしまうのです
(あくまで個人的見解です)

ところで『サイコ・チキン』のプロデュースってPete Solleyじゃなくて
ギタリストのメンバーRich Bartlettなのよね
多分ただふざけて録音しただけだからなんだろうけど
これもピート・ソリーありある伝説すなぁ


多分誰も覚えてないし興味もないし読んでもないと思うけど
2022/01/19

この項目ってPete Solleyについてだからなんだから


んで
やっとアルバム全曲のプロデュースを任された・・・

 The Sports - Don't Throw Stones('79 Mushroom/Sire/Arista 2nd)

これ
オーストラリアのバンドだけど
ニック・ロウに着目されてUKに渡米
デイヴ・ロビンソンとマネージメント?契約
'79年にStiffからPete Solleyのプロデュースで
4曲入り『Who Listens To The Radio?』をリリーッス←欲しい
https://www.youtube.com/watch?v=Rd-oYM88niQ
グラハム・パーカー&座・ルーモアとオーストラリア&UKツアーをしたのだった

それなのにアルバムはスティッフからじゃないってのが
これまた一貫して総てが担当ではないピートっぽいじゃナイッスか!

なので
音は初期のエルヴィス・コステロ激似の
もう純正ポストNW期パブロックなんだが
ぶっちゃけ
コステロっていうよりエニ・トラブル似なのがマニアックだぞ

オーストラリアはパンク/NW的には欧米より先進国なのでディープなのでR

The Sports - Reckless
https://www.youtube.com/watch?v=Zlnl_CKynWg


これって日本盤の見本盤なんだけど
解説(憲章)が裏ジャケに書いてあるという省エネ無気力仕様だし
(本来はアー写 またオージー原盤とはジャケ/曲目違い)
DiscogsにわPromo盤しか記載が無いし
ホントに本番の邦盤が存在するんやロカ

ただし
むしろこの文字ジャケの方が情報量が多くて買いやすいとも言えるんだが
(もっと昔の芸術になる前のレコは全部これだった)


Starz - Coliseum Rock('78 Capitol 4th)
2022/01/18

無理矢理プログレッシヴロック的に言えば
邦題は「コラシウム」だから・・・中の人にジョン・ハイズマンなどいない!

3枚目で優良パワー・ポップ路線にシフトしたのに
同年に発売のこの4枚目ではまたハード・ロック路線に回帰と迷走
(ただしKissの弟分系サウンドではない)

ライナー読むとかマジに調べるのも面倒なんで適当にチラーっと調べて書くと
ギタリストの片方他が交替していたはず
そのギタリスト=Bobby Messanoがかなり弾ける人でメタル肌なのよね
(何故か何時の時代か不明のThe Shadows Of Knight在籍でもある)

んで
妙にUFOっぽい曲が結構あったりしてノリノリで演ってるんで
多分マイケル・シェンカーのフォロワーでわ?と思われ
また
ダイアモンド・ヘッドを彷彿させるダイナミックな展開の曲もあり
米産ながらNWOHMの先駈けみたいなフィールもある
かなりの名盤と言えま唱歌

とにかく
速杉てリスナーが追いついていかなかったバンドすなぁ
(誰もこんな事思ってないだろうけど)

時は戦国
Punk/NW期を乗り切ったハードロックバンドなんて殆どいないワけで(100回目

同年中にこのような路線変更でゴタゴタになったのか
     ↓
この4枚でバンドの歴史は一端幕を下ろしライヴ盤の乱れ打ちで繋ぎつつーの
     ↓
Hellcatsの名前でほぼほぼ再結成
     ↓
Starzの名前を戻して巡業の日々
     ↓
こんな感じか

Rachel Sweet→Rex Smith→Starz(Michael Lee Smith)の項 おしまい

Starz - No Regrets
https://www.youtube.com/watch?v=oRGGW7dYYdQ


Starz - Attention Shoppers!('78 Capitol 3rd)
2022/01/17

キムタクはメンバーではありません
(それわ青いイナズマ)

この時点になるともうすでにキッスの陰は全く無くなり・・・
実は真性パワーポップ化

アメリカン・ハードで売ってるのにこれでいいのんかと思ったりするが・・・
パワーポップとは誰もの心の中に各々存在する幻影!(20回目)
総てのロックはPower Popに集約されて行く法則発動
そう!
時代が進めばリアルタイムでは別のジャンルだったバンド/レコが
後世の耳ではパワポ以外の何物でもなくなっている不思議
ちなみに現在におけるパワポ定義は第6期か7世代くらいでR

これは
ハードロックとヘヴィーメタルの違いも同じで
この前つべで某生配信を拝聴させていたトコロ
以前からここのチャンネルのその辺の区分はかなり厳し目と感じていたけど・・・
「でHMの話題だけどHRのマイケル・シェンカーについてでメンゴメンゴ」
ってテイで語られていたんだが・・・

あのさ
かつてメタルのド真ん中だったMSGはもはやメタルじゃないって
常識に更新されてたんだってビックリしたなー

要は
Power Popは時代が進むとその範疇がどんどん拡大して行くのに
メタルは古い順にどんどんハードロックに入れられて行くというナンナンダヨ~


そんな中!
このアルバムってThe Knack以前にすでに
BadfingerやThe Rubinoosみたいなマッカートニー型じゃなくて
Pezbandや20/20みたいにパンクの影響下の縦ノリでコリコリとした
アネリカンパワポ王道サウンドの境地に達し(かけて)ていたワケで・・・
速い!
速すぐる!!
いやー小生当時(誰も)全く気付かなかったですわ
これぞロックロック時系列マジックあるあるすなぁ
※ルックス(髪型)で判断してはいけない

Waitin' On You
https://www.youtube.com/watch?v=TyFn0WPvZh4

<上>
全曲邦題!


Starz - Violation('77 Capitol 2rd)
2022/01/16

Sこちら全然悪くないんだが丸二日聴き込んでも特に語る事も無くて困った
1stとの顕著な違いはKissっぽさがかなり薄らいだ事だ
この人達って前身がルッキン・グラスなんで
本質的には美メロのソフトな感性が通底しているんじゃなかロカ
なのでコーラスやサビにキャッチーなイヤー・キャンディ(Eye Candyに対する)
を持って来るのが巧く
一見HRだけど実質バブルガム・ポップの系譜上にあると言っても良い

ただし
それが諸刃の剣といいま唱歌
同時期のRiotやYesterday And Todayのように
あるいわCheap TrickやThe Dictatorsのように
新世代のHRやパワー(ハード)ポップへと繋いでゆく事は出来なかったのであった

<下>
日本盤にしては珍しいカラー(透明ゴールドイエロー)ヴァイナルが美しい

Cherry Baby
https://www.youtube.com/watch?v=lIAS9mygJi8


よーしパパ
2022/01/14

レックス・スミスの兄弟
マイケル・リー・スミスのいたStarzも貼っちゃうぞー

       Starz - Ssme('76 Capitol)

母体は Looking Glass 
て 
聴いた事無いけど
Reのメンバーもいた

Rex Smithほどの男前ではないが
キッスと同じRock Steady Production所属で弟分としてデビュー
まさにメイクとド派手な仕掛けの無いキッスのサウンド
当時のライヴはもしキッスにメイクがなかったらこんな感じか
えお思わせるものがあった
レイチェル・スウィートの4thにブルース・キューリックの兄弟
ボブ・キューリックが参加していた事は関係性があるのだろうか
(いや 遠すぎだろ・・・)

いきなしメキャー級のサウンドなのも制作ジャック・ダグラスで納得
LAメタル勃興以前産業ロック未満のこれぞアメリカン・ハードで
むっちゃカッチョE
ただし
これぞスターズといった代表強が無いのよねー
特に1番カッチョEのはバンドロゴだ!

Starzは4枚程度で消えたバンドと思っているゴキ兄が多いようだが
甘い!
甘酢ぐる!!
近年になっても活動してるかどうかは知らんが20枚位の音源をリリーッス
まライヴ盤とか昔のライヴ盤ばっかだけど
途中'80年代に何か名義の権利関係か何かなのだろうかわからないが
突如Hellcatsちうロゴがそっくりなバンドで降臨
なんだったんだアレわ・・・

Starz - Fallen Angel
https://www.youtube.com/watch?v=24iMWfiKcDM
☆あまりKissっぽくない曲だけどマイケル他は00年代になってから
Fallen Angelsを結成した
(サム・ヤッファもノックスもいません)


もう
2022/01/12

ついでだから・・・
プログレッシヴロックもパンクロックもピーター・ソリーも関係無いけど
レックス・スミス

そうそう
Rachel Sweetとのデュエット『Everlasting Love』のプロデュースは
Pete Solleyではなくもう片方のRick Chertoffだったのだった

んで
Rex Smithがフロントのバンドが・・・Rex

    Rex - Same('76 Columbia 1st)

バンドはこの後速くも2nd ('77)で活動限を迎え
その後ソロになって'83年までリリーッスがある感じ

全ての盤がブロマイド的なジャケからも基本アイドルロッカー的なポジション
現行では俳優やステージでのライヴ活動を行っているようで
経歴的/キャラにはレイチェル・スウィートとよく似ているのだった
故に組まされたみたいな感じなんだろうな
二人ともかなりの実力派なのに双方ともビッグにブレイクしなかったのは謎だ
https://www.youtube.com/watch?v=o_fWMPWLUhk


このバンドはリアルタイムで聴いた時点では
ミュージックライフ的な美形アイドル推しが鼻につき
サウンドはモッサリと古臭く特に飛抜けたトコロもなく
イマイチ感しか無かった気がするけど
今聴くと・・・
ヴァン・ヘイレン以前の速弾きのないポストグラムなハードロックで
特に飛抜けたトコロが無いけどだがそれが良い的に・・・
カッチョE!

こーゆーのをどんなジャンルに入れればいいのか最適な棚がなくて困るけど
強いていえばローリー(寺西)好きのするロックとでもいいま唱歌

『Everlasting Love』の伝統的クルーナーみたいなオサーン臭さは皆無で
ハードに禿しくヤングヤングに歌いあげている野田

Stay With Me
https://www.youtube.com/watch?v=5vA18GLMcr4
☆Terry Reidが2ndでカヴァーしたLorraine Ellisonの曲
点と点が繋がって線になって目が点になった〜〜〜
(なってません)

(2回目)


しかし
2022/01/11

ピート・ソリーって何でアルバム中一曲だけしかとか
プロデュースさせてもらえないんやロカ
・・・なぞと御訝しがりのゴキ兄
案ずる事は無い
(誰も案じていません)

このレイチェル・スウィートのアルバム・・・
1枚飛ばして3rdでは・・・半分位を担当!
昇格したZ!!

 Rachel Sweet - ...And Then He Kissed Me('81 CBS/Columbia)

いやいや
半分て 
なんやその中途半端な

このアルバムはStiffからではなくCBS/Columbiaからのリリーッス
駄菓子菓子
スティッフの北米契約はStiff Columbiaだったので(北米はもう一社ある)
完全にスティッフと切れたワケでは無いような気がする
また
業界的にレイチェルの可能性にかなり期待をおいていたらしい痕跡として
この盤ではレックス・スミスとのデュエット『Everlasting Love』をフィーチュアー
カヴァー・ソング集的な性格があった2ndではダムドやグラハム・パーカー等
尖ったアーチストのナンバーを歌っていたが
このアルバムでは平均的で中庸なポップス歌手として
凡庸なアメリカ人のド真ん中に向けてセールスされているようだ
なのでカヴァーソング(タイトルや曲やデュエット曲他)も
一般向けっぽい感じのヤツですね

とにかく
アルバム毎にマーケティング戦略を変えて
どうやったら売れるか試行してるのがよくわかるのよね

帯には「夜の街ニューヨーク」とか「ニューウェイヴ・クイーン」とか
謳われているけどそんな感じは特に漂っていないです

ちなみに
4thでは以前からもあった自作曲を大幅に増やし
プロデュースも自ら担当するなど
これからが本番(デビューが15才だからね)と思われていた?
のにもかかわらずラス作となっちまったんだよなぁ
だいたい
日本盤も出てないし全然売れてないようだから見付からねぇんだよそのLP

現在は女優・プロデューサー等として幅広く活躍中のようで した!

(続く)


次なるピート・ソリーのStiff絡みは
2022/01/10

   Rachel Sweet - Fool Around('78 Stiff)

ただし
こちらもStiff貼りまくり年間で1-2回やったので・・・飛ばして行こう←

てか
このアルバムからのシングル・カット曲『B-A-B-Y』と
B/W『Suspended Animation』だけのミキシングを担当みたいナンナンダヨ~

レイチェルタンはスティッフじゃらのアイドルとしてかなり強力に売る込まれ
かなりのシングルが切られたがあまり期待どうりの結果が出なかったのが可哀想

最初は
Devoが輩出されたラバー・シティー米アクロンからやって来た
ネジが緩みかけてる天才NW少女みたいな印象で売り出されたけど
実体はコブシを効かせるのが巧い素朴なカントリー・ガールなのだ

<上>UKピクチャー盤
<中・下>US盤に準ずる日本盤
こちら単にジャケが違うからだってや酔狂で補完しているワケではないキリッ
そう!
私の記憶が確かなら
日本盤初回は上のUK盤とジャケも曲も同じだったんだが
US(逆)デビューで曲目が数曲入れ替わり
YES!
他の曲も録り直されている別ヴァージョンとなっているはず(調査ちう)
当然初回UK盤の方がぶっ飛んでいる(アクロンっぽい)JK
ちなみにバックはだいたいブロックヘッヅの面々


Stiff絡みでの
2022/01/09

Peter Sorryのヤツは他に

   Mickey Jupp – Nature's Radio('77 Arista)

ミッキー・ジャップのソロ初シングルで
プロデュース&鍵盤担当
ギターはまたまたミッキー・ムーディーの登場
しかし
Micky Moodyとこんなにつるんで出張って来るなら
Juicy Lucyも熱心に揃えておけばよかったかな

いや 
あの辺はキリ無いからまどーでもいっか

思ってたけど
駄菓子菓子
今つべで聴いてんだけど・・・最高じゃナイッスか!
Vo.がテンペストのPaul Williamsなんだよなー
ヤバイ!

え?
てかそれアリスタだろだって??
盤現物持ってない???

そうそうそうだった
この音源が彼のレジェンド時代からStiffでのソロまでのベストに収録

   Mickey Jupp's Legend - Same('78 Stiff)

ただし
ミッキーに関してはStiff特集と
この項のトニー・ヴィスコンティの章で貼ったので・・・飛ばして行こう←

しかし
ピーター・ソリーって俺好みのアーチストとばっか関わってるな
(よく知らない人の盤はスルーしています)

<下>
Legendの2ndはTony Viscontiがプロデューサー


現物無いのにもかかわらず
2022/01/08

台本上貼らざるをえないレコなんだが
Peter Sorryのプロデュース作で
 
  Gyppo - High Rise Love('79 United Artists 録音は'77)

つうオブスキュアな7"シングルがあるんだが
これが先日Yellow Dogの時に書いた
「オールドウェイヴ者が無理矢理皮肉でやってみたネタ的な初期パンク」の
激レア(と思われる)盤なのだった

これって'70sパンクヲタにも知られてないだろうなと思っていたんだが
Discogsで値段見たトコロ・・・普通に5ケタだったんで
とっくにパンク警察達の重要指名手配になってるようだメンゴメンゴ

概要は
ジェリー・ラファティーが『シティー・トゥ・シティー(中・下)』を
録音していた時のアイドルタイムだか空き時間に
プロデューサーのHugh Murphyに集められたミュージシャン達が
昨日まで楽器も弾いた事が無いようなドシロウトのくせに
歴戦のオレ等よりチヤホヤされているパンクバンドにグヌヌヌモードで
揶揄する為にシャレで吹き込んだ盤と言われている
※プロデュースがPeter SorryじゃなくてHugh Murphyという話もある

そのミュージシャンの面子に
件のミッキー・ムーディーやFox→Yellow Dogのメンバーがいるのも笑えるが
Hugh Murphy自体がキルバーン&ザ・ハイ・ローズや
カーサル・フライヤーズのプロデュースも手掛けてるからいやはやなんとも


田舎のポール・マッカートニーと言われるジェリー・ラファティは
曲によってはブリンズレイ・シュウォーツと全く同じ線なので
要はヤケクソになったポール・マッカートニーこと
ニック・ロウのバーターでもあり
たまたまメジャーになってしまっただけでパブ耳にも全然イケるヤツ


Gyppo - High Rise Love
https://www.youtube.com/watch?v=dHbNl9yjOKE
☆この手のバンドは演奏が上手すぎて何か違うというのがある

Gyppo - Free Enterprise
https://www.youtube.com/watch?v=CvkY7PaqIT0
☆確かにイアン・デュリーっぽいし
早すぎたネオ・スカのフィールがある


Wreckless Ericの2ndアルバム
2022/01/07

"The Wonderful World Of Wreckless Eric"について

むぅ士郎
この面子が結構凄いてかオレ達の縮図

レックレス・エリックって風体とかパっと見可愛らしい?パブラーだけど
その辺の元々自称パンクスだったくせに4年後にはニューロマになって
マスコミ雑誌に踊らされてたミーハーでシティーボーイなヤツラより
よっぽどドスがきいててLowな自分を貫いている本質パンカー ですよね

んで
ギターはMalcolm MorleyとBrady(Eunan Brady)が担当
マルコム・モーリーと言ったらあんた
Bees Make Honey(下) Help Yourself Manと言った
パブロックの看板処を渡り歩きシーンの中心にいたビッグネームじゃナイッスか!
しかも
芸風はUSカントリー・フォーキー・ロック憧憬系から長尺サイケトリップ系

そこにBradyなんだけどこの人って後に
The Clash The Damned Generation XまたThe Boysへと分岐して行った
ロンドンパンクの源流=London SSのオブスキュアなメンバーじゃナイッスか!
解りやすく現行J-ガールズ・メタルで例えると・・・
デストローズ的存在と言えま唱歌
(解りにくいです)

兎に角
要はパンクの中の元祖パンクスでその前はThe Hollywood Brats在籍

London SSの音楽性はぶっちゃけNY Dollsの英国版で
勢い一発酔いどれラリパッパロケンローなんだが・・・
正直果たして手練れのマルコム・モーリーと釣り合った技量なのかと
心配してしまう事しばし

そんな両極にあるような二者が一緒にレコーディングしてしまうと言う
エリックまたわピーター・ソリー いやパブロックの懐の広大さに感嘆

ちなみにドラムスのGeir Waadeもハリウッド・ブラッツ→ロンドン・エスエスで
そっから地名シリーズでロンドンを持って来た名付け親らしい


7"縛りで
<上>
2ndからはBuddy Hollyのカヴァー"Crying, Waiting, Hoping"をシングルカット
またA-3のカヴァー"Dizzy"のオリジナルはTommy Roeだが
トミー・ローは最初期のバディー・ホリー・フォロワーの一人
レックレス・エリックっの原点が計り知れようもん

<中>
Bees Make Honey解散後(多分)'77年にチャーリーからリリーッスの
4曲入りEP"Bees Make Honey"

<下>
これまた解散後'79年にCherry Redからリリーッスされた7"で
Hollywood Bratsの初音源"Then He Kissed Me"
また
London SSの音源は何故か未だに発掘されていない(調査ちう)


え?
これが凄いと思ってるのって・・・ワタシだけ~??
そうですかそうですか


Hollywood Brats - Sick On You('73)
https://www.youtube.com/watch?v=3O_0wyXvTTU
'77年にThe Boysがセルフ?・カヴァー


ところで
2022/01/06

Peter Solleyヒストリーの中でFox→Yellow Dogsの前に
アーサーブラウンのアルバム参加があるてかもっと前に
Arthur Brownのツアー・メンバーだった経歴があるんだが
アーサーブラウンはグラストンブリーに出ているので
後で単独で貼って行きたい

んで
Procol HarumやPat Traversは持ってないので飛ばして
イエロー・ドッグスの同年にオレ達のパブロッカー・・・

 Wreckless Eric - The Wonderful World Of Wreckless Eric('78 Stiff)

レックレス・エリックの2ndの参加
またプロデューサーでもある
ただしWreckless Ericは数年前のSTIFF特集時に
超しつこく45sや33sを1枚ずつ貼ったので・・・
飛ばして行こう(またこれだ)

ピーター・ソリー関連はいなたいフォークロッカーが結構紛れていたんだが
ついに本丸にIN!てなワケで
この辺からNW/パワーポップ系の中堅所プロデューサーとして
ちらーっと活躍してゆくのだった

アーサーブラウンを経てテリー・リード・バンド(無記名)→
パラディン/グレイヴィー・トレインからStiffのプロデューサーと
まさにこの項のテーマであるトコロの
「プログレッシヴロックはパンクロック」を体現した地獄に堕ちた野郎こと
ピーター・ソリーの去就出処進退人生航路・・・いったいどうなってしまうのかー
(しらんがな)

<上>UK盤(コーティング)
<中>日本盤
<下>ジャケの元ネタとなったCliff Richard他のコンピ
Jack Good's Original "Oh Boy!"('58 Parlophone)


帯に
2022/01/04

何故か「イエロー・ドッグ・ファースト」となってるけど・・・
これは2ndにして最終作
でも1stの日本盤もちゃんと出てるんだよな
'78年だけど

件の元フォックス在籍にしてこの項のテーマであるトコロの
Peter Sorry師(昇格)が鍵盤で参加
また
キャメルからピーター・バーデンスも駆けつけて
豪華ダブル・ピーター体制となっている
そしてドラムはショパンのサイモン・フィリップスと
ケニー・ヤング関連人物芋弦状態に加え
ベースは外様ながらモ・フォスターが担当と(Mick Featも参加)
UKロック縁の下の手練れ助っ人達が勢揃いしている
ニッチなポップと言うにはあまりに豪華な顔ぶれといい魔性か

    Yellow Dog - Beware Of The Dog('78 Virgin)

ただし
前作でも指摘されたKenny YoungのNW的センスの無さが悪い方向に出ており
パンク/NW的なモノをギャグやおとぼけとして捉えてしまうという
悪のスパイラルに嵌まってしまったようだ

これは
割とマジメにフォークロックやプログレッシヴロックをやっていた人達の
'70s後期の活動に多く見受けられるパティーンで
例えばMonksやPork Dukes等がこれだ
あとAlberto Y Lost Trios ParanoiasやBurlesque
またはJilted John等劇団系にも多い
そもそものオールドウェイヴどっぷりな体質/センスの問題もあるが
楽器を弾いた事もないようなガキに職を奪われヤケクソになってしまった故の
歪んだ自嘲コンプレックスが招いた結果では」ないだろうか

また
1stでも顕著だったモロパクり指向が再び
曲としては素晴らしいのだが
ぶっちゃけこれってダイアー・ストレイツでしょみたうなB5がなぁ・・・


何だかんだ言ってもジャケを含めて愛すべきB-C級野郎共でR

あと
MonksもPork Dukesも背景を知らなければ完全無欠の?
初期パンクと言っても間違いではないんだが


ケニー・ヤングが
2022/01/03

Fox=狐の次に組んだバンドが・・・犬

   Yellow Dog - Same ('77 Virgin 1st)

ただし
ジャケの動物は狐と狼のあいのこっぽい

このバンド
基本やはりFox出身のHerbie Armstrongとのデュオという事だが(中)
バックもほぼほぼFoxのヤツラがまたまた集まってきている感じ

ただし
件のピーター・ソリーはこの盤には不参加

個人的には歴戦のB級マンAndy Robertsが加わっているので注目
アンディに関してはは昔1枚ずつ貼ったような気がするけど
また後で聴き込みたい名人なのでここわ・・・飛ばして行こう(またか)

このバンドも
フォックス同様ニッチポップを絵に描いたような
ニッチ・オブ・ザ・ニッチのにっちもさっちもなニッチ・キングで
微妙に煮え切らないながら凝ったアレンジが微に入り細に入り(ry

ただし
時は戦国NW/Punkエラに突入していると言うのに
そーゆーふいんきは全く感じられないトコロが
他のニッチ・ポッパーとは違って良いのか悪いのか

んで
最大の売りは米から渡米したヒット曲量産型著名コンポーザー
Kenny Youngの作曲なわけだが(渚のボードウォーク他)
正直なーんかどっかで聴いたような曲が多くて
てか
最初これカヴァーでしょと思ってクレジットを見てしまった程の
何かのクリソツ曲が多いのよね


洋楽パクりまくった筒美京平も偉大な作曲家だから・・・いっかー
(あくまで個人的感想です)


そんな
2022/01/02

アン・オデルが主導して?レイ・ラッセル他と組んだバンドが

    Chopyn - Grand Slam('75 Jet これ1枚のみ)

んで
ドラムが後の流浪の助っ人傭兵・・・サイモン・フィリップス
おそらくSimon Phillipsがメンバーとしてバンドに在籍した初めてのバンド

A-1がウィルソン・ピケットの"Midnight Hour"のカヴァーってくらいなので
基本ファンキーでソウル寄りのロック
ただし
Ray Russellのイメージにもかかわらず
ジャス/フュージョン性はそんなに濃くなくプログレ臭は薄く
サイモンのプレイもステディなファンキーなリズムキープ重視で結構地味
まだ新米10代のディプレッションだからなぁ

また
コ・プロデューサーまでもやってるAnn Odellだけど
ヴォーカルパートはDenny McCaffreyに半分委ね気味ながら
何度聴いても飽きの来ないアレンジの妙が際部までゆきとどいた
UK中堅ドコロの実力やセンスが充分に覗われる良盤となっている

そんで
ジャケが
そんな自分のパートであるピアノを実際に爆破する(多分)という
一発撮りこんなに巧い具合に撮影できるのかなって位に
構図もバッチリな衝撃的かつコンセプチャルなカッチョイイ写真で
ショパンというバンド名と裏ジャケの佇まいで完璧にオチがついてるという
相当な名作級なのにもかかわらず
このレコって
本国UK盤もなく再発も一回(日本)のみという不人気盤なのは謎だ
実際
レコ屋で見かける事も殆ど無いんだよなー
下手したゴミ扱いなんじゃないかと心配してしまうのよね


Foxの3rdに
2022/01/01

陰ながら参加していたもう一人の姫-るが・・・

    Ann Odell - A Little Taste('73 DJM 唯一作)

ソロはこれが唯一作だけど
コーラスでの参加は多数でビッグネームとのセッションも多数
UKロック/歌謡を陰で支えた偉大な歌姫の一人すなぁ

こちらのアルバム
割と多彩な曲調/アレンジで飽きさせないポップソング集

プログレッシ部/パープル厨/パブロッ区的には
John GustafsonとPeter Robinsonという
クォータマス組が参加しているのが注目ポイントでしょ

あと
ここでバック・ヴォーカルやってるLiza Strikeタンもそうだけど
姫-る傭兵部隊が結構手広く活躍してお出るのを
えろえろと探してみるのもおもおもちろい

クォータマス→リッチー・ブラックモア/ディープ・パープルのフィクサー
ミック・アンダーウッド人脈については2年後に後述でR


>ヌーシャ・フォックスのポスター付だが
2021/12/31

彼女にそんなアイドル的人気がにあったかどうかは不明・・・
だと?

バカかきさん歯をくいしばれ
Noosha FoxことSusan Traynorタンが過去に在籍していたバンドと言えば
庶民共には決して手の届かぬ壁レコ中の壁レコ
深窓の姫~るの中の姫~るで尾鷲られるぞ(ry

    Wooden Horse - II('73 York 2枚目)

※1stは持ってないんで飛ばしてこちらで

所謂UKフォーク・ロックの代表的バンドって
トラッドが根底にありつつのUSフォークへの憧憬だったりするんで
リズムのノリが堅かったりヴォーカルの温度感がシリアスに冷たかったりして
イマイチ好きになれなかったりするんだが
このセカンドは相当にアメリカっぽさが自然に血肉として取り込まれている
(A-3の曲名なんて『America』だからなー)
ま 
基本曇り空っぽい湿りっけはしょうがないとして

んで
ウッデン・ホースって何故かプログレの文脈で現れる事の多いグループだけど・・・
ぶっちゃけどこがプログ(前衛)なのかほぼほぼそんな要素は無いのよね

例えば
同時代のアメリ圏にValerie Carterの居たHowdy Moon('74 下)がいて
編成も音楽性もよく似てるんだが
Moog使ってたり声楽的に攻めてるこっちの方がよっぽどプログに近いぞ?

んでんで
むっちゃ希少盤の垂涎アルバムになってる割にわ
聴いてみりゃ特にそんな凄くもなく平和なフォークなので
ガッカリする事しきりかも
よっぽどHowdy Moonの方が曲造りがプロっぽいし
人なつっこいメロも良いしアレンジもよく練ってあるんだよな
(あくまで個人的見解です)

ちなみにHowdy Moonのメンバーはその後イギリス人をメンバーに加え
"White Horse"という名前の白馬・・・
じゃなくて バンドにライドするのだった

画像はリプロ盤だがこれもレア


もう
2021/12/30

誰の経歴に関して話が進んでるのかわからないだろうけど
テリー・リード→様々な事象→ピーター・ソリーで進行中

このPete Solley氏(鍵盤)
まず一般的には無名だろうけど実はもの凄い手広く仕事していて
それもオレ好みのヤツラが多く飯が何杯も食える事この上ない人材
なので
ピラミッドもプログレも関係無いけど
チラーっと飛ばしながら掘って行ってみたい

んで
Snafuの次のバンドが
残念ながら1stと2ndは持ってないんだが・・・

      Fox - Blue Hotel('77 GTO 3枚目・最終作)

姫ーるヴォーカルのこれぞザ・ニッチポッパー
米から渡米してきた有名渡来人ソングライターKenny Youngが在籍

Noosha Fox(Susan Traynor オーストラリアからの渡来人)嬢の特徴的な
解りやすく例えればそうだなぁ 
リトル・ネルとかケイト・ブッシュみたいな高音でアニメ的とでもいいま唱歌


Little Nellも オーストラリア人なんだよな
あの国はこういう傾向が多いのかな

澄んだコケティッシュな声でちょっとノスタルジックで和む小唄を
緩やかに淡々と紡ぎ出してゆくバンド

このアルバムには
これまでに貼ったピーター・ソリー関連の他のバンドの傾向に倣って
やっぱFree系のキーボードRabbitも参加しているし
前述ハンソン(やゴンザレス等)のドラマーや
数年前に貼ったAndy Roberts(ギター/バンジョー)などなど
小粒ながらも手練れ職人達が終結し
ケニー・ヤングのよく書かれた良質な楽曲を演奏する
趣味趣味ポップソング集となっている

<下>
ヌーシャのポスター(裏は歌詞カード)付だが
彼女にアイドル的人気がそんなにあったかは不明

Make It Like It Used To Be
https://www.youtube.com/watch?v=U3PxEc-KlhE


ラーメン食い納めとか
2021/12/29

あの店今年は何日までで来年は何日からやってんのとか・・・
お前らわバカかと

近所に
常時開店回転している安定の名店がアル・ジャロウがバカジャネェノ~

そう
バーミヤンへ池

もういつも多彩なラーメンが揃っていて
しかも
季節毎のフェアで繰り出す変化球

わーたしレッドのサウスポー
 キリキリ毎夜飛びます飛びます
  魔球は魔球は・・・フカヒレー

て事で
ハイ
今期のスペシャル・メニウ
『フカヒレあんかけラーメン』来ましたドーン

1300ps\超と一見結構な出力ながら
最近出店系の意識高い系のラーメン屋さんなら
取り立てて高いってワケでもないのよね正直
ましてや
春木屋設定ならトッピングのマウンティング・マウンテンで
あれよあれよと天文学的な数値を叩き出しはる気やなわけだし
中華街の一流飯店なら普通に数倍のお値段て事を鑑みるに・・・
ノープロブ麺

なので
パパ餃子6個も追加しちゃうぞーと
押っ取り刀でコールボタンをポチ
押っ取って来たていいんサンが「注文フォームでおながいします」と
テーブル上のI Padを指すじゃないっすか

やられたー
じょ 情弱で悪かったな
老人イジメもたいがいにせぇやあーゆーの使いにくいんじゃゴミが
オイオイこのパッド ホントにワイファイ飛んでだろうな あ?
とポチポチやってたらとりあえず注文完了したけど
何故かセットメニューにしちゃって餃子3個増えちゃったじゃナイッスか!
て 
ナイスじゃねーんだよブォゲが
これがホントの・・・ぎょうざん来ちゃった なんつてー

んで
まぁまぁウンマーな一杯だったんだけど
そういや謎の液体がINしたお皿が付いて来たのにふと気付いて
これわ何ぞと終盤にぶっ込みの拓ってみたトコロ・・・
程よい酸味が絶妙にグッドラックに効いた味変とダンスっちまったんだよ

むぅ士郎
最初から入れておけばよかった
しかしバーミヤンて最高ですね

いや
ここバーミヤンがよくやってる釣りサイトのステm・・・じゃなくて
提灯ホメッパゲ記事のホームページじゃないからないからー


しかしオレってホントにラヲタなのかな
(バーミヤンの行灯記事は10回目)


ラーメンビッグシティー吉祥寺の
2021/12/28

ラーメンストリート末広通り(だっけかな)のよく行くレコ屋の近所に
『べいしっく』ちうお店屋さんが出来たので新店チェックに行ってみた

店内てか店外も全くラーメン屋っぽくなく
バーかバルかビストロかキュイジーヌか何かみたいなんだが
やっぱ夜はお洒落な洋食レストラン?の二毛作営業であった
なのでラーメン屋にしてはテーブル席もあるのだが
カウンター席の目の前にはグラスや什器が雑然と積んであって
結果ラーメン屋的には全然お洒落ではないという間借り感
横にビールサーバがあったので勝手に飲んでいいのかなと思ってしまった

あと
朝6:00から営業って・・・
三鷹いしはら食堂に行くかべいしっくに行くか困っちゃうー
てか
朝6:00にホントやってるのかな?
てかてか
その時間にこの通りって客がいるのかな??

んで
ラーメンやチャーシウはお洒落ちうか今風のヤツっぽいんだが
小生そーゆーのをあまり食わないので何系になるのかとか不明でwktk

むぅ士郎
この店いったい大丈夫なんやロカと・・・
案じーる事しきり
半年後には存在しない吉祥寺ラーメン史上の幻店なんじゃねとも思うけど
そういやここって数ヶ月で閉店となって入った事もない幻店
ラーメン津志の裏ってのもなぁ
(津志のNY店は大丈夫なんやロカ)


駄菓子菓子
あんじーる事は無い
(誰も案じていません)
そう!
海潮中華そばをコールしたトコロ
YES!
微妙な魚介類のかほりが絶妙で旨いんでかなり研究されているのだろう

そんな中!
メンマが所謂角材系のぶっとくてかみ切れないレベルのヤツで
これは地雷源と渡なべがやってた昔の流行物で懐かしいレベル
あとは・・・忘れた
とにかく・・・Basicではなかった事は確か


え?
何ヶ月も前のこんなんもう新店じゃねぇ??
遅い???
遅酢具る????
グヌヌヌ

しかし
オレってホントにラヲタなのかな・・・


※夜の店名はanjir(アンジ−ル)


そして
2021/12/27

ついにDavid Coverdaleがホワイトスネイク中期から
小出しに引っ張って来た台本が結実
デヴィッド・カヴァーデイルのレッド・ツェッペリン加入・・・
いやロバート・プラントになりたい妄想がついに実現

     Coverdale・Page - Same('93 EMI)

ジミー・ペイジがThe Firmでは蛇口の栓を絞り込んでいたZep節を全開に
まさに'90年代にフカーツしたLed Zeppelinじゃナイッスか!
耄碌ジジイ扱いされてたけど・・・やれば出来るじゃん!
てか"Still of the night"であんなに煽り合っていた二人はいったい何処へ
という最強アルバムキターーー!

と言っても
実わ小生最初からこのアルバムの良さを理解していたワケでは無くて
「何だこの商売優先の思わせぶり出来レースわ
死んだ赤子の歳を数えるような後ろ向きなアルバムとかバカジャネェノ~」
なぞとバカにしていたワケだが・・・
まさにこれぞ例の
「産業ロックはアメリカのハイウェイを70マイルで飛ばしながら
FMで聴かないとそのホントの良さが理解出来ない」理論が炸裂する事案

むぅ士郎
カリフォルニアにロケ撮影に行った際に
オレンジ・カウンティの乾いた風景を横目に見ながら
朝夕ロケバス内でボーッとしながら毎日揺られていると
このアルバムの曲がヘヴィー・ローテーションで流れていたんだが
それは東京のどんより湿った自宅で聴いていた音とは全く違う
まさに時代と生活と人々と共に生きているリアルなロケンローの
むっちゃカッチョよくてダイナミックな魂に染み入る
ハードロックアルバムだったのです

なので
オレのクルマのスピードメーターはマイル表示のママです

あー
だからジャケも道路標識なんだなぁ
納得


ここで
ハイ裏ジャケの写真に注目~~~(下)
そう!
俺達のロケバスの行き先は・・・
YES!
ピラミッドじゃナイッスか!
またまた点と点が繋がって線になって合流して目が点になったーーー! 

しかし
何で唐突にエジプトに行かされるんやロカ


☆このアナログ盤はほんの?25年前のリリーッスにしては
 信じられないレベルの5ケタ価格に育っています


ホワイトスネイクの項 おしまい

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